中途採用で民間から警察官に転職する難易度を解説します

警察、試験、中途採用、転職

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

今回、講座受講生の方が高倍率の某県警に合格されました。

その方は前職を退職後3年間も空白期間がありましたが合格されています。(下に直筆のお手紙を掲載しています)

ですので今回は中途採用で民間から警察官に短期間で転職する方法と試験対策の注意点について説明します。

転職して中途採用で民間から警察官になるには

まず警察官採用試験は公務員試験なので新卒者だけでなく既卒者、つまり中途採用でも受験して合格すれば転職可能です。

僕も民間から転職して警察官になりました。その場合、多くの方が気になるのは倍率や難易度、待遇や離職率ではないでしょうか?

転職者が試験に受かる難易度

まず警察官になるためには警察官採用試験に合格しなければなりません。

この試験は大体の倍率が男性が3~7倍、女性が5~12倍です。(時期、区分によってバラつきあり)

試験内容は一次試験が筆記試験、二次試験が面接と体力検査、適性検査という自治体がほとんどです。

警察官採用試験の難易度と勉強方法について

警察官になるには警察学校の訓練を受けて特別な試験を受ける必要があるような気もしますが、筆記試験と面接に受かれば警察官になれます。警察学校に入校するのは試験に受かったあとなので予想よりハードルは低いです。

【関連記事】適正検査についてはこちらをクリック

既卒でも問題ない

ちなみに中途採用だと新卒に比べて不利になりそうなイメージもありますが、実はそんなことはありません。

既卒のアラサーでも合格している人はいます。試験対策をしっかりしていれば難易度を気にする必要はまったくないのです。

現に今回の合格者も退職後に3年もブランクがありましたが合格しています。

警察官の給料とボーナスについて

ここで警察官の給料を説明します。この表をご覧ください。

警察官の給料とボーナス

いかがでしょうか?これが高いのか安いのかは現在のお仕事と比較しなければ分かりませんが悪くないはずです。

待遇や手当てとして給料以外に住宅手当や扶養手当等がしっかり支給されるのでお金に困ることはまずありません。

警察学校に入校中(高卒区分10か月、大卒区分6か月)は月に15万円程度ですが卒業すれば一気に給料が増えます。

 

僕は30代中盤で600万円後半の年収をもらっていましたので、階級や年次で多少の差はあってもこれ位が平均になります。

また団体割引が利くため各種保険(車両保険、傷害・生命保険等)へ非常に安く加入できるのも大きな魅力です。

保険会社が「これほど安い保険はございません」と力説するほど確かに安いです。

職歴が短いと不利になるのか?

警察試験は年齢制限が現段階で最高が36歳です。(兵庫県警36歳、警視庁34歳、大阪府警33歳など自治体で様々)

大学を卒業後12年ほど勤めた会社を辞めてそろそろ転職しようと警察官を目指す人と、大学を卒業して民間に就職したものの1週間で会社を辞めた人はどちらが合格しやすいと思いますか?

転職、中途採用、警察

実はこれも試験に受かりやすいという考え方は間違っているのです。

もちろん長年同じ会社で働いて転職した人の方が受けは良いですが、何度試験を受けても受からない人はいますし1日で会社を辞めても合格した人は実際にいます。

【関連記事】就職試験の面接で不合格になる人はこの3タイプだけです

 

なぜそのような差がでるのかというと試験対策を誤っているからです。

転職する場合、多くの人は志望動機ばかりを考えていますが採用側は志望動機同様に重視するのが退職理由です。

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なぜこのように言い切れるのかというと僕は現在民間の人事課で面接担当をしており、官公庁や他会社と人事交流会をする中で最も重視されているのが退職した理由だと改めて知ったからです。

例えば某市役所が配布している受験カードには「退職理由」という枠が用意されていますし、転職サイトのエントリーシートを見ると「退職した理由」という項目を用意する会社も多いです。

僕が某市役所の人事部の方に見せていただいた社会人採用枠の願書がこちらになります。退職理由が最初から印字されていることから辞めた理由が重視されていることが伺えます。

退職理由、警察官、民間

退職理由が重視される理由

ではなぜ退職理由が重視されるのか。

それは今、短期離職が非常に多いからです。

どこの企業も頭を悩ませているのが入社してもすぐに辞める転職者で、特に今は超売り手市場のため人材確保が非常に難しいのです。

 

某メガバンクの人事担当に話を聞いたところ

銀行人事課
応募が少ないんですよ。募集したらもちろん人は集まるんですが最近は良い人が銀行に来てくれないんです。

と悲痛な声を出されていました。

警察官の離職率

これは民間だけでなく公務員も同じで、特に警察官採用試験は受験者が激減しています。

青森県警の公表しているデータを見てみると2018年の受験者は4割程度も減少しており、実際に警察庁のデータを見ても2017年の受験者は8万5531名と10年度から5万人も減少しています。

 

こちらは千葉県警のデータですが採用数と離職率が非常に深刻な事態であることが分かります。

千葉県警、警察学校、離職率

募集したら人は集まるけど良い人材が集まらない。

これはどこの企業も自治体も抱えた悩みです。

だから警察はユニークなポスターを出して固いイメージや厳しいイメージを払拭しているわけです。

離職者を減らしたい

とにかく離職率を減らしたいのが採用側の希望です。

だから受験者には「なぜ退職したのか」を聞きます。

特に警察官を辞めて別の自治体警察を再受験される方は退職経緯を細かく聞かれる理由はこれなのです。

【関連記事】警察試験の入退室の間に面接官が重視することと不合格になる仕組み

警察、試験、面接

中途採用者の場合はすぐ退職する人材と思われないことが何よりも大切です。

千葉県警は合格者の1割が警察学校で退職しています。

面接でも「集団生活は大丈夫か?」としつこく質問されるのはこういう背景があったのです。

警察官を辞める理由

ちなみになぜ警察官を辞める人が多いのかというと公務員だからという理由で受験する人が増えたからです。

警察官という仕事をあまり理解せずに採用される人が多いため警察学校で退職する人が増えている現状にあります。

給料や仕事の安定性だけを見て警察官になった人にとってはかなり厳しい職場なのは間違いありません。

体力テストと面接対策について

それでは今回合格された方から体力テストと面接対策についてアドバイス頂いたのでご覧ください。

警察官採用試験、難易度、対策 警察官採用試験の試験科目と勉強方法 警察官採用試験の対策

いかがでしょうか?

3年もブランクがあっても合格されています。(採用数が極小のため自治体を消しています)

倍率も高くブランクがあっても対策さえ間違わなければ合格できることが分かるでしょう?

志望動機と自己PRを修正した理由

僕はこの合格された受講生の志望動機や自己PRを見て、最初はそのほとんどを修正しました。

求められる人材に合わせるというよりも「求められない人材」にならないように不必要な部分は削除して、アピールできることを色々な角度から検証して楽譜を紡ぐように志望動機を完成させたのです。

【関連記事】警察官志望者の志望動機を添削してみました

退職理由が必要な理由

警察の研究と退職理由、そして志望動機と自己PRを綺麗に重ねた文章は読んだ人へ好印象を与えます。

僕は今の会社で受験者の履歴書や職務経歴書を読む中で「これはキツイなあ」と考え込んでしまうものを見ました。

正直な話、面接する必要はあるのかなと思う受験者もいます。

中途採用で不合格になる人

これは採用担当ならよく分かる話なのですが面接途中でもう既に不採用に決まっている人もいます。

意味不明な志望動機やとんでもない退職理由を堂々と話す人も多いんです。

ちなみに今回の合格者さんも最初、志望動機を読んだときに「これは厳しいな」と感じました。

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面接官の視点で考える

志望する理由を読むと警察の仕事ではなかったり、希望する課の業務内容ではなかったり、熱意と研究内容がアンバランスなのです。

これを読んだ面接官はどう思うか。この視点で受験しないと最終合格は至難になります。

【注目記事】警察官になるにはどうすればいいの?勉強方法から面接対策まで【合格者直伝】

警察官採用試験の難易度や倍率について

中途採用受験者の多くは倍率や難易度を気にしますが、お手紙にも書いてある通り試験対策さえ間違わなければ関係ないのです。

なぜ自信を持って言い切れるのか、それは僕自身が3年も空白期間があって最終合格したからです。

そして今では採用担当として転職希望者を採用する際に見るべきポイントを知ったからです。

合格しやすい県警や合格率について

受かりやすい県警があるのか、合格率が高い県警はあるのか、そのように検索している人も中にはいるでしょう。

ただ以前にも説明したように倍率と難易度には何ら関係性がないのです。

警視庁に不合格でも地方の自治体に合格した人がいるように、志望する理由を採用者の目線で考える思考は大切です。

【関連記事】警察官採用試験の難易度と合格率(倍率)を公開します

警察官、試験、志望理由、自己PR

採用者の目線で考える

ちなみに僕の同期には前職を1日で辞めたけれど最終合格した強者もいました。

入社式で辞令訓示を受けたときに一生を捧げることを想像するとゾッとして、入社日に退職したそうです。

この話を聞いて同期はみんなが笑いましたが僕はその気持ちがとても分かりました。

社会貢献できる仕事に憧れる

心ここにあらず、というのか興味がない会社にいると孤独や不安を感じるんです。

働く意味も分からず給料を貰うためだけに働くって自分の人生を浪費しているだけですから。

だから民間経験者で警察官に転職する人は社会に貢献できる仕事に憧れを持つんです。

警察の仕事のやりがいとは

仕事へのやりがいとはお金を貰うだけでなく、仕事を通じて自分の価値を高められるからやりがいを感じられるんです。

この部分を自分の言葉で説明するのが退職理由と志望動機です。

社会貢献がしたくて辞めて警察官を目指した、という理由ならば消防士でも看護師でも良いわけですから。

(実際に面接でこの突っ込みをされた人も多いです

【関連記事】地域課の警察官になるには?仕事内容とやりがいについて

面接官に不信感を抱かさない工夫

面接官に志望動機などを話した時に「その理由で会社を本当に辞めるかな?」「その志望理由で警察官を目指すって本当かな?」と不信感を抱かさない工夫は必要です。

 

特に警察官を目指すために会社を辞めた割には全然研究が出来ていなかったりすると、それだけで「この受験者は勢いだけで何も調べていないな」とすぐに見破られます。

警察官になりたい理由を説明できますか?

自分は警察官になりたいのになぜ採用してくれないのか。

そういう歯がゆい気持ちを持った人も多いでしょう。

でも採用側も同じように「受験するなら最低限の研究はして欲しい」と思っているのも事実です。

大阪府警の採用試験について

ここで大阪府警の記事をご覧ください。

大阪府警は8日、警察官の採用選考制度を2013年度から大幅に改正すると発表した。

志望動機などを書く「エントリーシート」を全国の警察で初めて導入。柔剣道の有段者などスポーツ分野で優秀な実績がある受験生には加点して、”体育会系”を重視する。

就職難を受けて応募者数が増える一方、厳しい訓練や規律になじめずに採用しても間もなく辞職する警察官が多いといい、警務課は「仕事への熱意や体力などを見極めたい」としている。

 

新制度では1次選考で武道の有段者らを加点。志望動機や自己PRを書くエントリーシートも内容を点数評価し、教養試験の結果に合算する。
従来、教養試験の高得点者が2次選考に進む仕組みだったが、人間性や体力面を評価に加える。

部活動などで試験勉強が間に合わない受験生に配慮し、教養試験では世界史や物理、英語といった人文・自然科学分野の出題を中止。2次選考の体力検査は、腕立て伏せや反復横跳びなど結果を点数化する方式にし、比重を高める。

 

府警の警察官採用試験の応募者は12年度は1万人を超え、リーマン・ショック前の08年度に比べ約4割も増えた。ただ警察学校在籍中に約1割が辞め、警察官になっても3年以内に離職する率が2割近くに達しており、府警では「ミスマッチをなくし、熱意と覚悟のある人材を集めたい」(警務課)考え。

府警では20代を中心に警察官によるわいせつ事件などの不祥事も相次いでおり、一部の若手の資質や育成方法を問題視する声があった。

出典:日本経済新聞「大阪府警「求む体育会系」 警官採用制度を大幅改正 」

警察で面接が重視される理由

大阪府警はマスコミに対して「熱意と覚悟のある人材を集める」と明言しています。

警察学校でも1割が退職して3年以内の離職率も2割、更に若手の不祥事が多いことを考えると面接の比重も分かります。

辞めない人材、警察官の資質がある人材、この2点が求められているのです。

【関連記事】大阪府警察官採用試験の対策と倍率・合格率について

転職理由と志望動機は説明できますか?

なぜ転職するのかを質問される理由は「警察官になっても同じように早期退職しないのか?」を見られているわけですし、なぜ警察官になりたいのか質問される理由は「警察官を目指す人物として適正な志望理由が説明できるか?」を見られているわけです。

ここで退職理由について人間関係が悪くて辞めたとか仕事が合わなかったなどと説明すると合格するのはほぼ不可能ですし、志望動機についても相手が求める人材に沿った内容を説明できなければ合格は難しいです。

社会人から警察官に転職するのですから何かその企業で培ったことや社会人として学んだことを生かせるはずです。それが転職の強みであり民間企業経験者の売りとなるのです。

転職エージェントについて

少し話は変わりますが、僕が転職エージェントの人や大手転職サイトの人と求人の打ち合わせをして驚いたのは、転職サイトを作る会社すら企業の求める人材をちゃんと理解していないということです。

中途採用で警察官に転職するには

少し内情をバラすと転職エージェントは登録者が転職成功すれば企業から報酬がもらえる仕組みで、転職サイトは応募数が高ければ高いほど企業から再契約してもらえる仕組みになっています。

 

だからとにかく応募が多く集まるように転職サイトは見栄えの良い転職情報を作るのですが、この出来上がった原稿のほとんどを僕が修正しています。

 

綺麗ごとを並べるだけではなく仕事の厳しさや現状を説明して、それでも応募してきた受験者を面接する仕組みに変えたのです。

警察と同じですよね。離職率を低下させる取り組みを導入したのです。

警察学校の訓練や人間関係を理解しているか

給料が良くて制服も格好良くて、公務員だから安定していて社会的地位も高い。

でもそれだけではないんです。

警察学校では集団生活があって訓練もあるし教官も厳しい。

警察学校を卒業しても現場は更に過酷で楽しいことだけではない、それを理解していない人が退職しているんです。

受験時に警察の研究すらまともに出来ていない人が警察に入ってやっていけるのか、それを面接官目線で考えれば受験する自治体の研究がいかに大切か分かりますよね?

警察官になるために必要なこと

警察官になるためにまずは自分自身の研究と受験する自治体の研究を徹底して面接対策すること。

これが中途採用で警察に転職するためには何よりも大切です。

どのような人材が求められるのかを良く考えて試験に臨んでください。

 

最後になりましたがこの度は合格おめでとうございます。

これからの素晴らしいご活躍を心から祈念しています。

(中途採用者の方が非常に多いのでこの記事をツイッターやブログ等でリンクして頂けると本当に嬉しいです)

111 件のコメント

  • はじめまして、警察官を目指す者です。
    身上調査についてです。
    実は台湾人の知り合いがいるのですが、警視庁のobから日本と対立している国と知り合いとかあり得ないといわれました。
    これは身上調査において不可となるのでしょうか?

    • 日本の警察もそこまでの捜査力はないので大丈夫です。それに台湾は親日家も多いし日本と敵対してませんよね。安心して仲良くして下さい。

  • はじめまして、面接で悩む者です。
    実は運動部未経験者なのですが、面接によくある「つらかったこと」が出てこないのです。
    親族の死や「ありません」や、大卒30代なのでさすがに中学生の時のことをあげるのもまずいですし、面接では当然通用しないと思うのですがなにかいいものがあるのでしょうか?

    • 『辛かったこと』は精神的に悲しい経験だけに限定せず、例えば苦しい練習や仕事で苦労した体験を挙げることでも説明は可能です。
      就職して新人のうちに全く苦労せずに仕事を覚えられる人はいないので、その苦労から学んだことを説明できれば前向きな回答となります。

  • 警察官(高校新卒)を目指しています。
    私は警視庁の第2回の採用試験を受け、一次試験は筆記17点国語試験43点で一次試験を突破しました。また、2時試験の面接では自分なりに手応えを感じています。しかし、知恵袋などの信憑性がないところで「この一次試験の点数でも2次試験の内容が良ければ最終合格の見込みありますか。」という質問に対し、回答者から「そのような筆記の点数では最終合格は難しい」と言われました。たとえ信憑性がない知恵袋でもその回答に現実を突き詰められている自分がいます。本当に一次試験の点数が低いと、例え2次の内容が良くても最終合格は厳しいのでしょうか。(警視庁はホームページに1次と2次の総合点で合否を決めると記載しています)
    桜井さんどうかご回答よろしくお願い致します。

    • ヤフー知恵袋のように信憑性が低いところほど不安を揺さぶられて信じてしまうのはよく分かります。
      ただ私の講座でも一次試験があまり良くない点数で合格した方はいらっしゃいましたし、近年は面接を重視しているので二次試験の出来によると思います。後は論作文がどこまで書けたかも大きいですし、手応えがあったという自己評価と相手側の評価が近ければ近いほど合格する可能性は上がります。
      私がこれまで動画でも説明してきたように聞き上手な面接官に当たると手応えを感じてしまうので、その点について注意してください。
      吉報をお待ちしています。

  • 先日警察の2次を受けてきました。
    面接で「もし欲しいものが目の前にあって買いたいけどお金がない時どうする?」と聞かれ、僕は「家がお小遣い制なので親に月の小遣いを前借りしてもらって買います」と答えました。
    しかし、今日学校に行くと先生から「その回答は我慢できない人って判断されるからやばいよ」と言われました。本当にこんな回答して良かったのか不安で仕方がありません。

    • そこでは「お金を貯めて買います」と答えるのが妥当ですが咄嗟の質問でついつい本音が出てしまったのでしょうね。
      金銭感覚を確認する質問なので先生の仰るとおり確かにベストな回答ではないですが、それを捉えて不合格になるか否かは採用側が判断するので深く考えないようにしましょう。
      警察官を目指す人に大切なことは冷静さです。
      吉報をお待ちしています。

  • 警視庁の体力テストは
    腕立て、バーピー、腹筋、反復横跳び
    それぞれ何回以上できれば大丈夫ですか?!
    教えてください!!

  • 今年度一次試験全滅でした。
    もう正直今の警察浪人がしんどいです。
    けど、諦めなら何も残らずやりたいこともありません。
    今は働いてるのですが、自立できるほどの経済力がありません。ここで一度就職するべきか悩んでいます。もちろん新しい職につけば本末転倒になり勉強に時間を避けるかも不安です。けどこの先の未来も不安で警察浪人をしてどんどん30歳に近づく自分も不安で怖いです。結婚できるかなとか親も年取ってしまうとか、いつになったら親孝行できるのかなって。何より、自立できる程の稼ぎがいまないことが情けないような気もしてます。
    他人が私の人生をどうこうできるわけではないのは承知の上で、何かアドバイスなどしてくださったら幸いであります。よろしくお願いいたします。

    • 確かに公務員浪人はスキルとして残るものがないので常に不安がつきまといますよね。
      就職するとその会社の仕事を覚える必要があるのでこれまで通り勉強することは不可能ですし、ただ勉強だけをしても
      何も残らないのでイチかバチかに賭けるのは精神的に苦しいと思います。
      私も同じような状況だったのでアルバイトも辞めて毎月の生活費は数千円まで落とし、とにかく勉強だけに集中しました。
      今回合格しなければもう諦めようと心の中で決めて文字通り必死で取り組みました。
      長く公務員浪人をしていると時に方向性がズレてきて合格よりも勉強することが目的になることもあります。
      まずは『いつまでに合格するのか』という明確なプランを立てることが重要です。
      特に警察の試験は自治体によっては年に3回ありますが、回によって問題傾向も変わる場合があるので
      毎回同じ勉強方法で挑むのではなく、自分の得意な回に向けて調整することも重要です。
      後は一次試験で不合格になるのか二次試験で不合格になるのかで大きく違うので、不合格になる原因を突き止めて改善することが大切です。

  • 警察官(警視庁)の面接で、3人中わたしの正面から見て左側、真ん中の面接官には質問されたんですけど、右側の面接官からは質問されず、目も合いませんでした。(ずっとメモを取ってました)
    ネットでは1番右側の面接官が1番お偉いさんだと聞いて、落ちたな…と思いました。
    質問されなかったから不安でいっぱいです。

    • 必要事項を録取している可能性もありますし、それだけではまだ分かりません。
      手応えがあっても落ちる人はいますから深く考えずに良い結果を信じましょう。
      吉報をお待ちしています、

  • 警察官の1番の仕事は何か、なんども分析して理解したつもりです。けど、そこに焦点を当てて、今までの仕事の何が活かせるかを考えるととても難しいです。
    例えば私は、接客系の仕事をしてきたので、巡回連絡など地域住民と接する時に活きるでは焦点がずれているのでしょうか?
    犯罪者と対峙するときに、捜査するときに、今の仕事は180度違って、、、
    至らない相談ですみません。
    よろしくお願いします。

    • 警察官の仕事は仲良く話すだけの仕事ではなく、相手と協力関係を結ぶことも大切な仕事です。
      被疑者も然り、取り調べは暴力的なことをして聞き出すことは絶対に出来ないので相手の本質に迫る能力も必要です。
      接客業でも同じ仕事をしていてもファンが付く人とクレームが多い人はいませんか?
      その違いを考えてみると分かりやすいかもしれません。

  • 一次試験の勉強についてです。
    私は大原の過去問をひたすらとくやり方で勉強しています。
    去年までは順調に成績があがり、27点近くまで取れるようになっていたのですが、今年に入り、20点、20点前半と成績が伸びず寧ろ下がってしまいました。
    勉強の仕方を変えた方がいいのか、とにかく勉強量がたりないのか。
    一次試験に落ちる確率が高く面接に通る確率も同じぐらいありますがボーダー周辺にいることが多いです。30点の壁をどうしても破れません。。。
    素質ないのか。。。
    桜井さんはどうでしたか?

    • 過去問を解くことは大切です。
      そこでもし点数が落ちたのならば理由を考えて対策することが大切になります。
      科目によっても違うでしょうし、問題内容でもどの範囲が弱いのかを具体的に突き止めることが模擬試験の意義です。
      過去問を解くことをルーティンワークにすることなく、過去問の傾向から自分の弱点を理解する勉強方法にシフトしてみてください。

  • 数的推理について、東京アカデミーのテキストと過去問では載ってる問題が違います。
    過去問中心に勉強してると、テキストにしか載っていない問題は解けないことに気づきました。
    過去問中心に勉強すればいいってものではないのでしょうか?

    • 過去問は多くの問題数を繰り返し解くことに意義があります。
      その中で自分の弱点が分かりますし、テキストに載っている問題と別の問題が解けない場合は
      そもそも問題傾向が違う場合もあります。
      解けない問題がテキストと同じ分野の設問なのか、それとも別の問題なのかをよく研究してみてください。

  • こんばんは!
    私の手は深爪です。
    二次の体力試験のときにチェックをする警察官から「深爪だね」と書類にチェックされました(目の前で)。
    深爪だからといって不合格になることはあるのでしょうか。

    • 深爪で不合格になることは考えられません。
      どういった意図があったのか分かりませんが、体力検査で怪我を防止するために深爪していると前向きに捉えられた可能性もありますし
      検査項目に「身だしなみ」という項目があればプラスになれどマイナスになることはないですから、深く考えることはないと思いますよ。

  • 警察官を目指しています。
    父親が昔、少年罪で警察にお世話になったことがあります。
    これは身辺調査で確実に落とされますよね…

  • 二次試験の体力テストで、まっすぐ歩けるかの検査があったのですが、緊張して序盤の方は手足両方一緒の動きになってしまいました。そこからすぐに立て直しましたが、こんなやつは警察官に必要ないですよね…

    • 見ているのは行進の上手い下手ではなくて、警察官に必要な動作が問題なく行えるかどうかです。
      五指を動かす検査も全ては業務遂行に必要な動作をチェックしているので、そこに問題なければそれほど気にする必要もありませんよ。

  • いつも動画も参考にさせて頂いています。
    二次試験の際に記載する書類について質問です。
    家族(三親等)について勤務先等を記載する欄があると思うんですが、両親は既に離婚しており、父方の叔父叔母や父自身の情報が全く分かりません。
    その場合、やはり合格は難しいでしょうか?

  • いつも動画も参考にさせて頂いています。
    二次試験の際に記載する書類について質問です。
    家族(三親等)について勤務先等を記載する欄があると思うんですが、両親は既に離婚しており、父方の叔父叔母や父自身の情報が全く分かりません。
    その場合、やはり合格は難しいでしょうか?

    • 離婚は珍しくありませんし、離婚した場合は家庭事情もあるので採用には直接関係する部分ではないと思います。

      • ご回答ありがとうございます。
        分からない場合は空欄でも大丈夫ということでしょうか?
        一応試験日に確認をした方がいいですかね?
        でも書くようにと言われても分からないものは書けませんよね…。

        • 確認することをお薦めします。
          おそらく『不詳』と書くことになると思われますが些細なことでも受験生にとっては気になりますし、安心面を担保する意味でも聞いて書く方が精神的に楽になると思います。

          • ありがとうございます。
            不詳と書いたことが理由で合格出来ないとかはないですよね…?
            少し不安が多く、何度もすみません。

          • 先ほども説明したとおり、不安を解消するために直接聞いてみましょう。
            心配になるお気持ちは良く分かりますが、このコメント欄で解消するのではなく本質的な解決をしてみた方が良いです。

  • こんばんは。
    警視庁の2次試験の身体検査において、血液検査で再検査通知が今日届きました。
    この再検査通知というのは、「専門の病院でもっと詳しく検査して提出しろ。」という採用側の意図なのでしょうか。また、再検査で正常な結果が出ないとダメなのでしょうか。それとも職務に支障をきたさない程度の結果なら大丈夫なのでしょうか。
    ちなみに、再検査通知が来ることは、合格の見込みがあるというという噂を聞きましたが本当でしょうか。〈わざわざ不合格者にお金を出させてまで検査をさせない等)

    • 再検査は検査結果の数値が正常でない受験者に通知されます。
      再検査で異常がなければ問題ないので深く考えることなく受診してみて下さい。

      • わざわざ不合格見込みの人に再検査をさせて無駄にお金を払わす というのはないので、合格見込みの再検査対象の人にしか再検査をさせないって本当ですか?この噂はデマですかね?

  • 退職理由についてです。
    私は給与面が一番の理由です。
    しかし、自分なりに行動してきた結果、何年も働いてきた結果、ダメだったかという感じです。
    この場合ただ給与が悪いではなく、行動してきたことがあります。
    従って、面接で退職理由として話してもいいと思いますか?
    いい社会人が、急に犯罪を減らしたくて等綺麗事にしか聞こえないかなと思いました。。
    この辺り悩んでいます。
    ご教授頂けたら嬉しい。
    よろしくお願いします。

  • 桜井さんの動画にあったコメントを引用させて頂きました。

    下記の内容私も同意見です。
    受験生や浪人して目指してる人にかなり傷つくことを言っていると思います。警察官は誰でもなれる、警察ごときで云々。
    ツイッターという誰でも見れるものだからこそ、ぜひ桜井さんにもみていただきたいです。
    そして、桜井さんらしい前向きな気持ち、姿勢でそんな元警察さんたちを唸らせる応援ブログや動画をメッセージを残していただけたらと思いました。
    よろしくお願いします。

    <<元警察官が警察組織をバカにしているにも関わらず、これから受験をする人を応援しているという矛盾がSNS見てると多いです。

    おさるポリスという方のTwitterを見ていると本当に腹が立ちます。
    色々な考え方があるのは分かりますが、好きな職業を批判をされると悲しいですね。

    • 逆張りで炎上狙いなのだと思います。
      私が前から話しているように早期退職した人は基本的に警察批判して注目を集めます。
      話す内容よりもなぜそのようなことを話しているのかに注目したら意図が分かって気にならなくなります。
      『実は良い人』という設定で親身になって相談に乗るタイプや『批判していたのは理由があった』という設定でビジネスにつなげるタイプなどこれまで色々な方を見てきましたが、真意に気付けば炎上商法の裏も見えるので面白いですよ。

  • ほんと私も同意見ですよ。
    ぜひ桜井さんにも見てほしいです。
    ドリームキラーだと思います。
    <<元警察官が警察組織をバカにしているにも関わらず、これから受験をする人を応援しているという矛盾がSNS見てると多いです。

    おさるポリスという方のTwitterを見ていると本当に腹が立ちます。
    色々な考え方があるのは分かりますが、好きな職業を批判をされると悲しいですね。

    • 全く気にしないで大丈夫です。
      美味しくて人気店でも食べログの評価を見ると意味不明な評価は必ずついているでしょう?
      警察官を目指すならば炎上商法などのデマに惑わされないことも必要です。

  • 志望動機を作っていると偏りが出てしまいます。
    それは、犯罪犯罪をという感じの強めの志望動機と、街の困っている人のために、という柔らかい感じの2パターンです。
    あまり、犯罪犯罪なるのもよくないのでしょうか?

    • 警察官は犯罪を検挙・抑止するために存在するので犯罪について記載することは必要です。
      後は10月11日のYouTube動画『警察官採用試験の面接前に注意すること』でも説明しているように持論を展開し過ぎないことに注意してください。

  • 持論を展開することはいけないのでしょうか?
    その尺度がイマイチわかりません。
    犯罪社会に対しての自分の考えは少しは必要かなと逆に思っていました。

    <<後は10月11日のYouTube動画『警察官採用試験の面接前に注意すること』でも説明しているように持論を展開し過ぎないことに注意してください。

    • 先の私のコメントにもあるように持論の展開をし過ぎることが問題なので、自分の考えは必要です。
      その持論が警察の方向性と逸脱することが問題になるのでその点に注意してください。

  • 警察の二次試験の体力テストの際に、警察官から「過去に怪我したところは?」と聞かれ、「左手首を1年前に靭帯損傷しました。」と伝えたのですが、実際怪我したのは右手首で、情けない話ですが緊張して誤って「左手首です」と答えてしまいました。その後の身体検査の問診では医者に「右手首を怪我しました。」と伝えたのですが、これは正しいことを言ってないとなり不合格ですよね?それとも、体力テストの際の手首などを動かす運動で問題なければそこまで心配する必要はありませんか?回答よろしくお願い致します。

  • こんにちは。
    退職理由の動画を見ました。
    退職理由は、ざっくりいえば給与面と警察官になりたいからです。
    この場合、給与面は言わない方がいいのでしょうか?
    それとも、両方いったほうが説得性があるのでしょうか?新卒ではないからです。
    よろしくお願いします。

  • 先程退職理由で質問したものです。
    給与マンだけでの転職なら、キャリアアップで同業種にいけばとも思われますよね?

    なので尚更給与面と警察官への理由をいった方がいいのかなと思いました。

    • 給与にこだわると前職批判にもつながりかねませんし、私ならば志望理由には含めません。
      警察官になりたい志望動機があるならきちんと説明した方が良い印象を与えられます。

  • ありがとうございます。
    まだ1年ちょっとしか働いていないのにも関わらず、退職理由としても給与面は一般的にはタブーだと思いますか?
    桜井さんは、警察官になりたいから仕事を辞めたと言いましたか?

    • 退職理由に給与面を含めることは問題ないですが、それをメインにすることは控えた方が良いです。
      私の志望動機等についてはブログ記事を参考にしていただければ幸いです。

  • 志望動機などを考えても、果たしてこれでいいのかと自分を疑ってしまいます。
    本当に心の底からこれかって。
    どうしたらいいでしょうか。

    • それが本当に自分が警察官を志望する理由ならば志望動機が不安ではなく、他に原因があるのかもしれません。
      試験に落ちると何が正解なのか分からなくなりますが、まずは落ち着いて『なぜ警察官になりたいのか』をもう一度よく考えてみて下さい。

  • 桜井さんは面接で、前職はブラック企業だから辞めたという理由を話したのですか?

      • 動機などは言えますが、具体的エピソードがないです。相手を唸らせるエピソードです。例えば、お金を稼ぎたい理由が、自分が貧乏だったから、親をらくさせたい、などなど、自分本位なエピソードなら沢山あります。

        桜井さんは民間で仕事をしていてそう感じたエピソードがあったのですか?

        • 面接官を唸らせるエピソードは必要ありません。
          志望動機を具体的に説明することが出来れば大丈夫です。
          なぜ警察官になりたいのか、何がしたいのかを明確なビジョンを持って語れるようにしてください。

          • エピソード必要ないのですね。
            そこで差別化すると思っていたので、少し安心しました。

          • エピソードが必要ないのではなく、こじつけの志望動機は意味がない(見破られる)ということです。
            まずは警察官になりたい理由と何がしたいのかを端的に説明できる練習をしてみて下さい。

  • 警察官は正義の味方ではないと言っている元警察官の方がいました。
    法律に基づいて職務を行うと。

    だとしたら、そのあたり志望理由や動機を作る際気をつけた方がいいのでしょうか?

    県民のため、被害者のため、ただの綺麗事なのでしょうか?

    わからなくなってしまいました。

    • 私が以前から動画等でも説明しているように『正義』という漠然としたものでなく、明確な志望理由を説明することが求められます。
      先日もご質問いただいてお答えしたように『警察官になりたい理由と何がしたいのか』を答えられるようにしてください。

  • 私は大学4年の22歳の時から警察官試験を受けていて現在20代後半です。今年もダメでした。
    一応非正規で職にはついているのですが、もしも35(最大35歳まで受けられるところもあるため)歳までに受からなかったことを考え今30になる前に正規で就職しようか悩んで悩んで悩んで行動した結果なんと書類選考が通りました。非正規で働く前の新卒時は、民間に勤めていたのですが警察官を諦めきれず一度辞め奮起していました。よって少しの経歴に空白があります。その後非正規で働きながら警察官を目指してます。きっとなぜ辞めているのか、今非正規の理由など聞かれると思うのですが、正直に警察官を目指していたと言ってもいいと思いますか?きっと、もう諦めるのかと聞かれると思うので、方向転換したと答えようと思っています。
    本当はかなり計画的で、軽率な行動ですかね??
    ですが書類選考が通った会社も公的仕事に近い為、私が進みたい方向性としてはあっていて、そこで正規で働きながら警察官を密かに受けたいと考えてます。もしも警察がダメだったら一生そこで働く覚悟です。なんともずる賢く図々しい話ですかね??
    面接等の前に人事をされてる桜井さんの意見をぜひ聞きたいと思い質問させて頂きました。
    長々とすみません。よろしくお願いします。

    • 公務員試験に限らず司法試験を長年受験した人も採用の中でお会いすることはありますし、気にすることはありません。
      必要はことは空白期間をいかにプラスに説明するかなので、警察官採用試験の勉強に取り組まれていたのならば説明することに何ら落ち度はないです。

      即戦力を求める企業は『◯年以上の経験を有する方』と応募要件に記載ありますが、そうでなく書類選考に通過したのならば他の部分が評価されたことになるので、後は求められる人材を研究すれば大丈夫です。

      私は個人的に『ずる賢い人間』になれない人は仕事も出来ないと思っています。(ずる賢いとは人に危害を加えるという意味ではなく要領が良いという意味です。)
      マルチタスクをこなしながら自分の夢を実現できるならば一番理想的な転職だと思いますよ。

      • 警察官の試験を受けていたことを伝えて、マイナスにならないでしょうか?
        こいつまた受験するんじゃないかと躊躇されないか不安です。
        (実際受験は年齢制限します)

          • はい、返信にも書かせて頂いた通り、公益財団を受けます。その際にです。

          • どの業種においても空白期間の説明は必要なので、公務員試験等で面接官を納得させる理由が必須です。
            後は企業研究と志望動機を結びつける練習をしてください。応援しています。

  • 先程書類選考の件で質問させていただいたものです。

    公的分野を担う仕事の事務なのですが、募集要項は事務だけです。事業内容はホームページから見れます。なので自分がどんな仕事をするのかも具体的にわかりません。そして、個別面接の前に集団面接や筆記試験、論文試験があります。この場合どんなじゅんびをしておくべきでしょうか?

    • 大切なことは事業内容の研究と同業他社の研究、その中で受験する会社の独自取り組みを見つけることです。それが志望動機にもなります。

      例えばUSJを受験する場合、何を研究するかといえば私ならばディズニーランドを研究します。
      その両者の違いは何かと言えばひとつを挙げるとUSJは全身コスプレでの入場が許されているのに対し、ディズニーランドはハロウィン時期以外は規制されます。
      つまりUSJは能動的に楽しむ場所、ディズニーランドは受動的に楽しむ場所なので求められる人材についても大きく異なりますし、アピール方法も全く変わってきます。

      事務ということですが、世間には事務のお仕事が数多くある中でなぜその会社を志望されたのか、それを差別化することは大切です。
      これまでの経験の何が生かせるかを書き出して、自己分析を進めてみて下さい。
      応援していますね。

      • ありがとうございます。
        頑張りたいと思います。
        因みにですが、私が受ける企業は、民間ではなく公益財団なので、他社比較というよりかは、その県で、ある分野を担う財団という感じです。公務員ではないのですが、公務に近い感じではあると思います。
        このような状況ですが、公益財団でも考え方は同じでしょうか?

        また、健康を問う書類が書類選考合格通知に入っていました。これは、鬱などの健康状況がないか重視してる、即ち、そういう面にも強い人を欲しているという見解であっていますか?

        • 公益財団がその自治体だけで1つしかない特化した事業に取り組んでいるならば志望動機についても説明しやすいですが、そうでなければ差別化することが大切です。
          むしろ公務員とは違う理由や強みがあるかと思うので、その点を研究してみてください。
          健康診断に関しては深く考える必要はありません。

  • 桜井さんは、いつまでに警察試験に受からなかったら、方向転換しようと決めていましたか?

    • 最後に合格した時です。
      警察の試験を研究し尽くして受験したので、これで不合格になるなら縁がないと諦める覚悟でした。

  • 自分は公務員志望です。その中で、志望動機は作ることができます。しかし、やりたい仕事で苦戦しています。その理由は、過去に特別専攻してた経験、ボランティア経験もなければ志望動機も何か特別な経験があったわけでもないからです。
    現職の仕事の経験で何が活かせるかも明確ですが、環境分野などのように接点があるわけでもありません。警察官と行政を希望しているのですが、その中で特にやりたい仕事を考える際、やはり何か交通事故にあったからなど特別な理由は必要でしょうか?
    ない場合はどうしたら良いでしょうか。
    自分が特に問題しする犯罪や高齢問題を上げれば良いのでしょうか?これだけでは、だれでも言えるし差別化できるのかと不安です。よろしくお願いします。

    • 公務員試験に限らず民間においても他受験者との差別化を考える必要はありません。私は面接官をしていて多くの受験者の履歴書や職務経歴書を読み、実際に面接しましたが充分な企業研究と自己分析ができている人は僅かです。
      ほとんどの方は貴方と同じように「やりたい仕事」がないまま雰囲気や社名、社会的地位を優先して受験するので苦戦します。
      敢えて他の受験者をライバルと捉えるならば「自分は何がしてみたいのか」「自分なら何ができるのか」を抽象的ではなく具体的に考えてください。
      付け焼刃の志望動機は面接官からはすぐに見破ることができます。

      • ありがとうございます。
        例えば、何か社会問題を提示しても、ある日突然ニュースを見て警察官になる!
        なんておかしいと言われてしまいました。
        でもこれはようは伝え方が悪いのですかね?
        警察官になりたい前に何か、そう言う道を目指すきっかけがあったでしょ?ということですかね?
        また、志望動機の時点で、特定した犯罪をあげても良いのでしょうか?
        それしかやりたくないの?と思われますかね?
        けど、問題を提示するとある程度犯罪が絞られるきがしてしまいます。

        • きっかけを説明することは大切です。
          何が問題なのかというと、きっかけにフォーカスし過ぎて木を見て森を見ていない点を改善するべきなのです。
          固執することなく全体を捉える研究を進めてみてください。

  • 私は地域課を希望します。
    しかし、予備校の先生に、地域課なんて誰でも配属されるし、やる気ないと思われるから、刑事や交通などにしろと言われました。
    地域課を希望するのは良くないのでしょうか?

    • 予備校の先生は警察の仕事をご存知ないので仕方ないと思いますが、交番のお巡りさんを否定されると寂しくなりますね…。
      本題に戻しまして、地域課志望でも全く問題ありません。大切なことは地域課で何がしてみたいか明確なビジョンを持つことです。

  • 弱音かもしれません。
    けど、自分は警察官として何がやりたいのか分からなくなっています。刑事、生安、交通、地域。警察官になりたいのに、分からないです。
    こんなにもセクションがあって、コツは自分の何が活かせるか、向いているかという目線でしょうか?
    犯罪を捕まえたい、それだけの思いを一つの仕事に当てはめるのが凄く難しく感じてしまいます。

    • 刑事、交通など色々な部門はありますが全て業務内容は違います。そして目的は同じです。
      分かりやすく説明すると『ハワイに行くためにハワイの魅力を探す』のではなく『ハワイの魅力を知ったからハワイの行き方を探す』のが本来の目的であると思うので、同じように警察官になるために警察の魅力を探すのではなく警察のどこに魅力を感じたのかを掘り下げて研究してみてください。

      • 返信ありがとうございました。
        たしかに、目的は同じと考えると分かりやすくなりました。
        警察官は地域住民のために、仕事をするのですよね。

        自分には何ができるか。桜井さんは動画で警察は即戦力を求めていないと言っていましたが、自分には何ができるかを考える際、警察の仕事が即できる、そういう視点でなくてよいのですかね?
        職務質問もやったことないし、書類の書き方もわからないし。

        • 警察の仕事に何が重要かを理解して、その仕事に何が生かせるかを考えるのが基本です。
          そのどちらかが間違っているとピントの外れた回答になるので警察の研究と自己分析を重点的に行って下さい。

          • 自分の○○な経験から、やる気、根性、話すことが得意それを職質でが生かせます。こういう方向性ですか??

          • やる気や根性などは適切な表現ではありませんし、職質で生かせるかどうかは分からないので仕事を断定してアピールするのは逆効果です。

            文体から見て恐らく貴方は女性だと察します。
            そして警察官採用試験に何度も挑戦しているけれど合格できないことを悩んでいらっしゃるのかなと。
            不合格になる原因はアピール内容ではなくアピール方法、つまり受け答えが原因のことも多いです。
            成人した大人なのに子供のような言動をする方も意外と多く、論理的に説明するのが苦手な人はその練習から始めるのが良いと思います。

  • はじめまして。
    今年で30歳になる男性です。
    営業職で7年目になりますが、とある警察関係者から受けてみたら?と言われて少し気になってます。
    体力等は問題ないですが、学力試験だけ現役の学生と勝負して勝てるのかと言う不安があります。
    社会人からの転職組がどのような対策されてるかお聞きしたいと思います。
    なお、公務員予備校に通う事は考えておりません。

    • 一次試験の学力テストは点数を競うものではなく、6割程度を正答できれぱ突破できます。
      あとは現在の学力次第となりますが、まずは過去問のテキストを購入してみて試験のレベルを確認してみて下さい。
      その上で頻出科目がほとんど解けるレベルまで達すれば一次試験は問題ありません。
      不要な科目は勉強しなくても良いので、必要科目を重点的に勉強して下さい。

  • こんにちは、現在社会人2年目になったばかりの19です。
    現在の職に充実感を感じられず、警察官ならばと思いこちらのサイトを閲覧させていただきました。
    筆記試験の学力はどの程度有れば安心できますか?
    ご教示願います。

    • 筆記試験は高卒、大卒にレベルが分かれているので卒業区分に合ったテキストを購入して解いてみて下さい。
      テキストの内容が殆ど解けるなら試験でも問題ないかと思います。
      後は論作文対策も重要になるので、そちらも忘れずに対策して下さい。

  • 桜井さんこんにちは。社会人の女です。警察官試験の二次試験の健康診断で採血の結果、コレステロール値が高い場合はどうなるのか不安です。
    私は現在、内服はしてませんが体質的なものもあり職場の健康診断でコレステロール値が毎回引っかかっています。

    • 業務への支障の有無は医師が判断するので、その点については我々が判断することはできません。
      異常なレベルでなければ問題ないのではないかというのが私見ですが、いずれも採用側の一存なので受験生は試験対策を万全にして臨むことが最善の策だと思います。

  • 初めまして。こちらから失礼します。
    警視庁に合格された女性の記事 2019.03/03から飛んできました。
    その方の合格体験記で書かれていた「相手に伝わる答え方」について詳しく記載された桜井様の記事がありましたら教えて頂けると助かります。

    そして、個人的なことですが、前職を上司と先輩からのパワハラでうつ病になり、遠方に転勤をかけられたため実家から通えず、泣く泣く退職をしたのですが、面接で退職理由を聞かれた際に、マイナスにならないように伝えるにはなんと言えば良いのか悩んでいます。

    • はじめまして。1年ほど前の話なので、合格者の女性がどの記事を指していたのかは分かりかねるのですが面接対策の記事に加えて、合格報告で頂いたお手紙もぜひ読んでおいてください。

      退職理由についてはパワハラ、うつ病などは決して語ることなく相手が聞いて『それなら退職しても仕方ないな』と思われることが大切です。
      つまり『嫌で辞めた』『辞めさせられた』という答えは決して盛り込むことなく、ステップアップのために退職したという方向性に展開するのが理想です。
      遠方に転勤させられる、というのは誰が聞いても『この受験者は何かを抱えて辞めたんだろう』と察することが出来るので伝え方には配意する必要があります。

      • ありがとうございます。既に退職して2年ほど無職なのですが、なぜ無職なのか聞かれた場合は嘘を言わず伝えた方が良いでしょうか?警察試験に専念するため仕事をしなかったのが理由なのですが変に思われないか不安です。

        • 何をもって嘘なのかを判断するのは相手なので、自分がどう思うかよりも相手が聞いてどう思うか第三者目線で考えてみて下さい。
          相手に不安を与えないよう、変に思われない工夫をすることが転職者の課題なのです。

  • 桜井さん。初めまして。令和2年度、警察官B採用試験1次通過、2次不合格になりました。在職中の試験となり練習不足の面接は壊滅的でした。来年度の試験に備え退職し警視庁、県警を複数受けようと考えております。今回の試験の結果を踏まえ、退職するのは正しいのか、警察官を目指していいのか、とても不安になってしまいました。もし可能であれば、来年度の採用試験の際、桜井先生のお力添え頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。

    • はじめまして。ユーチューブのコメント欄に書き込み頂けると端的な回答でしたら即日回答しているので是非ご利用ください。
      マンツーマンの講座をご希望でしたら人数制限がありますが試験対策も行っているので、ブログの入会ページからお申し込み下さい。

  • 桜井さん、初めまして。
    私は大学在学中から卒業しても2年間計6回警察試験を受けましたが最終で不合格してます。
    今年度からは大学で学んだ農業を活かし雇用農家として働きます。
    しかし、警察官という目標に諦めがつかず来年度もう一度警察官採用試験を受けようと考えています。
    このような場合転職理由としては「警察官という目標が諦めきれなかった」というのでも大丈夫なのでしょうか?
    お忙しいとは思いますが、返信お待ちしてます。

    • 転職理由というより退職理由を考えてみて下さい。似ているようで全く違います。
      そして自分だけが理解できても相手には伝わらないので、分かりやすく相手に立場になって説明する練習をして下さい。
      応援しています。

  • はじめまして。
    22卒の者ですが、一般企業から内定をいただきあとは卒論のみとなり自由に時間を使うことが出来るようになりました。
    自由に時間を使えるようになった結果色々と考えるようになり、幼い時の夢だった警察官になりたいなあ。なんて思ってしまうようになりました。もしかしたら今夢という夢がなく、なんとなく内定貰った企業に就職しようとして、なんとなく公務員の給料情報や福利厚生を見て、一般企業の給料の差を目の当たりにしたからそういう風に思ってしまったのかもしれません。それでも幼いときは確かに警察官に憧れて、なりたいと思っていた気持ちはあったなあと思ってしまい、今からは少し厳しくても来年の4月の試験は受けてみようかなと思ってしまいました。4月ならば企業で本格的に働く前のラストチャンスなのかもしれないと勝手に思っています。折角内定いただいた企業には本当に不誠実だと思うし、警察官という職種に対しても夢は後付けで結局は待遇に魅力を感じているだけなのかもしれませんが、就活するときの軸が「誰かを支える・助ける公共性のある仕事」だったのでそれならば警察官でもいいんじゃないかという中途半端な思いがあります。こんなことをぐだぐだ悩むくらいならば4月の警察官試験を受けようと思いました。退職はせずに試験を受けるだけ受けるというのは我儘だし難しいことなのかもしれませんが、やってみようと思っています。たいした学力はありませんが、時間がある今から勉強をはじめれば4月の試験には努力次第で間に合うでしょうか。2次面接はやはり独学よりも桜井様のような方に頼った方が効果が見込めるのでしょうか。こんな曖昧な志望動機でも合格の見込みはあるでしょうか。
    誰かに不安で曖昧な気持ちを知って欲しいと思ってしまい、お忙しいのにとは思いながらもたいした質問でもないのに長文失礼しました。

    • 警察官になるのに特別なスキルや志望動機は必要なく、採用側は志望者に何を求めているのかを正確に理解することが出来れば問題ありません。
      公務員試験はこれまで学生時代に積み重ねた勉強の積み重ねですので、テキストを購入してみて試験の難易度を確認してみてください。
      私の講座を受講せずともブログやユーチューブをご覧いただき合格した方は多くいらっしゃるので、まずは試験内容の把握から進めてみてください。応援しています。

  • 弟が過去2度少年院に入ってました。
    現在は保護観察も外れておりますが、身内にそういうことがあると警察官にはならないものなのでしょうか。

    • 家族のことより受験者である自分自身がどうであるか、それが採用基準です。
      身辺調査という言葉に惑わされることなく後悔しない選択をしてください。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。