ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。
今回の記事は適性検査について記載しているのですが、このチェックリストにひとつでも当てはまる方は記事下に設置している無料検査を受験してみてください。
警察は適性検査を重視している
警察官採用試験だけに限らず、大きな企業は入社試験でほぼ確実に適性検査を実施します。
僕は今回の転職活動で上場企業の選考試験を受けるときに何度か適性検査を受験しました。
そして企業からハッキリと言われたのはこの適性検査で合否の判断をするということでした。
検査はアンケートではない
たった30分程度の性格診断で何が分かるのかと思うのですが、この試験で受験者の性格がつかめるそうです。
僕は適性検査を実施する企業を受験した場合、警察を含めて不合格になったことはほぼないのですがこれは僕が優秀というわけではなく企業の求めている適正と本人の適正がマッチしていたということです。
つまり企業研究をしっかりしていたというだけに過ぎません。
面接や筆記試験が上手くいったはずなのに不合格だった人というのはもしかしたらこの適性試験でマイナスになっている可能性もあります。
先日の警察官による発砲事件を受けてこれから警察は適性をより重視するでしょうから、警察官採用試験では一次試験よりも二次試験、つまり面接と適正検査が重要になることは間違いないです。
ロールシャッハやクレペリン検査の対策はする必要ないと思いますが性格の適性検査はやってみる価値は大きいです。
適正検査で不合格になる?
適性検査は「はい」「いいえ」「どちらでもない」をチェックしていく問診票のような検査です。
アンケートのようにも思えるのですが、これはれっきとした試験です。
特に注意したいのが自分を偽ってマークを続けると「回答を操作している」ということがすぐにバレるということです。
例えば控えめな性格の人が「自分は積極的な性格だ」にマークするとします。
そうすると質問で次々に
- 「集団の中ではリーダーに選出されることが多い」
- 「休日は家でゆっくりしておきたい」
- 「行動派だと言われる」
- 「どちらかというと友人は少ない方だ」
- 「人前に出るよりも補佐的な役割の方が能力を発揮できるタイプである」
と言葉を変えて性格を特定してくるので、性格を偽るとどこかで綻び(ほころび)が生まれます。
それが「回答操作している」という診断であり「嘘をついている」という診断結果になるのです。
大人しくても穏やかでも警察官になることに何ら支障はありません。
でも嘘つきな警察官は決して採用されないのです。
一次試験対策を万全にしてせっかく通過しても適性検査で不合格になるのは腑に落ちませんよね?
警察の適性検査について
警察官採用試験では多くがYG検査を使用しています。
これは矢田部ギルフォード性格検査の略で、警視庁はYG検査を一次試験で実施しますと公言しています。
ちなみにこのYG検査ってどのようなものかというとこちらになります。
(都合で下部はモザイク処理しています)
受験したことがある人は「あ、これ受けたことあるある。」とニヤリとするでしょう。
意味不明な問題が100問以上も出題されて嘘をつくとドツボにはまる検査です。
この検査を初めて受ける人はどうしても良い所を見せようとして矛盾のある回答になってしまいます。
僕もそうでした。
初見だと何が正しいのか分からないので焦るともう手が付けられなくなるんですね。
大阪府警や警視庁以外でも適性試験を実施
当然ながら警視庁や大阪府警だけでなく全国の警察で適性試験が実施されます。
これは警察が適性試験を合否の判断材料にしているのは間違いないと言えるでしょう。
ちなみに、こちらは大阪府警の試験要領です。
赤枠で囲った部分に
警察官としての適性について、必要な検査を行います
出典:大阪府警採用ページ
このようにしっかりと明記されています。
YG検査とほとんど同じ問題を無料で受けられる
そこでお薦めしたいのが最大手就職会社が実施しているグッドポイント診断です。
僕は転職活動をしていたときにこの診断結果をスクリーンショットして保存し、面接で自己PRの参考にしていたのですがこれは受験しておいて正解でした。
テストはこのように制限時間が設定されてYG検査とほとんど同じ問題が出題されます。
このテストで自分の強みや性格が約20分以内に診断できます。
全8568通りという膨大な組み合わせの中から診断されるので確度がかなり高いです。
ちなみに僕はこんな結果でした。
僕の性格をまとめると長所が
- 独創性
- 高揚性
- 挑戦心
- 悠然
- 受容力
という診断結果になりました。
警察の仕事では受容力や悠然、挑戦心というのは大切ですからこの診断結果は納得です。
そして役に立つのは診断結果だけではないのです。
二次試験の雰囲気がつかめる
この検査はまず何よりも無料なのが良いですし、本番さながら制限時間があるので試験の感覚がつかめます。
適正検査がどのようなものかを知らずに受験するとほとんどの人が焦ります。
「あなたはウソをついたことはありますか?」と質問されて「はい」「いいえ」「どちらでもない」って何が正解か分かりませんよね?
そしてこの適性検査は本音で回答してもだれにもバレないので自分の性格がどのように診断されるのかを知る最良のツールになります。
適正試験の項目で「誰にも負けたくない」とか「人に本音を話すと足元をすくわれると思う」という回答に〇をつければどうなるのか、自分はどういった性格をしているのかを客観的に見ると新たな自分が見つかるはずです。
この無料適性検査は本番の試験とほとんど同じ問題が出題されるので、適性検査がどんなものか感覚をつかんでおくだけでも他の受験生と差が付きます。
そしてこの無料診断の優れたところは自分の隠れた長所が分かるのです。
面接で何を自己アピールすれば良いのか分からない方、長所の説明方法が思い浮かばない方も20分で良いアドバイスがもらえます。
この診断はサイトに登録して実施するのですが、必要なことは
①メールアドレス登録
↓
②名前と生年月日を入力
たったこれだけです。
住所や希望職種などは省いても登録できます。
登録も簡単
この無料適性診断はリクルートが運営しているので安心ですし、無料会員登録も5分程度で完了します。
メールアドレスと名前、生年月日を入力すれば簡単に登録完了です。
せこいかもしれませんが会員費用も不要で、適性検査だけ受験して退会しても全く問題ないので大いに活用してみてください。
この検査は自分の隠れた長所や気付かなかった性格を8568通りという膨大な区分の中から分類して診断してくれます。
診断結果はスクリーンショットするかメモをしておいて二次試験に活かしてください。
説明に沿って登録すれば5分以内に無料診断が受験できます。
僕はフリーメールで登録しましたが迷惑メールなども届きませんでしたし、検査だけ受けて簡単に解約できるのでかなりおすすめです。
登録に5分もかける時間がないという方以外は無料二次試験対策として是非受験してみてください。
適性検査ってどういうものなのか、自分はどういう性格なのかがはっきりと分かります。
(登録は5分以内で終わるので、適正検査を受けたことがない方や自分の長所が見つからず悩んでいる方はこの機会に無料検査を受験してみてください。今まで気づかなかった何かが見つかるかもしれませんし何よりも試験を受ける時の不安解消につながります。)
自分に警察官の適性があるのか不安な方へ
ここまで読んで、あなたはこれに当てはまっていませんか?
自己分析してみたけど、これで良いのか不安
そもそも自分が警察官に向いているのか分からない
そういう方は今からご紹介する無料適性検査がおすすめです。
登録するだけで、自分の性格や向いている業界を多角的に分析してもらえます。
上でご紹介したグッドポイント診断よりも更に深く分析可能です。
ちなみに僕はこのような結果でした。この結果、すごくないですか?
ストレス適応が高い、堅実な業務遂行を求める組織への適性が高いなど『警察官の適性』が的中しています。
この他にも仕事で発揮しやすい特性や、自分に向いている仕事内容もアドバイスしてくれるのです。
この適性検査は100問以上の質問を制限時間内に答えるという本番さながらの内容になっているので、臨場感たっぷりに受験できます。
そして、16タイプに分けた性格分析も無料でしてもらえます。
この無料適性検査は、下の画像の無料登録フォームに入力するだけで検査可能です。
登録したあと、画面中央にある『診断結果を使って自己分析する』をクリックすると性格適性などの詳細な分析結果が分かります。
試験本番までに、ぜひ一度無料適性検査を試してみてください。
この無料適性検査は→こちらをクリック
はじめまして。
今回の試験でこの適性検査と全く同じ設問が出て驚きました。
試験前に受けて適性検査の雰囲気がつかめたので本番では焦ることなく受験できたのが勝因だったと思います。
本当にありがとうございます。
合格おめでとうございます。
このたった5分の無料検査は検査に慣れることが目的なので、趣旨をしっかりとご理解されて試験に上手く対応されたことが勝因につながったのかと思います。
素晴らしい警察官として活躍されることを心から祈念しております。
はじめまして。
この前、大阪府警の2次試験が終わり結果待ちなのですが、この前健康診断の再検査の通知がきました。これは合否に関係なく対象者全員に送っているのでしょうか?