ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。
最近は読者の皆様からいただくメールが熱を帯びてきて、採用試験に対する真剣な姿勢を感じます。
今回は地域警察官(交番)の勤務体制や休日を説明します。
交番の警察官の休日について
警察官志望者の方はほとんどが刑事や少年課、交通課などを希望されるんですが地域警察官も素敵なんですよ。
いわゆる交番の制服警察官ですね。
特に地域課は休みが取りやすいので人気です。
過酷ですが給料も高いですし、住民との触れ合いが一番多い部署です。
刑事さんや内勤の人からはあまり良い目で見られることはない部門ですがやりがいはありました。
さて、仕事以外にも地域警察官には楽しみがあるのです。
地域課は平日が休みになる
それは非番、公休というシステムです。
地域警察官は出勤すると翌日の昼まで働き、それからは1日半が休みになります。(警視庁を除く)
カレンダーは関係ないので平日でも遊びに行けるんです。
これは大きいですよ。土日祝日は閉まっている店や官公庁、銀行でも行けます。
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僕はほとんどしなかったんですが、平日の昼間からでも堂々とお酒を飲めます。
ボーナスは年に2回出るのですが、支給された月は親孝行でいきつけの寿司屋を予約して昼間から両親と寿司とお酒を楽しんでいました。
お昼過ぎから新鮮なお寿司を食べて冷酒やビールを飲み、夏は夕暮れにヒグラシの声を聴きながら冬は師走の空気を感じながらほろ酔いになるのが幸せでした。
警察官という身分を隠して生活するのも面白い
いつも平日に遊んでいると知らない人が見れば無職ニートみたいに思われますが、本当は身分を隠した警察官というのもどこか優越感があって面白かったです。
診察券や会員証を作るときに「公務員」の欄に〇を付けるときは警察官になったことを実感する瞬間です。
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地域警察官なら平日も休みなので病院でも自由に行けます。
USJやディズニーランドでも平日なので空いているんです。
僕の後輩の話で印象に残っているものが
「夏は非番の仕事帰りにいつもコンビニでアイスを買うんです。暑い昼間にアイスを食べながら家に帰るのが幸せなんですよ。」
と言うもので想像したら何だか幸せな瞬間だなあと心がじわっとしました。
部活帰りの高校生みたいでなんか若くて新鮮ですよね。
地域警察官は不規則でキツイ部分もありますがこういう利点や楽しい部分もあります。
人と話すことが好きだったり交渉するのが得意ならその実力がいかんなく発揮できる部署になるでしょう。
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