ブログ管理人の元警察官、桜井陸です。
今日は警察官志望者の方からよく頂く、下の3つのお悩みの事実を話します。
➁大学を中退したら警察官になれないのか?
③ニートをしている時期があっても警察官になれるのか?
これは結論、問題ありません。合格できます。
なぜ言い切れるのかというと、僕の講座受講生の松井さん(24歳・男性・仮名)が上の①~③の経歴で最終合格できたからです。
こちらが実際の合格通知です↓
大学を中退してもニート歴があっても警察官になれる理由
こちらが松井さんにインタビューした内容と答えです。
1今までの受験歴を教えてください
松井さん:令和4年 (第2回)兵庫県警二次試験不合格、大阪府警二次試験不合格
令和5年 (第1回)兵庫県警一次試験不合格
(第2回)警視庁二次試験不合格、兵庫県警最終合格
2合格した今これまでを振り返って思うこと、苦しかった思い出や幸かったことなど
松井さん:誰かから直接言われた訳ではないんですけど、周りの同世代と比べて自分が全く人間的に成長していないと感じたり、このまま合格出来ず警察官になれなかった将来を考えると不安になって気持ちが落ち込んだりしました。
3なぜサラリーマンから転職して警察官を目指そうと思ったのか。本音で。
松井さん:子供の頃に将来は消防士になりたいという夢を持っていて、元々人を助けたりする仕事に憧れがあった事。
他には、最初に入った会社を辞めた頃にTBSで「小さな巨人」や「SP」 をサブスクで見て警察官って面白い仕事だな!と思った事
後は正直に言うと給料が良かった事です笑。
4面接対策について、最初考えていたことと講座を受講したあとに何か違いはあったか?
松井さん:面接は短文で答えていき、面接官との会話をする事が大事だという点です。
自分は講座を受講する前は1つの質問に対して質問以上の回答を喋っていたので、今振り返ると合格できなかった最大の要因はここなのかなと思います。
実際自分は併願していた警視庁の面接では長々と喋ってしまい、かなり低い順位で不合格になってしまいました。(気を付けていたにも関わらず)
5.今回、この部分を改善しなければ合格できなかったという点は何かあったか?
松井さん:面接は短文で答える事。嘘は付かない事。先程と同じ回答ですが面接はスピーチではないので短文で会話のキャッチボールを意識する。
一度、面接中に嘘をつくと相手は百戦錬磨の警察官なので見抜かれる可能性もあるので、自分は短期離職をしている所なども質問をされたので正直に答えました。短文で答える事は桜井様以外にも面接対策をして頂いた元警察官の方も共通して仰っていたので最重要だと思います。
6. 私の講座を受講した理由と、受講してみて感じた率直な感想
松井さん:自分個人で警察官採用試験の勉強をする事に限界を感じた事です。
予備校に通う事も検討していましたが、桜井様の動画やブログを以前から拝見しており、その中でリクストリーム講座から多くの合格者の方がいらっしゃった事から受講しました。
受講で感じた事で言えば、論文対策の際、自分の論文の改善点と添削文を送っていただいた事で文章のテンプレと内容で書くべき事が分かり、論文を書く手がスラスラと進み、本当にスゴイなと思いました。
7.私の講座を受講した中できつかったことや苦しかった指導、悔しかったことなど
松井さん:最初、論文の出題に対する自分の書いた論文を見て警察官の仕事や自治体の取り組みや犯罪傾向を全く勉強していない事を一発で見抜かれ、アドバイスを頂いた事で、自分自身に焦りと情けなさを覚えました。
8.将来はどのような警察官になりたいか。明確なビジョンや理想について
松井さん:刑事部の機動捜査隊の一員として活躍したいです!その為に刑事課の専務員になり、実積を挙げられる様努力します。
9. 面接試験を受ける前に注意したこと、意識したこと
松井さん:面接はスピーチではなく短文で会話をする事。嘘はつかない事。マイナスになる事は言わない事。この3つです
10. 私の動画やブログ記事で特にお薦めするものがあればその内容とその理由
松井さん: (ユーチューブ動画のおススメ)『警察官の面接試験で合格する人が必ずしていること』
→この動画の中で「面接がスピーチ大会になっている」と出て来ますが、これが無ければ今回も面接で長々と喋って不合格になっていたと思います。
『ニートが3年もかけて警察官になった秘密の理由』
→自分と境遇や勉強中の思孝や気持ちの保ち方が似ていたので、よく見て奮い立たせていました
(ブログのおすすめ記事)『警察の面接試験で不合格になる3つの理由を知っていますか?』
→警察官に合格された方の体験記ですが、この中で仰られていた①マイナス発言を気付かない内に多用していた。②難しい言葉を使おうとしていた。③そもそも練習不足 の3点を今まで自分が不合格になっていた原因に上げておられ、自分もその傾向があったので面接本番前には何度も見直し注意していました。
11、現職の仕事内容はどのような業務内容か。誇り、やりがいはあるか?
松井さん:コールセンターで派遣社員としてお客様対応の仕事をしています。
社内の雰囲気も良く、過ごしやすい職場ではありますが、給料は少ないですし、その点も警察官になるモチベーションに自分は変えていました。
12. ヤフー知恵袋やSNS等で警察官採用試験に対する情報について合格した今「これはデマだ」と分かったこと
松井さん:併願状況を正直に話すとマイナスになるという書き込みです。
自分は地元県警(兵庫県警)の面接でも正直に面接カードに『警視庁を併願している』と記入しました。
更に面接で『警視庁の面接で警視庁と地元県警のどちらも合格したらどちらを選ぶのか聞かれた際、どう答えましたか?』と質問されて「警視庁に進みますと答えました」 と正直に回答しましたが、地元の兵庫県警から合格をいただけました。
ヤフー知恵袋やSNS等にはマイナスの情報が溢れています。 そんな情報を信じてネガティブになりがちになるかと思いますし、自分もその一人でした。だから周りのマイナスな言葉に耳を傾けず突き進む事が本当に大事だなと今振り返って強く思います。
13. 警察官の一番の魅力とは何か?本音で。
松井さん:人を物理的に守る事の出来る数少ない職業の一つであり自分の人生を全て賭けてもいいと思える職業だからです
14. もし、警察官になれなければ、今の仕事は続けていたか?
松井さん:正社員として雇用されていれば続けていたかもしれません。
15今の仕事や会社で不満な点や嫌なところ
松井さん:社員の方は良い人が多いですが、雑用は派遣社員のみが担当する事も多く、やはり正社員との待遇の差や違いを感じますね。
16. 自分自身の嫌いなところ、コンプレックスは何か
松井さん:他人の目を気にしすぎる所です。
17. 警察官採用試験に何度も不合格になっている方へ伝えたいこと
松井さん:警察官の採用試験は多い自治体でも年に2回程の所が多く、不合格となれば、また1年勉強や論文、体力強化、面接対策をしなければいけないので本当に大変です。
自分は何回も落ちる度に警察官としての素質がないと烙印を押された様な気分になり、 その両面で本当に幸い思いをして来ました。
でも、そんな時は桜井様や周囲の人や頼れる人に相談してみて下さい。 ココナラの様なサイトでは料金は発生しますが悩みや愚痴を吐き出せます。 実際私は利用して一方的に悩みを吐き出してスッキリしていました笑
幸い時は少し避けてみる事も大事だと思います。
気持ちが少し戻って来たら後はゆっくりでも良いのでまた試験に向かってみていきましょう!
「今回よりも次の試験や次の方がでもっと成長した自分で受かってやる!」や「自分自身を信じてやってやる!」といった気持ちでいけば必ず良い方向に進むと思います!下手だし誤字も多くて本当に申し訳ないです。
この文章を読んで少しで勇気や元気を出して頂けたら幸いです!
18.今回の受験で合格できた決め手は何だと思うか
松井さん:面接と論文の対策をしっかりとした事だと考えています。
19.働きながらどのように試験対策していたのか?
松井さん:一次試験日の3ヶ月程前から前回試験前までに勉強していた判断推理、日本史、世界史、政治経済などの復習を1日3~5時間程していました。
数的推理や資料解釈はほとんどやっていませんでしたが、これは自分の努力不足なので合格に近づく為には絶対にやっておいた方が良いです。
面接対策は一次試験終了後、本格的に始めました。携帯のカメラで自分の受け答えを撮ったり回答を日常的に考え、イメージトレーニングをしていました。
20受験者へのエールなど何でもご自由にご意見ください。
松井さん:警察官になりたいという夢を話した時、周りの人は『がんばってね』と言ってはくれていたものの、実際に受かると思ってくれていた人は少なかったと思います。
そんな中、私に向きあって本気で警察官になれる様指導して下さった桜井様には本当に感謝の気持ちしかありません!
桜井様の指導を受けた警察官の一員として、市民の方に愛される頼りになる警察官になれる成れる様に努力します!
受験生の皆様と僕は受験に挑む心境だったりも似ているんじゃないのかなと勝手に親近感を覚えています笑
今苦しい思いをしている人間こそ、警察官になって市民の気持ちに寄り添えるんじゃないのかなと考えています。
いつか受験生の方と一緒に警察官として市民を助けられるコンビを組めたらいいなと考えています。
自分の体験記の様に受講者の方が多く合格して、合格体験記が増えていく事を心から祈っています!
僕も頑張るので一緒に頑張りましょう!
最後まで見て頂き本当にありがとうございました!
兵庫県警の二次試験対策(面接)で大切だったこと
松井さんの面接カード(エントリーシート)を見れば確かに不利だと思われるかもしれません。でも実際はみんな過去があるんです。
僕もそうでした。3年間かかって警察官になったんですから。
その過去が不利になるのではなく、過去を隠そうとするから、嘘をつくから、ごまかすから言い訳みたいな面接になるんです。
兵庫県警の公式HPにも、このようなアドバイスが掲載されています。
警察官は、大卒と高卒で試験区分は分かれていますが、将来進むべき道に学歴は関係ありませんし、入ってからは実力勝負です。
自分自身が頑張れば頑張った分だけ評価をしてもらえますし、勉強すれば昇任も出来るので、平等な職場だと思います。
兵庫県警公式HP:転職者の声
面接で大切なことは、自分の全てを暴露することではありません。
相手が聞きたいことを想像して、相手の不安を払拭するためにプレゼンすることです。
不合格になる人の多くは話そうとします。
聞かれてもいないことまで話して、記憶した答えを全てぶちまける。
そして、台本を全て話せたら『手応えアリ!』と心の中でガッツポーズする。
合格する人は面接官の話を聞こうとします。
そして、自分の用意してきた答えが不利になると判断したら、その場で修正することもあるんです。
これは特別なことではなく、普段の会話で誰もが自然にやっていること。
だからこそ面接は会話が重要なのです。
こちらの松井さんがおすすめしていた記事もぜひご覧ください。
【松井さんおすすめ記事→】警察の面接試験で不合格になる3つの理由を知っていますか?
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