ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。
今回は講座受講生の藤岡さん(男性・仮名)が大阪府警と北海道警にW合格したのでご紹介します。
藤岡さんは今回の合格まで計11回不合格、約5年間かかって最終的に大阪府警と北海道警に採用されました。
このブログをご覧の方の中で何度も不合格になっている方は身辺調査や自分の適性が不安な方も多いでしょう。
そういった方に警察官に採用されるにはどのようにすれば良いのかをお伝えします。
警視庁の試験に11回不合格→大阪府警と北海道警にW合格できた理由
藤岡さんは大学生の時に警察官採用試験を受験したけれど不合格でした。
そこで民間企業に就職しましたが、サラリーマンとして働きながらも警察官への憧れは消えませんでした。
むしろ、民間企業で働くと警察官になりたいという熱い気持ちが炎のように湧いてきたのです。
下の写真は藤岡さんが5年間、警視庁を受験して受理した不合格通知書です。
働きながら何回も何回も受験して、それでも不合格。
そして2022年3月6日、僕の講座を受講しました。
そこから約1年5ヶ月の間、働きながら試験対策を続けて今回、大阪府警と北海道警に見事採用されました。
その藤岡さんに、このような質問をしてみました。
1これまでの受験歴を分かりやすく教えてください。
2合格した今、これまでを振り返って思うこと。苦しかった思い出や辛かったことなど
3なぜサラリーマンから転職して警察官を目指そうと思ったのか。本音で。
4自分のアピールポイントについて、最初考えていたことと講座を受講したあとに何か違いはあったか?
5今回、この部分を改善しなければ合格できなかったという点は何かあったか?
6私の講座を受講した理由と受講してみて感じた率直な感想
7私の講座を受講した中できつかったことや苦しかった指導、悔しかったことなど
8将来はどのような警察官になりたいか。明確なビジョンや理想について
9面接試験を受ける前に注意したこと、意識したこと
10私の動画やブログ記事で特にお薦めするものがあればその内容とその理由
11警察官になったらやってみたいこと。
12ヤフー知恵袋やSNS等で警察官採用試験に対する情報について合格した今『これはデマだ』と分かったこと
13今はどのような仕事をしているのか?
14もし警察官になれなければ、今の仕事は続けていたか?
15自分自身の嫌いなところ、コンプレックスは何か。
16警察官採用試験に何度も不合格になっている方へ伝えたいこと
17今回の合格の決め手は何だと思うか。
18今回受験者へのエールなど何でもご自由にご意見ください。
そして、藤岡さんからこのような直筆のお手紙をいただきました。
藤岡さんのお手紙を要約すると、本音はこうなります。
今の仕事にやりがいは全く無く、給料も低い。
ノルマを達成しても喜びを感じることは無い。
しかし、警察官以外にやってみたい仕事がない。
不合格になるたび、今の仕事を続けなければならないという絶望感に襲われる。
実際、こういう方は多いのではないでしょうか?
生活のため、世間体のために就職して働いているけれど本音は警察官として働きたい。
こんなはずじゃないのに。こんなはずじゃないのに。
なんで俺は、なぜ私が警察官じゃないんだろう。
藤岡さんもその一人でした。
そして講座で藤岡さんの志望動機や論作文を添削してみて驚いたことがあります。
警察の仕事をほとんど理解できていなかったのです。
そこから全てを修正しました。厳しい指導もしました。
そして藤岡さんが今回の合格に際してどのように努力したのか、実際の写真を頂きました。
いつも言っているように、合格する人はここまで努力しているのです。
そしてこちらが藤岡さんから頂いた合格通知書です。
5年間かかっても、11回不合格になっても、しっかりと試験対策すればダブル合格できたのです。
身辺調査や年齢、転職歴などネットのデマに踊らされていませんか?
【参考記事】➡20代後半は警察官採用試験で不利って本当?
藤岡さんは合格できた勝因について、このように述べています。
面接で採用側が求める人材になりきれたこと。
『普通』の人材であることをアピールしたこと。
これは常日頃から僕が伝えている面接の基本です。
この考えを藤岡さんは講座で身に付けたのです。
僕が元警察官だから志望動機や論作文を添削できるのか?
元警察官の講座だから、これまで11回も不合格になった人がW合格できたのか?
そうではありません。
僕は現役の人事で、実際に面接をして受験者を不合格にしているからです。
つまり、面接で不合格になる原因が分かってしまうのです。
だからこそ僕は講座でも『そのままでは合格は厳しいですよ』とはっきり言うことがあります。
藤岡さんもそうでした。
何度も指摘して、藤岡さんはしっかりと受け止めて不合格になる原因を理解したのです。
添削した志望動機に結び付くまでの理由を理解し、納得できたからこそ合格できたのです。
①今の自分は熱意だけになっていないか。
②今の自分は面接官から見て普通の人物に見えるだろうか。
この2点はとても大切な考え方なので、試験までにきちんと身に付けておいてください。
➡よくある講座のご質問はこちら
藤岡さんが大阪府警に合格したときに提出したエントリーシートを頂いたので、→会員限定ページに載せています。
大阪府警を受験する受講生は参考にしてください。
夜分遅くに失礼いたします。
警視庁は1回落ちるともう受からないと聞いたのですが、本当でしょうか。
ネットには様々な情報が溢れていますが、自分を信用しましょう。元警察官は合格できない、30代の女性は合格できない、転職歴が多いと合格できない、フリーター歴が長いと合格できない、様々な情報があります。
それでも私の講座でその条件に当てはまる受講生がたくさん合格して、それらの情報は全てデマと証明しました。
信用するのは自分自身です。
夢が叶うよう応援していますね。
離婚している父親についてです。
実の弟から接近禁止命令が出されていることがわかりました。(弟が亡くなり反面しました)この場合、私が警察官になることは厳しいでしょうか?
警察官採用試験は色々なことが気になるかと思いますが、身辺調査という噂を気にせず取り組んでみて下さい。
苦境にも負けず合格した実例を合格体験記にたくさん掲載していますので、悩んだ時はぜひご覧ください。