【警視庁採用試験の一類(大卒)】実体験・難易度が高くても半年で合格できた方法

警視庁の警察官

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。
今回、講座受講生の宮田さん(22歳、女性)が警視庁の採用試験(一類)に合格しました。

警視庁の試験は初回特典の噂があったり、面接で時事問題が出題されることで有名です。

そこで、宮田さんに警視庁の試験のコツや注意点をインタビューしたので公開します。

記事を最後まで読めば、倍率や難易度が高くても合格する方法がきっと分かるはずです。

なお、今回は宮田さんへ直接質問するチャンスがあるので記事の最後に紹介します。

【警視庁採用試験の一類(大卒)】難易度が高くても合格する方法

今回は宮田さんにこのような質問をしてみました。

そして、こちらが宮田さんの直筆のお手紙です。

警視庁の一類採用試験合格者の直筆の試験対策のお手紙

警視庁の一類に合格した女性からのお手紙
警視庁の大卒採用試験に合格した女子大学生からの手紙警視庁の一類試験に合格した女性の直筆の手紙

警視庁の一類試験に合格した女性からの手紙

警視庁に独学で使用したテキストと勉強方法

こちらは宮田さんが勉強した時に使用したテキストや勉強に使用したノートです。

警視庁に合格した時のおススメのテキスト
警視庁の試験に独学で合格したときの勉強方法

とてつもない努力をされているのが分かりますよね。

そして、こちらが宮田さんです。

警視庁(一類)に合格した女性受験者の合格証書

警視庁の採用試験を受験する時の注意点やコツ

宮田さんのお手紙をテキストにしました。

この度、桜井様のご指導のおかげで警察官採用試験に合格することができました。
桜井様からの日頃のアドバイスは当然の事ながら、合格した皆様の体験記からもたくさんの勇気を頂きました。
恐縮ではありますが、私の合格までの道のりも警察官を目指す皆様のお役に立てることを願い、頂いた質問に回答させて頂きます。

① これまでの受験歴を分かりやすく教えて下さい
令和5年度 第2回警視庁警察官採用試験合格

② 合格した今、これまでを振り返って思うこと。苦しかったこと、辛かったことなど
私は警察官を目指したのは採用試験の4ヶ月前だったので、とにかく教養・論文試験の対策時間が少ないことに毎日焦りを感じていました。
特に論作文はこれまでの人生で書いた事がなく0の状態だったので、桜井様から添削して頂かなければ、初回に書いたようなただの作文になっていたと思います。

教養試験は、過去問集等は試験1ヶ月前までは解かずに、とにかく解法や基礎を頭に叩きこんでいました。
基礎がある程度頭に入っていれば応用にも対応できるので、もし同じように時間が無い方がいれば焦らず1歩1歩進んでいくことをオススメします。

③ 大学ではどのようなキャラだったか
サークルには入っておらず、学祭実行委員等もしたことのない、極普通の学生でした。
積極的に行動する方ではあるので、好奇心に導かれるまま、自分の興味のあることはトコトン挑戦していました。

④大学の偏差値や周りの友人の就職先は?
偏差値は55位です。同じゼミの友人は航空会社・銀行・コンサル系に進みました。

⑤今回、この部分を改善しなければ合格できなかったと思うこと
論作文の書き方と面接時にマイナスなことを言わないということです。
私が初めて書いた論文は、今読み返してみると警視庁の研究もしておらず、自分のアピールポイントもよく分かっていない、ただ警察官になりたいですと伝えるだけの文章になっていました。
そのことに気づかず初回のような文章を書いていたら100%落ちていたと思います。

⑥ 桜井様の講座を受講した理由と受講してみての感想
私はとにかく試験までの時間が無いこと、採用試験のことについて全く知らなかったので手当たり次第関連するYouTubeやブログを見ていました。

その中で、桜井様だけが的確かつ有益な情報を発信していると感じたので受講させて頂きました。
桜井様は私との数通のメールのやり取りで私の性格や弱さを見抜き、その部分に対して素晴らしく的を得たアドバイスをして下さったので、受講して本当に良かったです。

⑦ 桜井様の講座を受講してきつかったこと、苦しかったこと、悔しかったことなど
私は自分ではやっているつもりになっていることが多く、何度も同じご指適を頂きました。
その度に自分の「これで良いだろう」という甘えの精神に嫌気が差し、苦しかったですが、桜井様が正しく努力するための道を示して下さったからこそ、克服し、合格へと繋げることができたと思います。

⑧ 将来はどのような警察官になりたいか、明確なビジョンについて
目指している部署があるので、希望部署に配属できるまでに経験する様々なことを吸収していきたいです。

⑨ 面接試験前に注意したこと、意識したこと
まず第一に見だしなみにはかなり気をつけました。
受験生目線でも見だしなみのきちんとしている方は凛として自信があるように見えました。

あとはとにかく、桜井様が常に仰っているようにマイナス発言をしないこと、「普通」の人間であることを示せるよう心掛けていました。

表情は変に真面目顔を買いたり、笑顔を張りつけたりせず、友人と話す時のように自然に、自分のその時の感情に任せていました。
私は話をしている時に色々とつけ加えて長くさせてしまう癖があるので、端的に話すことはずっと気をつけていました。

⑩ 桜井様の動画、ブログで特にオススメするものとその理由
動画:『完璧な志望動機を話しても不合格になる理由』
ブログ:『警察官採用試験の面接に落ちて良かった理由』

試験対策をする中でいっぱいいっぱいになり、自分のことが情けなく嫌になってしまうことが多々ありましたが、ブログの中で言われている”自分を救えない人に他人は救えない”という言葉で、『きついから早く受からせてほしい』というマインドから『受かりに行く』という気持ちに変わることができました。

⑪なぜそこまで努力して警察官になりたかったのか
私は警察官を目指す前までは違う公安職を目指していました。
しかし、自分の目指すところの根本には警察官でないと携(たずさわ)われないので、警察官を目指しました。

⑫知恵袋やSNSで警察官採用試験に対する情報についてこれはデマだと分かったこと
『適性試験で消しゴムを使うと不合格になる』という投稿を見て、がっつり消しゴムを使っていた私は1次の合否までとても不安に過ごしていました。
このようなバカらしいデマがたくさんあふれていますが、皆さんは私のようにだまされず自分を信じて戦って下さい!

⑬ 好きなマンガやよく聴く音楽は?警察官らしくない趣味があれば教えて下さい
少年マンガが大好きで、ジャンプやマガジンを購読するくらい、マンガを読んでいます。
受験期間も私は好きな事をガマンするとストレスがたまるので、毎週息抜きがてら読んでいました。

⑭自分自身の嫌いなところ、コンプレックスは何か
常に誰かと自分を比べてへこむ所です。
負けず嫌いなくせに自分の限界を悟ると、すぐあきらめてしまう部分があるので、まずは自分を認めてみることを最近は心掛けています。

⑮面接の合格フラグ、不合格フラグはあったか
無かったと思います。
“雑談ばかりだと受からない”というような事を耳にしたことがありましたが、私の面接もほとんどが雑談のような感じだったので、フラグ等気にしなくて良いと思います。

⑯警視庁の面接では時事の質問をされるが、答えることはできたか
できませんでした。
これは個人的に感じた事ですが、時事問題を出された時は、特に顔や体を見られた気がします。

答えられるかどうかよりも、分からない時に素直に分からないと言えるかどうか、そして、予測できない質問への受け答えをすることができるかを見ていると思うので落ちついて、自分の意見を伝えれば大丈夫です。

⑰警察官には体力が必要と言われているが実際に体力はあるか。
全くと言っていいほどありませんでした(笑)
試験の3ヶ月前くらいから体力試験対策を始めたので、受験生の中でも下の方の記録だったのではないかと思います。
実際、腕立て伏せは半分程しかできませんでした…。

⑱ 受験生へのエール
長く拙い文章でしたが最後までお読み頂きありがとうございました。
私は合格報告を読んでモチベーションを保ったり、きつくても1人じゃないと思えていたので、この手紙を読んで同じように奮い立って下さる方がいれば嬉しいです!

受験生生活は先の見えない不安に押しつぶされそうになることも多いと思います。
私もそうでした。そんな時は、思いつめすぎずに、好きな事、楽しいと思える事をして気持ちをきり替えてみて下さい。毎日頑張っている皆さんなのでたまにはそんな日があっても良いと思います。

きつく辛い受験期を乗り越える力は必ず合格を勝ち取る力になり、合格後も自分の支えになってくれると思います!!
皆さんの正しい努力が実を結ぶことを同じ桜井様の講座受講生としてお祈りしています。

警視庁の一類試験受験者

警視庁の合格フラグ、不合格フラグについて

よく『面接で〇〇は不合格フラグだから注意』ということを聞きますが、宮田さんが書かれているように、そんなものはありません。

雑談ばかりでも宮田さんのように合格できますし、志望動機や自己PRを詳しく聞かれて不合格になる場合はあるのです。

警視庁警察官のやりがい

警視庁採用ページを見ていると、交番の若手警察官の声が載っていました。

こんな記事を読むと、ますます警察官になりたくなりますね。

交番勤務は「制服のお巡りさん」として地域住民と接する機会が多くあり、感謝されることも少なくありません。
ある日、「目を離した隙に子供がいなくなった」という110番通報を受け、両親とともに必死で探し回った結果、無事保護することができました。
数日後、その子供と母親が交番に来署し、「お巡りさん大好き」と書かれたお礼の手紙を届けてくれました。ささやかな出来事かもしれませんが、人の役に立っていることを実感し、今でも仕事を頑張る励みとなっています。

出典:警視庁HP

警視庁の面接で時事問題について

警視庁の面接では冒頭に時事の質問をされます。

これはかなり難しく、新聞やニュースを詳しく見ていても答えられないものがほとんどです。

では面接官は何を見ているのか。

それは受験者の答え方や反応です。

動揺せず、分からない質問にはしっかりと『分かりません』と答えることが大切です。

警視庁の一類試験に合格した女性

警視庁の採用試験の難易度について

宮田さんの合格通知を見てみると、

二次試験受験者 78名
最終合格者   10名

と書いています。つまり、二次試験は倍率で言うと12倍近くあります。

一次試験はもっと多くの受験者がいたので、警視庁は特に女性にとって難関です。

それでも宮田さんのように合格できたのは『普通であること』を常に意識したからです。

宮田さんは2023年6月2日に僕の講座に入会して、12月に最終合格をもらいましたが講座内で僕は何度も厳しい指摘をしました。

それでも宮田さんはめげず、反発することなく柔軟に受け入れたのです。

よくある講座のご質問は→こちら

現役合格者への質問コーナー

そして、宮田さんにこんなお願いをしてみました。

宮田さん、よければ合格者として受験生の質問や相談に回答してもらえますか?

現役女子大学生として、そして現役合格者としてアドバイスいただけると受験生も勇気が出ると思うのです。

宮田さん

分かりました。私で良ければお答えします。

少しでもお力になれたら嬉しいです。

ということで、宮田さんにご協力いただけることになりました。

質問がある方は、このブログの下にあるコメント欄に記入してください。

宮田さんに全て回答して頂けます。

【コメントを書く方法】

①コメントを記入
②『私はロボットではありません』をクリック
③コメントを送信

の3ステップで簡単にコメントできます。

警視庁の合格者へ質問

14 件のコメント

  • 宮田様、はじめまして。
    私は同志社大学3回生の女子です。
    地元である警視庁を受験する予定なのですが、宮田さんは面接の時メイクはどうされましたか?
    私は韓国コスメが大好きで、特にマスカラで目をハッキリさせるメイクにしているのですが面接の時はどのようなメイクをされたでしょうか?
    警察官になるとメイクとか出来なくなるのかなと少し不安ですが、こういうのは警察にも聞けませんし悩ましいとこですね。
    長くなりすみません。宜しくお願い致します。

    • 麻衣様
      はじめまして、こんばんは。
      面接時のメイク等女性は不安ですよね。
      私の場合面接当日は、ファンデーション、眉マスカラ(暗め)、色つきリップのみ使用し、ガッツリメイクはしないようにしました。
      1次試験時はラメのアイシャドウや濃いめのリップをつけて受験されている方がいましたが、2次試験ではそういった方々は見受けられませんでした。(私の組だけしか見ていないのでそういった方々もいらっしゃったかも知れません。)
      あくまで個人的に感じたことですが、2次の面接では3対1で全身の挙動や表情をかなり見られるので、面接官にマイナスに取られないよう面接に相応しい身だしなみで行くべきではあると思います。
      ですので、もしメイクが評価に影響するかをご心配されているのであれば、私もそこは分からないので、当日だけは少しだけ我慢して派手めのメイクではなく自然体で臨むのが無難なのではないかと思います。

  • 宮田様、はじめまして。
    私は高校3年生です。11月に大学への入学が決まり、大学卒業後の就職先として神奈川県警を目指しています。
    質問は、まず1番最初にやるべき試験対策はなんですか?
    またその対策をする上でのコツやポイントを教えていただけければ幸いです。

    • 潤様、はじめまして。
      大学三年後期から本格的に対策をしようとするならば、私は教養試験対策を最初に始めると思います。ただ、最終合格のためには、論作文は面接と並ぶ大きな配点ポイントになると思うので、教養対策と並行して週に1度は書く時間を取り、自分の型を見つけて書く練習をしておくとなお良いと思います。
      体力も一朝一夕でつくものでは無いので、日頃からランニングや腹筋などしておくと当日満足のいく結果を残せると思います。
      教養試験対策のポイントとしてあげるならば、①全範囲を対策しようとしないこと②タイマーなどを使いタイムリミットのある中で解く練習をすること、の2つです。
      ①については、8問出る科目もあれば1問以下しか出ない科目もあり勉強時間と得点が比例しないことがあります。ですので、過去問で出題傾向を確認して、まずは多く出題される分野に時間を割き、その科目で8~9割取れるようになり、余裕があれば捨て科目も取りに行くくらいの気持ちで大丈夫だと思います。私は数的・判断推理、政治・経済、現代文だけをひたすら解き、時事問題は移動時間にYouTubeを見たりして対策しました。
      ②については、本番は結構あっという間に時間が経ってしまうので、1問にどのくらい時間をかけられるのか確認しながら解くと慌てずに得点を増やしていくことが出来ると思います。
      長くなってしまい申し訳ありません。
      大学生活楽しみながら頑張ってください!心から応援しております。

  • 宮田様
    突然の質問失礼します。私は地方に住む女子高校生です。
    こんな質問は馬鹿らしいと思われるかもしれませんが、私の悩みは毛が濃いことです。足と腕とワキが濃くてコンプレックスです。
    本当はショーパンとか履きたいんですが足が出せません。
    脱毛したいのですが未成年なので親のサインが必要で、うちは厳しくて親が許してくれません。

    そこで社会人になったら脱毛しようと思うのですが、警察の試験で身体検査はキャミ一枚とかになるのでしょうか?
    足とか脇とかを見られると恥ずかしいのでなるべく隠したいのですが、身体をじっくり見られますか?
    あと大学生になったら脱毛とか出来ますか?
    質問がいっぱいですみません。
    お願い致します!

    • ウインター様
      はじめまして。
      私は警視庁しか受けていませんので、警視庁の採用試験をもとに回答させて頂きます。
      まず、1次試験ではスーツ等を脱ぐ場面はありませんので、身体を見られるかの心配はいらないと思います。
      2次の身体検査・体力検査ではジャージに着替えますが、下着姿にさせられることはなかったと記憶しています。体力検査の際に道場で一斉に着替えるので、その時に近くにいる方の目に触れることはあるかもしれませんが、皆かなり急いで着替えるので他人を気にする余裕はありません。
      体力検査でTシャツ短パンになった際はどちらも裾をめくれる所までめくります。そのため太もも・二の腕かなり際の所まで見える可能性はあります。脇はギリギリ見えないくらいだったと思います。また、試験官(全員女性)から身体の運動機能について見られるので身体はかなり見られます。ただ、そこでモジモジと身体を動かしてしまうとかなり目立ちますので、恥ずかしくともなるべく無心を貫き指示通り動くことをおすすめします。

      脱毛についてですが、成人すれば親の同意はいらないはずなので、大学生に限らず18歳以上であればご自分の意思で出来ると思いますよ!

  • 面接で聞かれた質問内容を、覚えている範囲でいいので教えて欲しいです。
    質問で答えた内容は、予め用意したものなんですか。後、解答は30秒以内でしたか。
    企業研究で宮田さんから見た、警視庁が求めている人材はなんだと思いますか。
    最後に、自己分析で調べて、面接で話した強みは、警視庁が通じると何で思ったんですか。

    • タカオ様
      はじめまして。
      面接で聞かれた内容は、桜井様のブログの『警視庁の面接の質問内容や二次試験の雰囲気【男女別に全公開】』こちらの記事と同じような内容だったのでこちらを確認してみてください。
      ただ私の場合、志望動機は聞かれませんでした。警察官になりたいのは前提としてその上でなぜ警視庁なのか、なぜその部署なのかをかなり掘り下げられました。それ以外は事前に書いた面接カードに沿って大学時代の経験やそこから派生したことについて質問されたので、終始和やかな雰囲気でした。

      なぜ警視庁かや希望部署については、一度文章にした後暗記しようとしないように破棄し、伝えたいキーワードのみを頭に入れていました。それ以外に対しては用意しませんでした。
      回答時間は気にしていませんでしたが、間が空くことや悩み込むことはありませんでした。面接はあくまで自分のことについて聞かれるだけなので、変に取り繕ったり難しく捉えたりせず、マイナスなこと以外は素直に答えるのが吉だと思います。

      警視庁に限らず警察官として柔軟性と対話力は必須だと考えます。是非タカオ様の志望自治体のHPや白書等を読んでみてください。その地域での課題は何か、自分がどういう活動をする警察官になら協力・信頼できるかが見えてくると思います。

      長くなってしまい申し訳ございません。お役に立てると幸いです。

  • はじめまして。警視庁合格おめでとうございます!!
    大卒での受験を考えております。
    宮田さんの考えられる、新卒で入った警察官の強みとはどのようなものでしょうか?
    以前学校に講演に来て下さった警察官の方が、柔軟な考え方でユーモアのあるとても素敵なお人柄の方でした。その方は中途採用で、一般企業での社会人経験がとても役立っていると仰っていました。また、社会人として初めて知る世界が、職業上厳しさが必要であり、一般企業と同じではない価値観もあるであろう警察であるというのは、市民の皆さんや友人、家族との感覚のズレを起こしてしまわないだろうか不安になりました。もちろん宮田さんのようなしっかりとされた方なら大丈夫だと思うのですが、私は影響を受けやすいタイプで、少し不安です。この質問で不快な気持ちになられていたら申し訳ありません…
    大学生時代にできる社会経験(できればアルバイト以外で教えて頂きたいです!)や良い警察官になるために大切だと思うことも教えて頂けると嬉しいです。
    よろしくお願い致します。

    • はじめまして。
      お返事大変遅くなり、申し訳ございません。

      新卒で入った強みは仕事内容を吸収しやすい所ではないでしょうか。また、民間人には無い視点で生活・職務にあたるので、そういった視点を早くから養えるのもかなり利点になると私は思います。
      確かに民間企業での経験があると、市民との価値観のズレなど少ないかもしれませんが、逆に経験があるからこそ思考ロックがかかってしまったりすることもあると思います。全てにおいてメリットだけがあるなんてことはないと思いますので、新卒で入るデメリットばかりに目を向けず前向きに捉えてみると気持ちが楽になるのではないでしょうか。

      大学生のうちにできるおすすめしたいことは、地域サークルの参加と異文化に触れてみることです。
      私は大学のサークルは入っていませんでしたが、社会人や学生のいる地域のスポーツサークルに参加していました。同年代とばかり話していた自分にとっては、空気の読み方や話題の振り方などかなり自分にとって価値のある経験ができたので、是非ご自分の地域にあれば参加してみてください!
      2つ目についてですが、留学や海外旅行、異国バーでも良いので、日本とは異なる価値観に触れ合ってみることをおすすめします。私も実際留学をして価値観や性格にかなり変化が出たので、新たな自分の強みが見いだせるのではないかと思います。

      採用試験を受ける中で不安になることは多々あると思いますが、不安な気持ちに負けず打ち勝って行けるよう応援しています!

  • 警視庁合格おめでとうございます
    自分は3類の秋試験を受け2次で落ちてしまい、3回目を受験しました。
    私が思うに面接は良かったかなと考えていて、腕立て伏せがあまりできませんでした。
    もし1次試験を突破し2次試験に進めた際のキーポイントがあれば教えて欲しいです

    • はじめまして。
      お返事大変遅くなり、申し訳ございません。

      2次試験で落ちてしまうのは、面接が基準に満たなかったか論文が基準に満たなかったかのどちらかではないかと私は思っています。私も今回落ちていたら体力や教養よりもそちらで反省点を探していたと思います。

      私も腕立て伏せはほとんど出来ませんでした。警視庁は基準等公表していませんので、何回できるかよりも一生懸命やっているかを見ているのではないかと考えています。回数こなせるにこしたことはないですが、そんなに気にしなくても良いと思います。

      面接の感触はきつい言い方になってしまいますが、自分で良かったと思っても客観的に見るとそうでは無いこともあります。逆も然りです。ですので、これまでも沢山練習してきたと思いますが、もう一度自分は会話が出来ているか、受け答えに矛盾は無いかなど客観的な意見を貰っておくと前回よりも良くなるのではないかと思います。
      2次を突破するキーポイントがあるとすればやはり面接だと思いますので、身だしなみや声量・姿勢など当たり前すぎてつい蔑ろにしてしまうことにも本番は気を配ってみてください。
      最終合格を勝ち取れることを心よりお祈りしています。
      2次試験も気負いすぎず頑張ってください!

  • 恐れ入ります。
    警視庁を受験するにあたって3つ質問があります。
    ・志望された都道府県警察官は警視庁のみでしょうか。仮に、警視庁のみで受験する場合、注意点やしておくと良い
    事はございますか。
    ・2次面接試験で警視庁を志望された理由を深堀りする質問があったと他者のコメント欄に記載がありましたが、
    記憶されている範囲でも嬉しいのでどのような質問をされたのか教えていただけますか。
    ・私自身の事ですが、大学は高校を卒業して3年後に入学しました。しかし、卒業研究論文が出せず2回留年しています。
    このような空白期間がある場合面接官から理由を聞かれる可能性はありそうですか。
    (3つ目はコメントが困難でしたら回答は望んでおりません。)

    • 賽の目様
      初めまして。お返事大変遅くなり申し訳ございません。

      まず、私の志望した都道府県警察についてですが、警視庁のみです。他の自治体は受験していません。やっておいて良かったなと思ったのは、国語試験対策です。警視庁の国語試験後は選択式になったので簡単にはなりましたが、意外と時間がギリギリでした。普段書く機会が少ないと見直しの時間まで取れなくなることもあると思うので、毎日息抜きとして30分ほど漢字の勉強をしておくことをおすすめします。
      あとは、警視庁の研究は欠かさず行っておくとかなり役に立ちます。警察業務への理解も深まり、論文もかなり書きやすくなりますし、面接でも使えるのでしておいて損はないと思います。
      受験する際の注意点は、面接はかなり周りの音が聞こえる場所で行うので大きな声で話した方が良いです。私は声が小さくなってしまっていたので、ふと気づいたら面接官が聞づらそうに前のめりになっているということが何度かありました。

      次に面接の内容についてですが、警視庁関連でされた質問に絞ると、なぜ警視庁なのか・警視庁に対してどんなイメージを持っているか・志望部署についてどんなことを知っているか、それをどうやって知ったのか・どうやって志望部署について知ったのか・志望部署の警察官の資質はなんだと思うか、等を聞かれました。なぜ警視庁なのか は最初と後半で2回聞かれました。

      最後の質問についてですが、これはもう面接官によるのではないかと思います。空白期間があった場合、多少なぜその期間が生じたのかは気になると思うので、聞かれることを念頭に置き、納得させられる理由をを示せれば、それだけで不合格にされることはないと私は思います。プラスとしてその期間で何か自分で得られた経験があったのか等を話せれば悪い印象にはならないと個人的には考えます。もし、空白期間の理由がマイナスなことに当たるのでは?と賽の目様が思うのであれば櫻井様やほかの方に相談して何とかそれを直接的に言わずマイナスに取られないようにするのがベストだと思います。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。