身辺調査(身上調査)で不安な警察官志望者はいませんか?

警察官、採用試験、身辺調査、大阪府警、デマ

ブログ管理人の桜井陸です。

先日このブログから大阪府警に合格者が出たとお話ししましたが、その方の他にも試験合格後に当ブログを見つけて色々と情報をいただいている方がいらっしゃいます。(先日、太田様と紹介させていただいた方です。)

こちらの記事で紹介させていただいた方です

 

太田様は大阪府警に合格されたのですが大阪府警の採用試験でデマが流れていると情報をいただきました。

というのは太田様は二次試験で何度か落ちたことがありその際に試験の総合順位で×××と表示されたことがあったのです。

心を乱す身辺調査のデマ

この×××が表示された人は身辺調査に引っかかっているので合格は難しいというデマがヤフー知恵袋に流れているとのことで、太田様も知恵袋でこの誤情報を見つけた時は大きなショックを受けました。

それでもそんなデマに流されることなく合格できたのは熱意と負けん気という警察官に必須な気概なのですが、実は僕も同じようなデマに陥れられた経験があるのです。

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デマは受験生の胸に容赦なく突き刺さる

以前にも「ネットのデマに流されてはいけませんよ」と書いたのは正にそれで、誰しも生きていれば身内や自分自身に何か後ろめたいことはありますし試験に落ちればその暗部が原因で合格できないのかなと疑いますよね。

公務員浪人はゴールがないマラソンなのでこういった小さな障害でも時には試験以上に大きなハードルとなることがあります。

 

例えばこれは僕がいま考えた架空の話なのですが

 あまり知られていない情報なのですが、今までに2回以上交通違反をしたことがある人は試験で大幅に減点されるというのはご存知でしょうか?
これは警視庁限定なのですが東京都は条例で悪質違反者に対して厳しくペナルティが課されており警察官を目指す受験者には当然の措置として導入されているようです。

 

という情報を見れば警視庁受験者は愕然としませんか?(しつこいですがこれは架空の話です。)

こんな根も葉もない情報でも信じ込んでしまう人だっています。

 

僕も受験生時代に自分の身辺について気になることがあったのでインターネットで質問すると、元警察官と名乗る人物に「残念ながらあなたは合格しません。別の道を探すことをお勧めします。」と言われて愕然としたことがありました。

余りにショックな状況を急に突き付けられると周りの音が急に静かになり、ゴォーンという鐘の幻聴が耳の奥で響いたのを未だに覚えています。

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嘘は嘘と見抜ける力を養いたい

もちろんデマだったので合格できたのですが、あの時に言われたことを信じていたら今の僕はいません。

特に人間はプラスになることよりも自分にとって都合の悪いことやマイナスなことを信じてしまうのでデマを受け入れることは仕方ないのですが、情報の真偽を見極めなければ警察官になった時に自分だけでなく相談に来た地域住民も不安にさせてしまいます。

違うものは違う、正しいものは正しいと自信を持って判断できる勧善懲悪の感覚を養いたいですね。

 

太田様もご指摘されていますが特にヤフー知恵袋には相当数のデマが溢れています。

「警察学校で血を吐くまで訓練させられる」とか「現場では男女関係なく仕事をするので暴漢は弱い女性警察官を標的にする」などの書き込みを見た時はどこの国の警察の話をしているのかと腹が立ちました。

 

 

旧日本軍ならあり得たかもしれませんが血を吐くまで訓練させられたらこの時代の若者はほとんどが辞めるでしょうし、そもそも血を吐く訓練ってどんなものかも想像つきません。

現場では男女が任務分担して働きますので、女性警察官が荒れた現場で暴漢に対峙するなんてことあり得ません。

男女平等というのは男性社会で少しでも女性が働きやすい職場作りにするという意味で男女が平等に働くという意味ではないのです。

情報の出所・確度を調べてみる

話は少しズレましたが、ネットのデマを信じて夢を諦めることだけはしないでください。

僕の私見ですがネット情報よりも本の方が確度は高いです。

ブログを書いている僕が言うと矛盾していると思われそうですがこれは間違いありません。

 

本は出版するときに作者だけでなく出版社も通すので誤った情報を書くことはできません。

それに反してネットでは個人が思ったことを書けるのでいわば無秩序・無責任に情報発信できるのです。

その情報を判断するのがネット利用者なのですが、公務員浪人は不安で気持ちが弱っている上に受験情報は少ないので明らかなデマでも信じてしまいます。

例えば上で僕が書いた架空の話でも中には信じてしまう人はいるでしょう。

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信じるのは自分。それは文字通り「自信」となる。

ライバルを蹴落とそうとする心無いデマ、受験者を惑わせる出所の不明なデータを信じることなく落ち込んだときでも自分のやる気を引き出す「ここぞというストーリー」を胸にしまって合格しましょう。

手前味噌な話ですが、このブログ「リクストリーム」が少しでも皆さんの支えになればこれ以上の幸せはありません。

 

そしてもし僕が書いている情報で誤りや気になる部分があれば遠慮なく教えてください。

一度書いた情報もどんどん更新して、更に新しい情報を加えて誰もが信用できるサイトをこれからも続けていきます。

受験生からの情報と試験に合格された方からの情報、そして公務員浪人経験者でもある僕の情報を融合させてみんなで作り上げるブログにしたいと考えています。

続けて→【身辺調査で警察官になれない人達】の記事へ

5 件のコメント

  • 初めまして。当サイトを読みいくつか気になったことがありましたので質問させていただきます。
    現在民間企業に勤めており、これから警察官採用試験を受験するのですが、他のサイトでは身辺調査において近隣住民からの風評を聞くと書いてあったのですが、現在の住所周辺の近隣住民なのか、本籍や実家の近隣住民への聞き込みとなるのか気になります。若気の至りで迷惑をかけていた頃もあったので…
    また、財政状況も確認されるとも書いてあり、私は借金が600万程度あるので心配です。
    よろしくお願いします。

    • ブログをご覧になっていただきありがとうございます。
      身辺調査についてはデリケートな内容であるため、記事にも説明してありますように回答は会員様限定とさせていただいております。
      ご了承ください。

  • 身辺調査については、デマが多い、それもほとんど、だと思っています。
    ですので、あえて違う角度の質問をさせてください。
    櫻井さんの知っている現役警察官の方で、3親等以内に共産党員の親族がいる方はいらっしゃいますか?

  • 初めまして。
    身辺調査については、デマが多い、それもほとんど、だと思っています。
    ですので、あえて違う角度の質問をさせてください。
    桜井さんの知っている現役警察官の方で、3親等以内に共産党員の親族がいる方はいらっしゃいますか?

    • 『いる』と答えてもそれはそれで警察にとって不利益な回答ですので、身辺調査については誠に申し訳ありませんがノーコメントとさせて頂きます。ご了承ください。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。