警察官を退職して再受験した場合、もう一度警察官になれるのか?

警察官を辞めて再受験

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

最近は現役警察官の方から「警察官を辞めて地元の県警を再受験したいと思っているのですが合格できますか?」という問い合わせを多くいただくので、警察官を辞めてもう一度警察官採用試験を受験した場合に合格できるのかを説明します。

警察官を辞めてもう一度警察官になれる?

結論から言うと可能です。僕のブログにも元警察官の方や現役警察官の方から多くの情報を寄せられており、僕自身の体験談とその情報を全て総括すると不可能ではありません。

ただ警察官を辞めたあとに警察官採用試験を再受験した場合、合格するために必要なことは退職理由となります。前の所属で何か問題行動を起こして辞めたのではないか、人間関係で何かトラブルがあったのではないかと詮索されるのは当然なので再受験した理由よりも退職した理由を説明することは何よりも大切です。

ここで元警察官の方から警察官採用試験を再受験した体験談をいただいたので紹介します。

関連記事警察官の仕事内容・やりがいや警察学校の実態を公開します

警察官採用試験を再受験した結果

地域課、仕事内容

1 警察官を辞め、現在の仕事に就きましたがどこか何かが違うような気持が芽生え受験することにしました。

2 受験したのは在籍していた県(A県)と東北地方のB県の2県で、A県は受験当時年齢制限最後の年で、2次試験で不合格、
翌年に、年齢制限に唯一36歳まで受験可で遠方のB県を受験、二次までいきましたが不合格でした。いずれも、再任用ではなく一般試験です。(この当時は両県とも再任用試験はありませんでした。)

3 在籍していたA県ですが、受験受付係が知っている人だったり、体力試験の試験官が初任科の教官だったりと不思議な気分でした。 一次試験や集団面接の事は省略しますが、一番は面接です。当然、辞めた理由や万一採用された際のことは聞かれました。

もう一度精神を鍛え、真摯に職務に取り組むことは話しましたが、「そういうことではない!」と言われました。(このときは、何を求められているか、理解できなかったので当然の事と思います。)
また、最後に「採用されても、依然のことは関係がないゼロで巡査からやり直しとなる」とも説明を受けました。結果は、先のとうり不合格でした。(どういうわけか、お世話になった先輩も受験したことを知っていました。)

4 その翌年、B県を受験。一次試験は合格し、二次に進みました。同じく集団面接の事は省略しますが、やはりどうして辞めたのか、合わないタイプの上司や辞めないためにはどうするかを聞かれ、「今の職を賭してまで警察にもどることはないのでは・・」とも言われました。(受付の案内係の人も、自分が元警察官であることを同じく知っていました・・)そして、不合格でした・・。

5 やはり、一度辞めて再び戻るのは至難の業です。おそらく、不合格したのもまた辞めるかもしれないという不安を払拭できなかったからと思います。ただ、仲の良かった同期から聞いたのですが、実際に某県警の巡査部長で辞職した方がA県の巡査として相勤者で一緒に仕事をしているとの話しをしていたので、他県であれば全く不可能ではないと思います。

今は、再任用試験もあり情勢が変わっているかもしれませんが一番大切なことは、面接官に辞職の心配をさせないことかもしれません。(一般の受験者以上に)

6 一旦辞職しての再採用は、出向の出戻りとは違います。元の身分として警察官に戻ることはなく、仮に採用がかなったとしても巡査からですので、安易な辞職、受験は本当に避けるべきです。

7 不合格となりましたが、かえって自分のこれからの事を考え今の仕事を愛せるようになり、警察官だった時のことも人生の大切な通過点だったことがわかりました。今でも、警察官を見ると何か無性に懐かしさを感じます。一つの必要な節目だったのかと・・

関連記事中途採用で民間から警察官に転職する難易度を解説します

警察官を辞めて再受験する時に必要なこと

以上の体験談を見ても僕がこれまで説明していたとおり、警察官だけに限らず転職する場合は何よりも転職理由(退職した理由)を詳しく聞かれます。何故かというと採用すると簡単に解雇できないからです。特に公務員は絶大な力を持つため、問題がある労働者も強制的に解雇することはほぼ不可能です。

だからこそ警戒されます。辞めた理由について根掘り葉掘り聞かれる理由はこれなのです。警察官を辞めても、もう一度採用された人はいますが、その人は面接官が納得できる答えを用意していたのは間違いありません。

警察官を辞めて警察官採用試験を再受験する場合、必要なことは志望動機ではなく退職理由だとよく認識してください。

続けてこの記事へ→警察学校を3か月で辞めて再受験したら合格できるか?

83 件のコメント

  • 質問失礼します。
    地元に帰りたいという理由だけでは退職理由にはなりませんか?

    • なり得ます。但し地元に帰りたいから辞めたというだけならば他の仕事でも良いはずなので、退職理由と再受験する動機の疎明が求められます。

  • 警察官を志しているものです。
    私は恥ずかしながら、諸事情によって消費者金融からお金を借りています。
    そこで、質問なのですが、yahoo知恵袋などで消費者金融からお金を借りていると警察官にはなれないという記事は拝見致しました。これは果たして真実なのでしょうか?今回のテーマと関係がなく非常に申し訳ないのですが、櫻井さんの主観や経験からお答え頂けたら非常に幸いです。

  • 警視庁の場合、高卒が一類を受験して最終合格は可能でしょうか?情報が乱立してどれが正しいのか分かりません。。。
    あと私自身プロボクサーの経験があり、数戦ほど試合をしてますが、そういう経歴もしっかり調べるのでしょうか?

    • 別区分で受験して合格した人は聞いたことがないので、申し訳ありませんがお答えすることはできかねます。
      一人の受験者の試合歴の全てを調べることは時間的な余裕がないため、考えにくいです。
      実際に刑事として働いたときに色々な人を捜査しましたが、一人を調べるだけでも膨大な時間がかかったので全受験生を調べ上げるのはほぼ不可能だと思います。

  • 先日まで警察学校で勤務していた者です。
    私は警察官を辞めましたが、警察という組織が大好きです。なので私は勉強が好きな事を活かし、警察事務職員を受験しようと考えています。こんな私でも合格は可能でしょうか?桜井様のご意見を聞かせてください。よろしくお願いします。

    • 警察事務を退職して警察官になった人もいますから、不可能ではないと思います。退職理由を明確にして試験対策してみて下さい。

      • ありがとうございます。まずはやるだけやってみようと思います。退職した理由やそこから学んだ事などをしっかりと考え、まず自分が出来ることから始めてみます。

  • 深夜時間帯にすみません、
    コメントさせていただきます。
    私は数年前に警察官を早期退職しました。
    警察官当時、自信がなく現場でもおどおどしながら
    仕事に取り組んでいました。
    怖くて落ち着きがなく、
    警察官としての自分が嫌になり外に出ました。
    仕事を批判するつもりは全くありません。

    今考えると努力が足りなかったこと、
    ゴールが採用試験合格になっていたこと、
    弱い自分が誰にも助けを求められなかったこと等
    いろいろ思います。

    現在は別の仕事をしてます。
    勝手ではありますが、
    今ふつふつと再び警察官として仕事がしてみたい
    と考えてます。
    退職理由が全くダメなのでもう一度見つめ直す時間
    が必要だと思います。
    採用試験で続けられる人と思わせるのは
    なかなか厳しいと思いますが、
    それでももう一度やりたいとこの記事や動画を
    見て思いました。
    桜井様のご意見をお聞かせください。
    よろしくお願いします。

    • 警察官になることではなく、警察官になったあと同じ問題に直面した時にどうするのかを考える必要があると思います。
      『次は辞めることなく最後まで完遂できる』という具体的な理由と説明が出来なければ所謂『熱意だけの受験者』になってしまうので、相手から見た自分を想像して受験対策してみて下さい。

  • いきなりコメント失礼致します!

    今年の3月にパワハラで警察官を辞め、
    他県で今年の9月に警察試験を受ける予定なのですが、パワハラを理由で辞めた場合面接でどのようなことを聞かれるのでしょうか(><)
    また、有利になる人、不利になる人の面接の特徴を教えて頂きたいです( .. )

    • 『パワハラで辞めた場合に聞かれること』というよりも、なぜ退職したかを質問されます。警察官を退職して再任官希望の場合は基本的に有利になることはありません。
      よって不利にならないよう相手が求めない人物像をイメージして、そこに決して当てはまらないよう自己分析する必要があります。
      面接で不利になる方の特徴はこれまでブログやユーチューブで解説していますので、一度ご覧になってみて下さい。

  • 突然で失礼します。
    約11年警察官として働き、
    民間企業で働いていましたが、
    やはり警察官で働きたいと思い、
    今年初めて再任用試験を受けることにしました。

    自分の在籍していた県ではないのですが、
    採用センターに問い合わせをしたら、
    受験資格の要件は満たしていたので、
    受けることにしました。

    概略ですが、退職理由は軽いうつ病になり、
    治療に専念するために退職をしました。
    今は完治して、夜勤の仕事もできます。
    その点も採用センターに問い合わせて、
    退職理由は具体的に書いてくれと言われたので、
    正直に書きました。
    採用センターでは、試験が良ければ採用したいと
    言ってくれたので、今回の試験にかけています。
    アドバイス等、ありましたら教えて下さい。
    よろしくお願いします。

    • うつ病は再発が不安視され、2度と鬱状態に陥らないという保証がないのでそこを如何に説明するかだと思います。
      非違事案を起こして辞められたわけではないので、再任用したあと再退職しないという理由付けさえできれば良いので、その点をどのように説明するかが鍵になると思います。
      つまりは採用側を安心・納得させられるほどのエビデンスを用意できなければ熱意だけでは難しいでしょう。

      • ありがとうございます。
        他のサイトをみて志望動機や
        退職理由等をまとめましたが、
        再発しないことや、
        再任用されても退職しない
        エビデンスをはっきりさせ、
        採用サイドを安心させないと
        受からないんですね。

        試験概要をみたら、人物考察に点数が
        高かったので、面接で突っ込まれると
        思うので、桜井様の意見を参考に、
        エビデンス等をまとめて試験に
        望みたいと思います。

        ちなみに試験は10月です。

        また何かありました質問させていただくと
        思いますので、その時はよろしくお願いします。

  • コメント失礼します。長文申し訳ありません。
    数年前警察官を退職し、その時の退職理由は親の介護だったのですが、親の病気が精神的なもので更に元OBという事もあり親を知る同僚も多かったため、知られたく無いという思いから表向き転職という形を取ってしまいました。
    介護問題が解決し、再び警察官を目指したいと考えています。年齢的に再採用枠しかないのですが、多くの県で条件としている「結婚、育児、介護等やむを得ない理由」に該当するのでしょうか。
    また、殆どの応募書類に、所属していた県警に照会する、という同意が明記されているので、表向きの理由しか伝えていないので嘘をついているのではと思われないでしょうか。

    • 嘘をついているというよりも、退職理由として親の介護を話して本音を伝えることが疎明になるかと思います。
      それを信用されるか否かが面接対策であり、受験条件に合致するかを判断するのも採用側ですから、如何に嘘と思われない対策をとるかが再任用試験受験者の合格するポイントになると思います。

  • ありがとうございます。
    しっかり対策を立てて、真摯な態度で臨みたいと思います。

  • 警察学校のうちに辞めて
    もう一度警察採用試験を受けるとしたら
    受かる可能性はありますか?

  • コメント失礼します。
    一次試験を合格し、2次試験があったのですが
    本当にこの職業でいいのか悩み2次試験を辞退しました。
    次の採用試験でもう一度受験しようと考えているのですが、不利になったりすることはあるのでしょうか。よろしくお願いします。

    • 二次試験を辞退しても合格された方はいるので、採用側次第だと思います。在職中の人はどうしても辞退せざるを得ない場合もあるでしょうし、全てが不利になるとは思いません。

  • 某警察に合格し、警察学校を卒業して第一線に出たのですが、やはり地元が良いと思い、すぐに辞職しました。来年には地元の警察を受験しようと考えています。やはり面接では、退職理由以外にどういったことを聞かれるのでしょうか?

  • 質問失礼いたします。
    寿退社で一度警察官を辞職した後、別の県の警察官に再度就職できるものでしょうか?

    • 今は再任用制度も広がっていますので、後は退職前の実績や再任用を希望する理由をしっかりと説明できれば不可能ではないと思います。

  • 私は地方県警→警視庁へ転職したいです。
    地方県警から警視庁へ転職する際の志望動機として
    「地方県警で働いた上で世界から注目されている都市東京で働きたいと強く思った」では行けないのでしょうか?

    • これまで現役警察官の方から同様のご相談を多くいただき、実際に地方自治体から警視庁へ移ることができた方もいましたが、志望動機だけでなく経歴もしっかりとしていたので説得力のある言葉とそれに伴う実績も見られるのだと思います。
      ただ判断するのは採用側なので、警視庁で何がしたいのかを具体的に説明できるようにしておいて下さい。
      憧れだけで合格するのは少し厳しいかもしれません。

      • しっかりとしていた経歴というものはどう言ったものでしょうか教えていただけるとありがたいです。
        地方県警→警視庁へ転職する方はやはり多いのでしょうか?

        • 個人情報なので詳しい内容は公開できませんが、憧れや理想で終わることなく『なぜ警視庁で働きたいのか、何がしたいのか』を明確に打ち出されていました。
          地方→警視庁より、警視庁→地方の方が個人的には多いイメージです。

  • 大卒警察官(男性)で地元県警に合格し、内定をもらった者です。私は、第一志望が警視庁でしたが、不合格でした。 地元県警もしくは道府県に何年か勤務して、辞職もしくは在籍しながら警視庁の試験を受けて合格した方はいらっしゃいますか?

    • 再受験して合格した方はいらっしゃいますが、かなり少数です。ハードルは高いことだけは理解しておいて下さい。

          • この春から地元県警に採用されるので、まだ勤務経歴ゼロですが、今後、警視庁警察官の採用試験を受験したいという気持ちがあります。
            警視庁以外の警察から警視庁を受ける際、やはり、警察から警察というところでハードルが高くなるということですかね?ましてや、警視庁に入りたいとなると、余計に所属県警の勤務経歴なども勘案されるということでしょうか?

          • 勤務経歴もさることながら、自治体を変えてまで警視庁で働きたいと思う明確な理由が必要です。
            いくら勤務成績が良くても理解、納得されなければ採用は難しいのでその点は理解しておく必要があります。

  • 県によって以前の勤務年数の規定がありますが、これは警察学校も含んだ年数でしょうか?

    • 初任科、初補課程は除くのかは自治体により異なると思うので、その点は受験する都道府県の採用担当にご確認を宜しくお願い致します。

  • 現在、県警で勤務しているものです。拝命1年目ですが、警視庁の試験を受けたいと思っています。

    実際に県警から警視庁に行かれた方で、面接時、単純にまっさらな状態で受験する大学生と比べて、過去に警察官であった者や現に警察官である者に対して、わざわざまた同じ警察受ける必要あるの?と言ったように見られる可能性はあるのでしょうか。また、そのような状況で合格された方は、介護といった状況があったのでしょうか。単純に夢の実現のような内容を言及したところで合格は難しいでしょうか。

    • 別の自治体を受験する場合はもちろん、他の受験生とは土俵が違います。不利にするのも有利にするのも自分次第なので、採用側の立場に立って面接を受けて下さい。
      夢という漠然とした回答は宜しくないので、何故いまの自治体を辞してでも再受験するのか、それを明確に説明することは必須です。

      • やはり、土俵が違うということですよね。
        警視庁は特に一目置かれる存在で、どうしても入り直したいと思っています。

        実際に、道府県警察官から警視庁警察官になられた方は、介護などの理由以外に明確な理由が面接官に買われたということでしょうか?

        • 警視庁が一目置かれる、というのは個人的にはありません。
          東京都の警察官というだけですから特別感は何も感じませんので、仕事面をもっと分析·研究してみると警視庁の本質が見えると思います。
          憧れだけではなかなか採用されないので、その点をご注意ください。

  • 私は現職の警察官です。
    今回某県警を受験し、最終で不合格となりました。
    私の転職理由として、現在お付き合いしている彼女がおり、結婚を機に(まだ籍は入れていません。遠距離状態です)上記県警に転職したいと考えておりました。
    今は、現職を辞職し、そちらの県に生活拠点を移し受験するか、現職を、続けながら受験をするか考えています。
    良いアドバイスがあれば教えてください

    • 現職を辞めて受験するのはリスクが高いと思います。
      結婚生活は出産や育児等も含めて夫の収入がベースになりますので、いま交際されている方と将来設計を話し合うことをお勧めします。

  • 大学卒業後、警察学校まで行けたのですが、病気により、辞退。病気は完治をしていますが、現在結婚して34になる歳です。
    まだ試験を受けることは可能なのですか??

    • 年齢制限さえ超えていなければ勿論、受験可能です。
      35歳まで受験できる自治体もありますので、一度ご確認ください。

  • 息子が、警視庁の採用後試験に合格しました。地元の県警は不合格でした。本人は、地元の県警を来年また受験しようと思っているようですが、一度失敗すると、来年もまた不合格になるという話も聞きます。警視庁にこのまま行かせたほうがいいのか、来年再チャレンジしたほうがいいのか、親としてはなやむところです。本人の希望は最優先だと思いますが、アドバイスがあれば、ご教示願います。

    • 一度不合格になると来年も不合格になる、というのは私や他の合格者の方の経験談を踏まえても考えにくいことだと思います。
      『警視庁にこのまま行かせる』というのはご本人の意思が抜けているので、就職する前に将来的なビジョンも含めて話し合うことをお勧めします。
      地元から遠く離れている場合、定年まで働くことを想定して介護等も含めた話も必要になると思います。
      公務員だから、という決め方ではなく後悔しない選択をするようにしてください。

  • 昨年、某県警察学校を早期退職し、退職理由が入校してすぐに親友を交通事故で亡くしすぐに立ち直れず休職させていただいた所少しでも休めばついていけないだろうと伝えられやむ無く退職致しました。
    しかし、現在は立ち直って親友は自分が警察を辞めたということを知ったらどう思うだろうと考えた時にやはり自分は警察として、友人の想いを背負って働きたいと思いました。 警視庁を受験し、交通機動隊に入り
    私のように大切な人を交通事故により亡くして悲しむ人や交通事故で亡くなる方を減らしたいという一心でまた再スタートしたいと思っております。
    上記の理由でまた警察を受験し、合格する可能性はありますでしょうか。

    • 可能性はゼロではないと思います。
      私がここで不可能と判断することはヤフー知恵袋と同じように根拠もなく可能性を摘むことになるので、それは禁忌だと考えています。
      ただ、その理由だけですと私が面接官ならば不安を感じるので、『合格するための志望動機』ではなく『納得される退職理由』を考えた方が良いかと思います。

        • 『また同じように早期退職することはないのか?』という採用側の疑念や不安を払拭し得る理由です。
          これは当然のことながら個々の退職理由によって異なるので一概には言えません。

  • 警視庁警察官を目指しているものです。
    現在、消費者金融からお金を借りています。
    その場合、採用されてもクビになったりするのでしょうか。

    • クビの話はさておき、消費者金融から借りる癖がついていると警察官になったあと大変苦労します。
      これを機会に消費者金融から借金する習慣は無くしてください。

      • 生活費が間に合わなくなって借りたのですが、もう借りてません。
        クビになったりするって言う情報を見たので不安になりました。

  • 現役警察官です。
    現在、地元でない他県で合格し働いております。
     地元に戻りたいと考えてますが、上司に言うタイミングは、地元試験のどれくらい前から伝えた方が良いでしょうか?
     また、地元を受けると伝えた以上は、現在の他県警察を辞職しなければなりませんか?
     (働きながら受験とはいきませんか?)

    • タイミングというよりも、事後報告にならないように注意してください。
      そして受験するからといって退職する必要は全くありません。そこは普段からの人間関係も作用するかと思いますが、くれぐれも『辞める』という早まった選択はしないようにしてください。
      退職するのは合格が決まった後で充分に間に合います。
      勉強するために退職するというのは悪手ですから、現職を続けながら受験するという方法でチャレンジしてください。
      応援しています!

  • コメント失礼します。
    昨年まで某県警の警察官をやっておりました。
    しかし、昨年不祥事(ストーカー行為規制法)を起こしてしまい、結果として依願退職という形で警察を辞めました。
    今は市役所の仕事をしていますが、自分の心の中ではまだ警察官の仕事が忘れられず、可能性があるならもう一度なりたいと思い、警視庁と神奈川県警の試験を受けました。
    神奈川県警のみ一次で合格し、面接試験を受けました。面接の段階では、以前に警察官として働いていたことを話すと、今まで経験して来たことを聞かれて、良い感じで終わりましたが、結果は不合格でした。
    受験する前に警視庁の採用センターに、問題を起こして警察官を辞めても大丈夫でしょうか?と聞いたところ、あくまでも採用試験の点数で決めるので、受けれないことはないと言われましたが、やはり不祥事を起こして辞めてしまった場合は、警察官の採用試験は受験は出来ても、採用されることは二度とないのでしょうか?
    長文失礼しました。

    • ストーカー規制法ということは、検挙の前に警告されて退職したのでしょうか?
      そこは採用センターの回答が全てだと思います。
      ただ、ストーカー行為をした警察官が街の治安を守るというのは市民の立場からすれば如何かなと個人的には思います。
      ストーカーで警告(若しくは検挙)されるには証拠に残るほどのつきまとい行為等があったはずで、そこまで踏み切ってしまうタイプの方は警察官という仕事をするといずれ自分自身も苦しむことになる可能性が高いと思います。

      きっと警察の仕事は性に合ってやりがいもあり、楽しかったのでしょう。まだまだやりたかった仕事もあったので、日々後悔されているかもしれません。
      でも、ストーカーの被疑者として処分されたときが辞め時だったのだと個人的には思います。
      そのまま警察官を続けていたら、いずれは実名報道されるほどの事件を起こしていた可能性もあります。
      今は市役所で勤務されているとのこと。
      警察官の思い出は素敵な過去として残しておき、新しい職場で邁進されることをお勧めします。

  • 結婚を機にマリッジブルーでうつ病になり休職、その間に妊娠、復帰して産休の一ヶ月前で警察官をやめました。
    しかしやめたことを後悔しているので再度受け直そうと思っています。
    そのために離婚をし、親権についても渡すつもりなのですがうつ病という形で休職を取っている場合難しいのでしょうか?

    • マリッジブルーやうつ病ということを話せば難しいかもしれませんが、表現方法を変えれば印象も変わると思います。
      警察官になるために離婚するというのは少し違うと思うので、自分も家族も後悔しない選択をしてください。

      • 面接までいったときに、休職したことがある履歴とかはわからないものでしょうか?

        • 警察官としてご勤務されたのならばご存知かと思いますが、調べられないことはありません。
          それを調べるのかどうかは採用側にしか分からないことです。
          分からないことを懸念するのは答えのない答え探しになりますし、最終的にネットのデマを信用して後から後悔することになると思います。
          自分を信じるというのは自分の選択に責任を持つということと同義なので、その点を理解して再考してみて下さい。
          応援していますね。

  • 以前警察官として勤務しており、上司に虚偽の報告をし、結果として自主退職しましたが、警察官の仕事を諦められなくて、もう一度受験したいと思っているのですが、退職理由は細かく説明した方がいいのでしょうか?

  • 質問失礼します。
    以前警察官として勤務しており、上司に虚偽の報告をし、結果として自主退職しました。
    警察官の仕事は諦めきれず、受験を考えております。
    退職理由を聞かれると思うのですが、細かく全部話した方がいいのでしょうか?

  • コメント失礼します。私は警察学校を1ヶ月も経たないうちに辞めてしまいました。その理由は教官からの圧に耐えられなくなってしまったからです。ですが今となればやめた事を後悔しています。やはり自分は街の治安を守りたい。警察官として働きたいと言う気持ちを捨てきれませんでした。しかしネットで調べていると再合格には退職理由が大事、面接官が納得する理由が必要と書かれていました。確かにそうだと思いますが、私みたいに教官からの圧がキツくてやめたと言う理由は通用しませんよね?

    • 退職理由や面接官を納得させることは警察官に限らず、転職時はどの職業でも求められます。
      警察官→警察官の場合、必要なことはもっと多いのですが長くなるためここでは割愛します。
      相手がどのようなことを知りたいのかを正しく理解して、具体的に回答する練習をしてみて下さい。
      警察官を退職後に他府県警で採用された受講生の話をこちらの記事で詳しくしているので、ぜひご覧下さい。
      https://riku-navi.com/man-who-can-not-be-police-officer/

  • コメント失礼いたします。
    高校卒業後、警察官として採用され警察学校で9か月を過ごした時点で 辞職となりました。
    門限に間に合わないことがあったこと、友達との飲み会に参加し 未成年ではありましたが 飲み会の場に参加し飲酒を疑われる行為があったということで自主退職となりました。アルコールを飲んでいませんでしたが状況が飲んでいてもおかしくない状況だと判断されました。(スマホの中をすべてチェックされました)残り1か月での辞職ということでかなりのショックですが その時教官から 次のことが考えられないのなら もう一度、挑戦してみてはとの話がありました。教官の真意がわかりませんが もう一度挑戦し 気のゆるみがあったことや 自分の甘さ、認識の低さを反省して再挑戦しようと思っています。可能性があるのかどうかも分からない状況ですが少しでも可能性はあるのでしょうか。

    • 可能性、という点で考えるとゼロではないと思います。
      ただ努力すれば必ず合格できるわけではありません。
      私の講座からは元警察官が2名合格しましたが、採用されるまで面接対策を徹底的に指導した上で、本人もきちんと理解して面接に臨みました。
      本人に何らかの瑕疵がある場合はそれよりも更に難しくなるのは間違いありませんので、挑戦するならば普通の受験者よりも厳しくなることは理解しておくべきでしょう。

  • コメント失礼します。
    警視庁と某県警を受験し、某県警にしか合格しなかったため、大卒ストレートで4年間勤めています。

    合格した当時、2等身と3等身に前歴が1件ずつあるからと、警視庁には合格するはずがらないと折り合いをつけ、県警に就職しました。

    警視庁と県警の親族調査の評価の違いはあると思いますか?
    昇任試験の勉強をしているのですが、ここで骨を埋めて良いのか悩んでいます。身近に親族が前歴持ち、再就職を考えて等の相談をできる方がいないため、アドバイス等を聞けたら嬉しいです。

    • 身辺調査というのは気にしなくて良いと思います。
      2親等だけでなく3親等までの前歴を知っている受験者は普通いませんし、それよりも寧ろ現職できちんと実績を出すことが必要です。
      親族の前歴より、今の自治体ではなくなぜ警視庁なのかを面接官に具体的に説明する練習をしてみてください。
      いま努力しておらず、周りからも評価されていない人は他の場所でも評価されることはありません。
      針路を迷いながらの昇任試験の勉強は頭にも入らないでしょうし、仕事も苦しいかと存じます。
      このままですと上手く行かなくなったときに親族のせいにしてしまう可能性もあるので、親族の前歴は忘れて下さい。
      自分の人生を他人に振り回されるのは本当に苦しいので、もっと自由に生きても良いと思いますよ。

  • 僕は大阪府警警察学校に入校していたのですが辞めてしまいました。そして春から刑務官として働くのですが僕はもう一度刑務官として働きながら警察官の試験を受けようと思っています。他県も受けますがやはり地元の大阪府警が一番いいので大阪府警も受けようと思いますが受かる可能性はありますか?また警察学校を辞めて他県で受かった方はいたりしますか?回答お願いします。

  • 僕は大阪府警警察学校に入校していたのですが辞めてしまいました。そして春から刑務官として働くのですが僕はもう一度刑務官として働きながら警察官の試験を受けようと思っています。他県も受けますがやはり地元の大阪府警が一番いいので大阪府警も受けようと思いますが受かる可能性はありますか?また警察学校を辞めて他県で受かった方はいたりしますか?回答お願いします。

      • 返信ありがとうございます。僕はネットの意見を鵜呑みにしすぎて自ら警察官になる可能性を閉ざしていました。確かに普通の人より大変なのは承知ですが今自分にできる事を取り組みいつかまた警察官として働ける事を信じて努力していこうと思います。素晴らしい記事を見せて頂きありがとうございました。

      • 返信ありがとうございます。僕はネットの意見を鵜呑みにしすぎていて二度と警察官になる事は出来ないとばかり思っていました。確かに普通の人よりも合格は厳しいのは承知ですが今自分にできる事を取り組みいつかまた警察官として働ける可能性を信じてこれから努力していこうと思いました。素晴らしい記事を見せて頂きありがとうございました。

  • PM へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。