埼玉県警の二次試験(面接・集団討論)と体力検査について

埼玉県警採用試験と二次試験の面接

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

今回は埼玉県警の二次試験(高卒区分)を受験された講座受講生から体力検査、適性検査、面接について詳しい情報をいただいたのでご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

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埼玉県警の体力検査、身体検査と二次試験(面接について)

①体力テストと身体検査

受講生

今日、埼玉県警の体力検査を受けてきました。身体検査は尿検査・血圧・身長・体重・聴力検査・色覚検査・心電図レントゲン・採血・血圧などでした。

体力検査は四肢検査・腕立て・腹筋・反ぷく横とびでした。

 

空いた時間を使って受験者カードと面接カードを書かされました(ただしすべて黒鉛筆又はシャープペンシル使用でした。)

受験者カードは父・母(養父・養母・継母・継父を含む)に加え兄弟やその妻や夫・祖父母の住所や勤務先(その住所も含む)も書かされました。

面接カードは志望動機・警察官になったらやってみたいこと、またその上で心掛けたいこと・自分の性格(全体像・長所・短所)・趣味、特技等・自己PRなどでした。

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②面接・集団討論について

受講生

本日、埼玉県警の面接・集団討論に行ってきました。面接は午前中にありました。面接は比較的和やかに進みました。面接官は3人いて1人は埼玉県の方で2人は警察官だと思われます。

埼玉県の方は2番目に質問してきます。面接官の方から最終的に「集中力があって、意志が固くていいですね」と言っていただいたので一安心しています。

質問内容としては
①待っている間どのようなことを考えていたのか?

②志望動機

③親から反対されなかったか?

④勉強はどのようにしているか?

⑤余暇のすごし方

⑥部活動のこと(これは埼玉県の方からかなりしつこく聞かれた)

⑦学校のいいところ(これも埼玉県の方からかなりしつこく聞かれた)

⑧特技のこと

⑨友人とのコミュニケーションのとり方について

覚えている限りではこんな感じです。集団討論は午後にありました。時間はまとめる時間が5分、それぞれ1分以内に自分の意見を発表し、その後55分で自由に討論するという感じでした。リーダーは決めないで行われました。11人とかなり人数は多かったです。

議題は

『近年少子高齢化の進む日本で労働人口の減少が懸念されている。以下の議題について集団討論をしまとめよ。

①労働人口の減少により日本にどのような影響があるか?

②それを改善するためにはどのようなことをすべきか?』

という感じでした。少しでも参考になったら幸いです。

【面接情報】埼玉県警察官採用試験の二次試験(面接)について

受講生

これはあくまでも私の感想ですが面接書(身体検査の時に書かされる)をかなりしっかり書いた方がいい印象を受けました。

私が面接を受けた部屋の多くの人がかなり面接時間が長かったです。前に出てきた人は身体検査の時に私の隣に座っていた人で面接カードが少し見えてしまいその内容がかなり薄かったのを覚えています。

ドアの外からかなり突っ込まれていた声がしました。その方は面接時間が40分以上かかっていました。

一方、私事ですが面接書を私はそれなりに内容を持たせて書いていたので20分ほどで面接が終わりました。おこがましいですがこれが私の印象です。

情報ありがとうございます。埼玉県警は体力検査のときに面接カード等を記載するようですが、大切な書類なだけに受験前には何を記載するかあらかじめ考えておく必要がありますね。

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ABOUTこの記事をかいた人

・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。