警察官採用試験の難易度と合格率(倍率)を公開します

警察官採用試験の難易度と倍率について

リクストリーム管理人の元警察官・桜井陸です。

今回は警察官採用試験の難易度と合格率(倍率)、そして試験の対策方法について詳しく説明します。

警察試験の倍率が上がる理由

まず最初に全国で最も受験生が多い警視庁の倍率を見てみると

【倍率】

平成28年5.2倍→平成29年5.7倍→平成30年5.9倍(男性Ⅰ類)

平成28年6.2倍→平成29年7.2倍→平成30年9.5倍(女性Ⅲ類)

と年数を重ねるごとに数字が顕著に上がっています。

 

ただ受験者数を見ると

【受験者数】

平成28年9,502人→平成29年10,062人→平成30年9,372人(男性Ⅰ類)

平成28年813人→平成29年830人→平成30年883人(女性Ⅲ類)

とそこまで変化がありません。

それなのになぜ倍率は高くなったのか。

このように採用者数が減少しているからです。

【採用者数】

平成28年1,816人→平成29年1,750人→平成30年1,599人(男性Ⅰ類)

平成28年132人→平成29年115人→平成30年93人(女性Ⅲ類)

【公式HP】警視庁採用情報

警察官の採用数が減る

これは東京オリンピックの関係等で警察官を大量採用していたことが背景にあり、警察官の数も一定数は集まったのでこれから募集数は益々減少していくことが見込まれます。

ここで大阪府警の受験者数と倍率、合格者数をご覧ください。

警察官採用試験の倍率と合格者数と難易度 警察試験の難易度や合格率、倍率について

大阪府警でも受験者数はさほど変化ありませんが最終合格者数は減少しています。

つまり警察官採用数が減少しているために倍率が増加しているのです。

勉強方法の確立が大切な理由

警察試験を受験したことがない人に限って「独学でも大丈夫」とか「コツさえ分かれば誰でも受かる」とアドバイスしていませんか?

でも世の中には一次試験をなかなか突破できない人も多いのが現実で、僕の講座でも多くの公務員浪人の方が苦労されています。

公務員試験は試験科目と出題数、試験時間に合わせて勉強方法を確立しなければ合格は難しいのです。

予備校、警察試験

筆記試験の出題範囲を知る

多くの受講生が陥るミスとして時間とお金をかけて予備校に通い筆記範囲の全教科の授業を聞いて復習して、全く意味のない時間を過ごします。実際の警察試験では物理など出ても1問程度なのに何時間もかけて勉強するのは余りにも時間を無駄にしていることとなります。

公務員試験は高校受験や大学受験とは全く違うのを理解する必要があるのです。

警察官採用試験の難易度と勉強方法について

なのでもし予備校に通うならば数的処理や社会科学など頻出科目だけで充分です。

全教科履修する必要はありません。

そして独学する場合は頻出科目を徹底的に覚えてください。

独学の勉強方法はこちらをクリック

試験範囲と内容について

実際の試験について詳しく説明すると大体が一次試験で教養試験(マークシート)と論作文、二次試験で面接と適性検査です。

警視庁のみ一次試験で漢字試験(国語試験)が実施されます。(試験時間20分、問題数60問)

警視庁の漢字試験は漢字検定2級レベルで読み書き両方ありますが、テキスト1冊買えば充分対応可能です。

一次試験の試験科目

一次試験の教養試験科目は大体の自治体が【政治・経済・社会・日本史・世界史・英語・数学・物理・判断推理・数的推理】です。

5つの選択肢から正解を選ぶマークシート方式となっています。

理数系が苦手でも大丈夫

教養試験は理数系が苦手な人でも心配いりません。

前述したように物理や数学は出題数が極端に少ないので捨て問にしても平気なのです。

警察試験の試験科目と試験内容について

必要科目を徹底的に勉強する

一次試験は数的推理と判断推理が問題の6割程度を占めるので、この科目を徹底的に勉強してください。

ちなみに数的推理は慣れで解けるので理系・文系は全く関係ありません。

論作文(小論文)について

論作文(小論文)はマークシートが終わったあとに実施されます。

試験時間は60~120分、字数は800字~1200字が一般的です。

警察官採用試験の作文

テーマは仕事に対する心構えや志望動機、最近の時事などを絡めた課題が多いです。

これも文字数は8割程度は書きたいところです。

なおほとんどの自治体では二次試験から採点基準となるので、一次試験を突破するには教養試験対策が必須になります。

【関連記事】警察官採用試験で使える「分かりやすい論作文の書き方」

二次試験について

一次試験を合格すると、次は受験する自治体から二次試験の日程を指定された合格通知が届きます。

二次試験では体力検査、適性検査、面接(集団、個人、討論形式など)があります。

面接の形式は自治体によって違いがあり、愛媛県警などは二次試験のあとに任命権者面接が行われます。

体力検査の種目

体力検査は行進や四肢・五指関節の確認などに加えて各種目の体力試験が行われます。

体力検査の基準はこちらになります。(平成29年度福岡県警の例)

警察官採用試験の体力検査

この体力試験で大切なことは試験以外でも態度を見られているということです。

また試験に関して腕立て伏せはしっかりと曲げなければカウントしてもらえないので、普段から体力作りは必須です。

 

ちなみに僕は握力が弱かったので負荷の強いグリッパーを購入して二次試験までに鍛えました。

なおこの種目がクリアできるレベルでないと警察学校で非常に苦労します。

適性検査について

適性検査はYG検査やクレペリン検査、バウムテストが主です。

YG検査やクレペリン検査は一度も受験したことがない人は一度は受験した方が良いと思います。

適性検査で回答操作すると非定型と判定されて不合格になることもあるのです。

【関連記事】警察官採用試験の適性検査と自己分析について

二次面接について

警察の採用試験は面接が重視されているので対策が必須です。

熱意だけで合格できるほど簡単ではないので、なぜ志望するのか・何がしたいのかを端的にまとめてください。

受験する自治体の研究も当然必要です。

【関連記事】警察試験の入退室の間に面接官が重視することと不合格になる仕組み

倍率は難易度を表すものではない

ではここで倍率と難易度の話に入ります。

大半の受験生の方は地元警察を受験されると思うのですが、受験前にもちろん倍率などは調べていると思います。

警察官採用試験の合格率と倍率について

倍率の高低で受験先を決めるのは危険

その倍率ってどういう意味だと思いますか?

試験に通りやすいとか通りにくいという難易度だと勘違いしていませんか?

採用試験に合格しやすい県などない

まず最初に断言しますが試験に合格しやすい県など絶対にないです。

たとえば警視庁は倍率が低いから合格しやすくて地方の警察は倍率が高いから合格が難しいというわけではありません。

警察官採用試験での倍率とは難易度ではなくて受験者と採用者数を表すだけの指標ということなんです。

それを勘違いして倍率が低い=受かりやすい県だと勘違いして縁もゆかりもない自治体を受験し、志望動機に悩む人がどれだけ多いことか…。

合格率という言葉に要注意

倍率と合格率が関係しているのなら、地方の警察より警視庁を受けた方が有利だと思いませんか?

それでも警視庁には落ちて倍率の高い地元警察に受かる人がいます。

 

これは地元警察を受けた時に研究したことを面接で上手く話せたからです。

研究の質ですね。

僕も面接官をしているので分かるのですが少し話すだけでも「この受験生は何も研究していないな」とすぐに見破れるんです。

競争率だけで判断していませんか?

競争率だけを見て受験した他自治体の受験生に較べて地元の受験生が合格する確率が高い要因はこれなのです。

分かりやすく短い動画で説明しているので参考にしてみてください。

上の動画で説明しているように大学入試のような競争率と同じ感覚で受験するとまず合格できません。

知らない土地の警察を受験して落ちる原因は「研究不足」に尽きます。

地元以外の自治体を受験する場合については以前書いたこの記事内で紹介しているので読んでみてください。

各都道府県警の倍率

各都道府県警察の倍率をざっと調べてみたらこういう結果になりました。

(1類・A区分は大卒、2類・Ⅲ類・B区分は高卒)

北海道警(平成30年第1回)

A区分 男性4.8倍   女性5.3倍

B区分 男性14.3倍 女性17.9倍

警視庁(平成30年)

Ⅰ類  男性5.9倍 女性8.6倍

Ⅲ類  男性6.6倍 女性9.5倍

愛知県警(令和元年第1回)

A区分 男性3.5倍 女性7.2倍

B区分 男性7.8倍 女性19.4倍

 

埼玉県警(平成31年第1回)

1類 男性7.5倍   女性10.2倍

2類 男性20.8倍 女性15.9倍

3類 男性8.9倍   女性10.5倍  (埼玉県警は2類区分が短大・専修学校卒)

広島県警(平成31年1回)

A区分 男性9.4倍 女性18.9倍

B区分 男性28.5倍 女性37.0倍

群馬県警(平成30年)

A区分 男性4.5倍 女性4.7倍

B区分 男性7.2倍 女性15.6倍

 

大分県警(平成28年)

A区分 男性5.4倍 女性5.0倍

B区分 男性5.9倍 女性3.9倍

京都府警(平成30年度4月)

A区分 男性3.5倍 女性7.0倍

B区分 男性7.2倍 女性11.0倍

静岡県警(平成30年4月)

大卒区分 男性4.5倍 女性3.7倍

高卒区分 男性3.2倍 女性5.5倍

 

鳥取県警(平成31年)

A区分 男性3.8倍  女性2.2倍

B区分 7.1倍  (チャレンジコース)

島根県警(平成30年4月)

大卒区分 男性3.3倍 女性4.2倍

高卒区分 男性2.8倍 女性3.4倍

佐賀県警(平成30年)

A区分 男性6.3番       女性4.5倍

B区分 男性10.4倍  女性21.8倍

 

福井県警(平成30年)

A区分 男性2.3倍  女性1.8倍

B区分 男性3.1倍    女性3.1倍

香川県警(平成30年)

大卒区分 男性5.3倍  女性7.2倍

高卒区分 男性7.7倍    女性14.0倍

秋田県警(平成30年)

大卒区分 男性Ⅰ 4.2倍 女性4.2倍

高卒区分 男性      6.2倍  女性4.0倍

 

富山県警(平成30年第1回)

A区分 男性3.2倍 女性3.6倍

B区分 男性3.5倍 女性7.5倍

石川県警(平成29年)

A区分 男性4.3番 女性4.2倍

B区分 男性3.7倍 女性5.4倍

山形県警(平成30年)

A区分 男性4.9倍 女性4.5倍

B区分 男性7.1倍 女性9.0倍

 

和歌山県警(平成30年第2回)

A区分 男性10.4倍 女性2.5倍

B区分 男性6.2倍  女性3.1倍

岩手県警(平成30年)

A区分 男性2.6倍 女性3.5倍

B区分 男性4.9倍 女性5.1倍

滋賀県警(平成30年第2回)

A区分 男性14.3倍  女性6.5倍

B区分 男性6.9倍    女性3.5倍

 

奈良県警(平成30年第2回)

A区分 男性7.6倍 女性9.0倍

B区分 男性7.4番 女性4.8倍

沖縄県警(平成30年)

A区分 男性7.6倍 女性12.4倍

B区分 男性5.7倍 女性10.6倍

鹿児島県警(平成30年)

A区分 男性3.2倍 女性2.7倍

B区分 男性6.4倍 女性5.8倍

 

熊本県警(平成30年)

A区分 男性5.9倍   女性5.2倍

B区分 男性11.1倍 女性11.5倍

長崎県警(令和元年第1回)

Ⅰ類 男性 4.0倍  女性  3.8倍

Ⅲ類 男性 377名 女性 122名

(長崎県警はⅢ類の倍率公表がないため人数だけ表記)

 

三重県警(平成30年)

A区分 男性3.7倍 女性4.9倍

B区分 男性2.9倍 女性4.7倍

山口県警(平成30年)

A区分 男性4.1倍 女性9.2倍

B区分 男性3.7倍 女性5.7倍

栃木県警(平成28年)

大卒区分 男性3.6倍   女性4.5倍

高卒区分 男性11.7倍 女性6.6倍

 

岐阜県警(平成30年9月)

AⅡ区分 男性10.3倍 女性7.7倍

BⅡ区分 男性4.6倍   女性8.6倍

岡山県警(平成30年10月)

A区分 男性13.3倍 女性3.0倍

B区分 男性6.6倍   女性7.0倍

福島県警(平成30年)

A区分 男性3.6倍 女性2.9倍

B区分 男性3.1倍 女性4.4倍

 

宮城県警(平成29年)

A区分 男性4.0倍 女性4.4倍

B区分 男性4.1倍 女性3.9倍

新潟県警(平成30年)

A区分 男性2.0倍  女性5.0倍(第1回)

B区分 男性3.1倍     女性6.4倍(第2回)

茨城県警(平成30年)

A区分 男性3.8倍 女性7.1倍(第1回)

B区分 男性4.0倍 女性5.5倍(第2回)

 

福岡県警(平成30年)

A区分 男性5.6番 女性5.9倍

B区分 男性7.9倍 女性9.5倍

兵庫県警(平成30年第一回)

A区分 男性4.0倍 女性5倍

B区分 男性4.9倍 女性13.3倍

千葉県警(平成30年)

A区分 男性3.4倍 女性4.9倍

B区分 男性9.9倍 女性8.1倍

 

神奈川県警(令和元年第1回)

A区分 男性3.6倍 女性6.0倍

B区分 男性13.3倍 女性12.4倍

大阪府警(令和元年)

男性 6.8倍 女性10.0倍  (大阪府警のみ区分別の公表なし)

上の表は各自治体が公表しているデータを集めたものです。

日本地図を上から記載した方が見やすかったのですが、途中から警察官が少ない都道府県順にまとめてみました。

(どれだけ調べても公表データがない警察もあったので申し訳ありませんが一部の県警は載せていません。)

受験者が多い自治体の理由

公務員受験者の数を見てみると新潟県警はB区分の倍率がとても高いですが、第2回試験では低くなります。

これは高校の卒業シーズンと被るということだと思われます。

そして沖縄県警を見ると求人が少ないことに加えて高卒者の平均賃金がかなり低いため公務員人気が根強いのです。

 

埼玉県警は2類の倍率が非常に高いので理由を調べてみると、有効求人倍率が全国で2番目に低いのでこれに関係がありそうですね。

福井県警の倍率が低いので調べると、福井県の有効求人倍率は日本で1位でした。

原発の再稼働に伴い建設業の求人が盛んということが要因となっています。

女性警察官の合格率について

この記事をご覧いただいている方の中には女性警察官志望者も多いでしょう。

この画像を見ていただくと採用数の多い警視庁でもこのような合格率になっています。

女性警察官の受験倍率

ただこれは難易度ではありません。

女性で無職の状態からでも受験して合格した方もいらっしゃいます。

多くの人が受験すれば倍率が上がるのは当然ですが、合格レベルに達している人は実は一握りなのです。

難易度と勉強時間の関係

警察官採用試験の難しさについて受験者の平均的な勉強時間から調べてみたところ学習期間は10~12カ月という層が多く、1週間の平均勉強時間は約50時間~60時間という層が多いです。

つまりこれ位は勉強しなければ試験問題が解けないということです。

警察官採用試験の難易度と勉強方法について

平均勉強時間について

人にもよりますが合格者に聞くと週に40時間勉強したという方もおり、勉強時間はこれくらいが平均なのかなと思います。

試験範囲が広い割にほとんど出題されない分野もあるので、広く浅く勉強するより特定の分野を深く取り組む必要があります。

また数的推理や判断推理、人文科学(歴史や地理など)や社会科学(法律や憲法など)は決して落としてはいけない分野でこの科目は何があっても8割は取らなければ合格は厳しいです。

筆記試験は平均点を取る

また筆記試験(一次試験)は6~7割とれば合格できるので満点を狙う必要はありません。

つまり3~4割は間違っても良いということです。

満点を取るより平均点を取ることを目標にすれば合格率は遥かに上がります。

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マークシートは消去法を使う

マークシートの解き方は「正答を一つに絞れれば良いだけ」なので消去法で正答を導く方法だけでも充分に対応可能です。

問題の全てをマスターする必要はないので「誤りの選択肢を見つける練習をする」という意識で勉強してみてください。

特に人文科学や社会科学は試験問題の選択肢に明らかな誤りが多く、それを見つける知識さえ身に付ければ何ら難しくありません。

試験問題のレベル

実際の試験問題のレベルはどのようなものか。

例えば社会科学の問題だと選択肢から誤りを見つける問題が多く『衆議院議員の定数は248人で任期は4年、選出方法は小選挙区比例代表並立制度である』というレベルの試験問題が出題されます。

これは議員定数が参議院議員の定数が書かれており実際は465人なので誤りです。

警察官採用試験、一次、マークシート

試験は大体このレベルの問題が多く、勉強さえしていれば大体6割以上は取れる難易度に設定されています。

試験科目の全てを覚える必要はないので、このように必要なキーワードを押さえておけば消去法で絞ることができます。

マークシートは時間配分と消去法が点数を上げるコツなのでこの点を普段の勉強に取り入れてみてください。

警察試験のボーダーについて

そしてよく警察試験のボーダーについて質問されるのですが、経験上、6割~7割とれれば合格します。

つまり一次試験、二次試験共通して60パーセントから70パーセントの点数をコンスタントにとれる実力を兼ね備えていれば合格できます。

 

上で解説したように筆記試験の問題は6割以上が数的処理や判断推理、人文科学・社会科学です。(大阪府警、兵庫県警は異なる)

そしてボーダーラインが6割。

つまり頻出科目を抑えなければ筆記試験はパスできないということになります。

平均点をとることの重要性

試験では平均点をとることが何よりも重要です。

地元以外の自治体警察を合格することがなぜ難しいのかというと地元受験者に比べて時に志望動機を上手く説明できないからです。

(僕も面接官をしている経験上、ホームページを見て考えたような浅い志望動機を聞くとすぐに分かります)

資格をとっても有利にならない理由

面接が苦手、試験に自信がない。そういった理由から武道や語学などの資格をとり、加点を考える受験者も多いです。でも武道高段者や語学が堪能な方でも不合格になっているのが事実。資格があっても有利にはならず面接試験が大きなウエイトを占めていることを理解しておくべきです。

【関連記事】警察官採用試験で有利な資格や特技は?

二次試験対策が必要な理由

そして面接試験について説明します。公務員試験において面接は点数化されますので、コンスタントに平均点がとれなければ不合格となってしまいます。倍率を見ると難しく考えてしまいがちですが、どれだけ高倍率でも平均点をとれば合格できる試験です。

採用試験はもちろん競争試験ですが、何度二次試験に進んでも最終合格がもらえない人の特徴は他の受験者と競争にすらなっていないというのが現状です。

志望動機で悩む方も「なぜ自分が警察官になりたいのか」という部分をもう一度考えてみると何か良いヒントが見つかるかもしれません。

 

面接では「なぜ警察官になりたいと思ったのですか?」という質問を必ずされますが、これまで添削してきた方の中で半数以上が警察の仕事を理解していない現状にあります。

まずは警察業務をしっかりと研究して受験する自治体を研究しましょう。

【関連記事】警察官の仕事内容・やりがいや警察学校の実態を公開します

 

合格レベルまでに達するのに必要な時間などをまとめると

平均勉強時間:40~60時間(週)

平均勉強期間:10~12カ月

必須勉強科目:数的処理、判断推理、人文科学、社会科学

1次試験ボーダー:6割前後

となります。

YouTubeでも動画講座を開いているので是非ご覧ください。

続けて【警察官になるにはどうすればいいの?勉強方法から面接対策まで】の記事へ

23 件のコメント

  • 警察の合同試験は地元警察が受からない人の受け皿で警視庁など大規模県がその受け皿というのは地方では常識なので、記事の内容に違和感があります

    • コメントありがとうございます。
      警視庁等は試験に受からない人の受け皿とお考えなのですね。

      警察官採用試験は試験の受験回数を増やせば合格できるというものではなく、試験に合格できる実力をつけた人が他府県警察を複数受験して合格率を上げるものです。

      併願の目的は分母を増やすことなので、地方県警に受からない人が警視庁に受かるのかというとそうではなく逆も然りです。(私やブログ合格者を含め)

      倍率を考えるのではなくどの都道府県警を受験しても均等に通用する実力をつけることが大切ですので、周りの常識に惑わされることなく試験に臨んでください。

  • 一次試験のマークシートは、最低ボーダーどれくらいなんですかね?
    知人でも勉強してなくて、受かっている人がちらほらいるので気になりまして…

    • 最低でも5割は欲しいところですね。
      警視庁は特に初めてだと合格しやすいので無勉でもいけると誤解されがちですが、地方だと6割はなければ厳しいです。
      後はその年のレベルにもよります。

  • この時期にすいません。覚えれる勉強方が分かりません。このままだとどんどん追い込まれそうなのでコメントしました。YouTubeなども拝見してます。

    • 覚える勉強方は人それぞれですが、覚える必要があるものと覚えなくても良いものをよく見極めて下さい。
      追い込まれる必要はありませんよ。
      気持ちに余裕がないと勉強もはかどりませんから、まずはリラックスして自分に何が足りないのかをよく自己分析、把握してください。

  • 初めまして。警察官を目指している高校三年生です。
    警察官を目指すスタートが遅く残りの時間二か月位しかないのですが合格ラインに届きますでしょうか?

    • 公務員試験は本人の基礎学力に大きく関係しますので、市販されている参考書を難なく解けるレベルになれば一次試験は大丈夫です。

      後は基礎体力をつけて、志望動機等をしっかりと練って下さい。
      警察官採用試験は何よりも二次試験が最重要です。
      応援しています。

  • 初めまして、高校3年で静岡県警を志願しているのですが、私は正直頭があまりよくありません。
    静岡県警の筆記はまず落ちないと言われているそうなのですが、やはり心配で予備校で勉強をしているのですが、集団討論や個人面接も不安です、
    自分は剣道をやっているのですが、剣道をアピールしすぎるのも良くないと色々言われ混乱しています、どうしたら良いでしょうか?

    • 静岡県警の筆記試験はまず落ちないという情報の真偽は確かでしょうか?
      そこから疑うべきです。

      アピールできるものがあるならアピールするべきですが、あくまでも試験の目的は何かをよく考えることが必要です。
      剣道の師範を求めている試験ならば剣道だけをアピールしても良いですが、求められているのは警察官候補であることから志望動機等を相手に合わしてよく練って下さい。

  • はじめまして。ブログや動画いつも楽しく拝見させていただいてます。私は最近、警察官という仕事に興味を持ち始めた20歳の学生です。私には悩みがあります。
    私は女なのですが、あまり気が利きません。気を利かせようとしても空回りしてしまいます。警察官だけでなく、どんな職業でも気が利くことは重要になると思うので、気が利く人間になりたいです。桜井さんは、気が利く人間にはどんな努力をしてなれると思いますか?また、警察官になるために、採用試験以外のことで大学生のうちに学んでおくべきことなどを教えていただけると幸いです。
    お忙しいとは思いますが、ご返事よろしくおねがいいたします。

    • 私が思うに『気が利かない人間』というのはそもそもそんな発想にならないので、貴女は周りに気を遣える方だと思います。
      後は色々な人と関わり、怒られたり喜んだり一喜一憂している内に人と仲良くする術を覚えるから心配ありません。
      大学生の間はバイトに精を出すことなく海外旅行をしたり精一杯、モラトリアムを楽しんでください。

      • 既卒のフリーターです。学生時代をバイト充で過ごしてしまった者は警察官にはなるのはむずかしいですか?

        • 全くそんなことはないですよ。
          警察官として何が求められているのかをよく研究して、アピールポイントを外さなければ問題ありません。

      • 返信ありがとうございます。少し自信がもてました。桜井さんのおっしゃる通り、様々な経験をして、自分が目標とする人間に少しでも近づけるよう頑張っていきたいと思います。これからもブログや動画楽しみにしています。

  • はじめまして。中学二年生の女子です。
    私は警察官になりたいのですが、運動全般が得意ではありません。だから警察官の試験で受かるように運動神経を良くしようと思っています。でも警察官になってどんな運動が必要なのか分かりません。二次試験ではどんな運動が見られますか?また、警察学校ではどんな基礎運動をしますか?そして、警察官になってから必要な運動はありますか?

    • はじめまして。
      二次試験の項目は当ブログの受験者様から頂いた体験談カテゴリーにまとめているのでご覧下さい。
      警察官になってからは柔道か剣道が必要になります。
      ただ特に今から必要なことはないので、学校の勉強を大切にしてください。
      家では親のお手伝いをしっかりして親孝行もしてくださいね。
      親と良好な関係ができている方が試験でも有利です。(理由は試験の時によく分かると思います。)

  • 初めまして 私は25歳会社員ですが警察になりたく働きながら勉強しています しかし一つだけとても気がかりなことがあり不安です それは10年前の中学生の頃に一度万引きで補導された過去です やはりとても不利なのでは無いかと不安で一杯になります 両親ともに警察官関係者ですが試験に頑張れば関係ないと言ってくれます
    私も試験を頑張ればと思いたいのですが実際問題警察官を目指すのは無謀では無いかという気持ちも捨てきれません やはり補導歴があると採用は厳しいでしょうか? 忙しい中だと思いますがよろしくお願いします

    • 事件当時の状況(年齢や処分内容)が分からないので詳しいことは言及できないのですが、言えることは当然有利にはなりません。
      ただそれがどこまで影響するのかは採用側が判断する部分ですので、悔いの残らないように試験に取り組んでみて下さい。

      • 返信ありがとうございます
        事件当時の状況ですが15歳の中学三年生の頃です
        写真と指紋(右手の人差し指)をとられました
        必死に謝罪し被害届けは出されていないので逮捕はされていませんがデータベースには補導歴の記録は残っていると思います

        まあ有利になることは当然無いでしょう
        面接で不利になることは承知で悔いのないように試験頑張ってみようと思います

  • 大変詳しい内容で、参考になります。
    大学四年で留年決定の息子がおります。
    あと一年頑張れば卒業と思いきや、どうしても苦手な実習に出ることが出来ず、早くて来年の9月の卒業だそうです。学費も高く、あと一年ならと思っていましたが、中退も視野に入れざる終えなくなってきました。
    大学中退で、警察官採用試験を受けるとして、県によっては大学卒業程度と、ほとんどが大学卒業とあります。
    警察官になるのが希望としておりますが、中退した場合、高卒で受けるのか、大学卒業程度で受けるのか、どちらが良いのでしょうか。
    また、頑張って卒業までさせた方がいいでしょうか。
    よろしくアドバイスお願いできたら喜びます。
    よろしくお願いします。

    • 元警察官としては警察官になるなら早いほうが良い、というのが正解でしょうが民間の人事課勤務としては大卒をお勧めします。
      やはり就職、転職市場において高卒と大卒の扱いは大きく異なっており大卒以上が受験資格の企業も多いです。
      警察官になれれば勿論良いですが、試験なのでもしもの場合がありますし警察官になっても転職する可能性はあります。
      その際に可能性を広げる意味でも大卒という資格は選択肢を広げてくれるので、可能なら卒業することをお勧めします。

      • ご丁寧、ご親切にありがとうございます。
        本人が入学当時消防士をめざしていただため、救命の資格の取れる学部に入学したのですが、それの実習がトラウマとなり、学校の勉強にも興味がなくなってしまい、辛いらしいです。
        こういう資質で、警察官を目指すのも疑問なのですが。
        陸様のいわれる通り、なんとか頑張って卒業してくれるのが一番なのですが、実習がネックになっており、また同じことをしそうで本人にも強く言えません。今からでも他校に編入、通信で編入とかも考えておりますが、やはり現在在学しているところを卒業するのが手っ取り早いのです。
        ご親切にご回答いただき、本当にありがとうございました。

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    ・3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に採用、代表的な出世コースに乗る。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民の相談者が絶え間なく、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者1万人突破。 ・現在は民間企業の人事部で採用担当として活躍中。30代、既婚、大阪市居住。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。