幻影旅団という盗賊団の団長から学ぶカリスマ上司に見せるコツ

幻影旅団、クロロ、ハンターハンター、団長

リクストリーム管理人の元警察官・桜井陸です。

みなさんは幻影旅団という盗賊を知っていますか?

欲しい物はすべて強奪するという世界でも有名な盗賊集団です。

そして幻影旅団のリーダーの仕事術がとても参考になるのでお話しします。

幻影旅団ってどんな集団?

この幻影旅団というのは別名で蜘蛛(くも)と呼ばれておりメンバーはみんな蜘蛛の刺青を入れています。

リーダーが団長と呼ばれる若い男性で、その下には男女含めて12人の構成員がいます。

この盗賊団の面白いところはリーダーが欠けても機能するというところです。

実際にリーダーが誘拐されて人質として利用された時はリーダー自らが「俺の命に価値はない。」とあっさり言い放ちます。

 

幻影旅団は冷酷な人間の集まりなので団長を見殺しにするのかというとそうではなくて、メンバーは死に物狂いでリーダーを助けます。

こういう冷酷に見えて実は人間味あふれるところが幻影旅団の人気になっています

幻影旅団に隠されたカリスマ性、リーダー論

実はこれね、ハンターハンターという少年漫画の話なんです。

幻影旅団は僕の青春時代のヒーローで、いい年した今でも大好きなキャラクターです。

ふーん、興味ないからいいわと思う人はちょっと待ってください。

幻影旅団にはリーダー論やカリスマ性というのが詰め込まれており、読んでいるととても参考になるんです。

 

 

主人公が敵に勝てない漫画

まず少年漫画というのは基本的に主人公がどんどん強くなって悪役を倒すというのがセオリーですよね。

このハンターハンターでもゴンという少年が主人公なのですが、幻影旅団が強すぎて勝てないんです。

周りの仲間も幻影旅団に勝つことはできないので逃げ回ります。

出会えば殺されるから逃げる。

 

こんな漫画なかったでしょう?

ベジータやフリーザが出てきた時も結局は悟空が倒してくれましたが、ハンターハンターにはそんなご都合主義が存在しません。

勝てない相手にはどうあがいても勝てないんです。

幻影旅団のメンバー誰か1人と主人公達が複数で戦っても間違いなく殺されるような相手なのです。

団長と呼ばれるリーダー

そしてストーリーが進んでいくうちに「主人公たちがどうしても幻影旅団のリーダーを誘拐しなければいけない」というどう考えても無茶な話がでてきます。

幻影旅団のリーダーは仲間から団長と呼ばれていて頭がとんでもなくキレます。

力の強さはメンバーの中でも上から6番目位なのですが、頭脳戦と集団戦で向かってきた相手を完膚なきまでに倒します。

最強の団長

主人公の仲間が駅で幻影旅団の団長を物陰から見たシーンがとても印象的でした。

黒い服でオールバックの男性が団長なのですが、団長を初めて見た主人公の仲間はあっさりと

「こんな作戦無理だ。怖すぎて正面から顔すら見れない」

と主人公に告げます。

結局この凶悪な集団のリーダーを誘拐できたのかという話はネタバレにもなりますし、本題からずれるので置いておきます。

幻影旅団の魅力とは絶対的な悪

この幻影旅団ですがどこに魅力があるのかというと最初に話したとおり「どうあがいても主人公が勝てない」というところです。

何度も修行して最後は倒すというご都合主義は通用しません。

見つかれば拷問されて殺されるので戦えないんです。

 

一貫した「絶対的な悪」という存在にはロマンがあります。

力量がありすぎるので強敵やライバルにはなりません。

最後は勝つという今まで使われてきた手法が全く通じないんです。

正攻法では絶対に勝てない敵というのはニッチな存在ですよね。

 

そして大きな魅力のもうひとつに「団員同士の結束力」があります。

冷徹に見える幻影旅団も一枚岩ではなくて仲間が殺されると全員で復讐します。

どこまでも追い詰めて追い詰めて復讐するのです。

だからヤクザすら幻影旅団を恐れて手を出すことができません。

また冷徹な中にも団員同士には熱い仲間意識があり、そのギャップがたまらないのです。

団長のカリスマ性

何よりも一番魅力的なのは団長の存在です。

上にも書いた通り、力は団員の中でも上から6番目位です。

それでも仲間が付いてくる理由があります。

 

それは絶対的なカリスマ性なのです。

仲間は何かあると団長にすぐ相談します。

団長はその相談に対して即答するんですが、自身の経験や知識から完璧な答えを導きます。

「迷わない幹部」という存在

団長は迷わないんです。

これってリーダーとして絶対に必要なことなんですよ。

僕も巡査部長になって幹部候補として教育を受けた際に「迷わない幹部になれ」と授業で何度も教えられました。

 

幹部は迷ったらいけないんです。

実際に団長は現場でもメンバーに指示を出します。

「お前は俺についてきてフォローしろ。〇〇と△△はここに残って尾行している奴を捕まえろ。集合は××に〇時集合」という風に即断します。

これが部下のついてくる幹部なんですよね。

リーダーはミスを認める

必要とされるリーダーは嫌われません。

そして間違いはすぐに認めます。

団長も判断ミスをしたことがあります。

 

その時はみんなの前で謝って自分のミスを公表しました。

それも大切なことなんです。

上司の失敗って、実は部下も気づいています。

 

お互いに気付いてるから気まずいんです。

そしてミスを認めないとそのミスは陰口になってどんどんと拡散されます。

結果的に自分の知らないところで部下からの評価は下がってしまいます。

キャラクターという自己ブランディング

社会人として働く以上は評価を上げ続ける必要があります。

そして評価を上げるためにもキャラクター作りというのは本当に重要です。

ブログの世界でも人気ブロガーはキャラクター作りを重要視して評価を大切にしています。

 

それが自己ブランディングというものなんです。

キャラクターとは自己ブランディングであり、そこをおろそかにすると仕事でも出世できません。

僕は自己ブランディングを軽視していた

僕は警察官になって最初は自己ブランディングを軽視していました。

そして僕は先輩や上司から冷遇される一方で、同期は上司から可愛がられたり後輩から人気なのです。

なぜ同期だけ人気なのか必死で分析しました。

 

そうすると同期は

  • よく笑う
  • ギャンブル好き
  • 嫌なことがあっても顔に出さない
  • 人見知りしない

という点が見えてきました。

 

人見知りせずいつでもニコニコしているから話しやすいし、面倒な指示を出されても嫌な顔はしない。

警察はパチンコ好きが多いから先輩や上司と趣味が合う。

 

これ完璧なんですよ。

自分と趣味が同じで指示には素直に従ってくれる話しやすい部下って誰でも重宝しますよね?

その点、僕は妙に自信家でプライドも高く嫌なことはすぐに顔に出るで嫌われるのも納得です。

 

そして僕は自分の長所や短所を書き出してみると主に

長所:負けず嫌いなところ、努力家、勘が鋭い、面倒見が良い

短所:飽き性、感情がすぐに出る、自信家の反面すぐに傷つく

という部分が判明しました。

 

これをどうするべきか。

どうやったらとてつもなく嫌われたこの状況から挽回できるのか。

そして出た答えは「卑屈になることなく前向きに仕事する。」ということでした。

まずは長所を生かす前に短所を改善しようと思ったのです。

 

嫌われまいと好かれようとして媚びてる人はいませんか?

媚びているくせに妙に自信家で内心は他人を見下している人って実はバレてるんですよ。

話すと要所要所で出ています。

 

「でも」とか「そうですかね」みたいに反論する言葉が気付かないうちに出てるんですよ。

僕は気づくまでそうでしたし、僕の部下でもいました。

相談して真面目なフリをアピールするんですが、せっかく答えをもらっても反論したりね。

そこは自分の意見なんて言わずに「ありがとうございます。勉強になりました」って素直に感謝しとけばいいだろっていう。

 

人の意見を素直に認めたら負けと思うタイプに多いと思います。

だからまず僕は意見されると素直に「分かりました」と言って従うことから始めました。

こうする内に次第と僕を見る目も変わってきました。

昔に比べてマシになったよなと言われることが多くなりました。

ここでようやく自分のキャラクターを徐々に見せていくことができるんです。

キャラクター作りは難しい

僕の場合は長所と短所を混ぜ合わせて作ったキャラクターが「普段は適当だけどやるときは誰よりも仕事ができる」というものでした。

適当だけど仕事ができるって矛盾してるから難しいです。

そのためにも休みの日は必死で法律を勉強して出来ないことや分からないことは素直に聞き、メモに書いて持ち歩きました。

 

適当になるには正しい答えを知っていないといけません。

適当とあいまいは違うんです。

質問されると間違いのない答えを出せて、仕事でもミスをしないことが適当の大前提です。

 

信用されないと適当は成り立ちません。

だからアピールのために聞いたり勉強するんじゃなくて、自分のために勉強しました。

恥ずかしくても分からないことは後輩に聞きました。

 

こういう風にアピールのためじゃなくて自分のために勉強する姿勢って驚くほど人は見てるんです。

それだけ必死なんですから伝えたくなくても自然と伝わるんでしょうね。

ちなみに頑張る姿を見せるのが恥ずかしいというのは言い訳です。

泥臭くても恥をかいても食らいつく姿って本当に大切なんだとこの時によく分かりました。

雑用は身を助ける

それと人が嫌がる仕事や雑用は率先して僕が応対しました。

こうすることで雑用はこなせるし平均的な仕事は任せられる、その場にいなくてはならない存在になれたのです。

嫌な顔せずに雑用を完璧にこなせると強いです。

 

みんな雑用なんてしたくないから、率先して雑用をこなしてくれる存在がとても重宝されます。

そうなると自分が一日でも休むとみんな雑用の仕方が分からないから困るので、休みにかかわらず電話が鳴ったりします。

職場で一発屋になってはいけない

必要な存在になれると好かれます。

媚びることなく、ニコニコして雑用するだけで必要とされて重宝されるんです。

そこで仕事を覚えたらもう最強の存在になれますよね。

 

仕事もできないで意味不明なキャラクターを演じると本当に痛いだけの人物です。

だから必要不可欠な存在になれたときにやっとキャラクターを出すべきなんです。

そうじゃないと芸人の一発屋みたいに最初は面白がられてもすぐ飽きられて終わっちゃいます。

転勤とか配置換えのない職場で飽きられたらキツイですからね。

上司は部下に細かい指示をしてはいけない

幻影旅団の話に戻りますね。

団長のカリスマ性が高いところに「細かい指示はしない」というところがあります。

 

メンバーがある仕事をする際に

「今日は団長から珍しく仕事に細かい注文があった。」と話す部分があります。

これは上司として大切なんです。

 

細かいことを指示することが大切な場合もありますが、ほとんどは自分の保身等が入っています。

「そんなこと言われなくても分かっている」、「細かいなあ」と思われると部下はついてこなくなります。

毎回細かく指示されると自分の能力を信用されていない気がするからです。

 

そして見ていないところでは指示通りに動いてくれなくなります。

逆に普段細かく言わない人から色々と注文された方が素直に聞けますよね。

怒ると叱るを区別する

団長はメンバーに威張りません。

絶対的な上下関係はあるのに上から指示することがないのです。

ニコニコしてメンバーと世間話します。

 

それでも行き過ぎた発言、行動をする構成員には短い言葉で一喝します。

怒ると叱るを区別しており、叱られたメンバーは素直に従います。

そして叱ったあと団長はお互いの間に溝を残すことなく仕事の話を始めるのです。

見事な間です。

キャラクターを演じる

団長は幻影旅団で唯一キャラクターを崩しません。

どんな時も冷静です。

これはとても大切なんです。

 

仕事でいざという時にテンパってヒステリーになったり逃げたり、部下の責任にしたりする上司っていませんか?

団長はありません。

終始余裕な顔をしています。

局面が厳しいときになると逆に薄笑いを浮かべます。

余裕を演じるんです。

 

もしかしたら団長も一人になったときや家に帰ったら恐妻家なのかもしれませんが、誰も素顔を見たことがないのでミステリアスなのです。

そこもまた団長の魅力なんでしょうね。

上手な褒め方は部下を伸ばす

団長は部下の意見を積極的に取り入れます。

部下を重用する姿勢を見せると組織に活気が出ます。

うわべだけで「君を信用しているよ」と言っても言われた方も子供じゃないんですから見抜きます。

 

団長は「その通りだな」と言うと部下の考え方をあっさりと採用します。

しかもみんなが見ている前でわざとらしくなく褒めます。

これが上手い人は部下を伸ばすのが早いんですよね。

デキる人は見た目が良い

仕事外では意外とカジュアルな服装を着ます。

普段はスーツを着たりしてカッチリしているんですが、オフの日はオールバックを下ろしてストリート系のファッションをして雰囲気も変えます。

会社ではカッコいいのに休みの日に会うとダサい人っているでしょう。

 

自分のキャラに合わせた私服のセンスって難しいんですが、団長はサラッと着こなしてしまいます。

体形もスリムなのでどんな感じの服も似合います。

見た目って大切なんですよね。

髪の毛ボサボサで汚れた靴を履いてるサラリーマンなんて信用されませんから。

団長の仕事術まとめ

団長の仕事術をまとめると

  • 部下に指示する時や仕事の相談をされたときも迷わずに答えられる
  • 威張らない(上から指示しない)
  • 自分の間違いは素直に認める
  • 部下に細かく指示しない
  • 冷静沈着
  • 叱り方が上手い
  • 部下の意見を積極的に取り入れる
  • 部下をみんなが見ている前で上手に褒める
  • 見た目が良い(社会人として清潔な服装、見苦しくない体形維持を心がけている)

となります。

 

ハンターハンターという漫画は少年漫画ですが、内容が濃くて大人にも大人気な理由が納得できます。

団長の仕事術は色々と生かせますので興味ある方はハンターハンターを読んでみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。