【相撲問題】救命中の女性に対する行司の「土俵から降りてください」発言について

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

最近ニュースで問題になっているのが京都の舞鶴市で開催された大相撲巡業の出来事ですよね。

土俵上で倒れた市長を救命しようとした女性に対し、行司が動転してアナウンスしたことがかなり非難を受けています。

 

これはどうでしょうか。

理屈で考えれば人命を軽視していると捉えられて良くないことなのですが、僕はとても非難することはできません。

このニュースを見たとき、「角界というのはよほど厳しい世界なんだろうな」としみじみ思ったのです。

 

相撲業界というのは一般的な社会に比べて隔絶されており、非常に厳しい規則やしきたりが敷かれています。

その中で人生を懸けて生活してきた人たちは目の前で起こったイレギュラーな光景に対応しきれなかったのでしょう。

ある種、身体にしみついた職業病の一つなんだと思います。

 

僕たちは土俵に女性が上がるということに何にも違和感を感じません。

でも相撲の世界で生きる人たちはこれが生活の全てですから、初めて見る光景に動転してしまったんでしょう。

人間ですから誰にも予想もつかないミスはあります。

それを最近はツイッター等のSNSで大勢が弱者を非難する傾向にありますよね。

僕はその方が問題だと思いますし、違和感があるのです。

 

少し対応に問題があったのなら「次からはもう少し柔軟に対応しような」と上司が注意すれば終わりのところが全く関係のない人まで攻撃に加わる光景をみるとゾっとします。

日本の伝統文化にまで海外発祥のジェンダーフリーなどの文化を次々と取り入れると、どんどん日本はおかしくなる気がします。

一つの事象を一方向からだけで判断するのではなく色々な方向から見て「なぜそれは発生したのか」と考えて、多数派の意見に流されることなく論理的思考力を養う習慣を身に付けたいですね。

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