過去に違反歴があっても警察官になれるのか?真実を話します

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。今回は違反歴に不安があったものの令和2年度の採用試験で合格された大槻さん(仮名)をご紹介します。

過去に違反歴があっても警察官になれるのか?

ここで詳しく説明はしませんが、大槻さんの抱える悩みとはヤフー知恵袋で相談すれば『絶対に不合格になる』と言われる内容でした。それでも諦めることなく、正しい努力を続けて採用されました。そこで今回は大槻さんにインタビューしてみたのでご覧ください。

桜井
実際に違反歴についてどのようなことが不安だったのでしょうか?
大槻さん

ここで話しても平気なのか分かりませんが、〇〇処分を受けるなどかなり不安要素がありました。ヤフー知恵袋で相談すると『受験するだけ無駄だ!』と言われるほどです。

桜井
それは確かにキツイですね…。内容的に公開するべきではないので伏字にしておきます。それではまず、合格したいま身上調査について思うことをお聞かせください。
大槻さん
全く気にしなくて良いと個人的には思います。
私は年齢が30前後でコメディカル、〇〇歴があり、家族にも素行に問題がある人物もいましたが、無事合格しているからです。特に桜井さんの動画(警察志望者へ伝えたい身辺調査の厳しい話)を拝見したことで迷いが消えました。

 

 

桜井
色々と不安要素がある中での合格だったわけですね。それでは心が折れそうな時、どうやってモチベーションを保って受験勉強されたのですか?
大槻さん
素直に家族(妻や両親、兄弟)や職場の仲間に打ち明けていました。違った立場や見方で意見やアドバイスを受けることでスッと胸が軽くなることが多かったです。(自分を良く知っている人からの客観的な意見を素直に聞き入れることが大切です。)
桜井
精神面を安定させることは面接でも大切な課題ですよね。ではその面接では特に何に注意されましたか?今回の勝因は何だと思いますか?
大槻さん
面接官の質問に対し、飾らずに素直に答えるように注意しました。初対面であっても、ある程度話すと人となりは伝わると思います。その中で変に飾り立てたり、嘘をつくようでは信用されないと思ったからです。
勝因というと誇大かもしれませんが、正義とは?信頼とは?倫理観とは?治安の維持とは?など警察職務の根幹部分について自分なりに掘り下げ、解釈を行ったことで、芯のある答弁が行えたことだと思います。

 

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桜井
私がこれまでブログや動画、講座で常に説明していることを実践されたわけですね。予備校とは違う教えなので不安に感じる人はいるかもしれませんが、結局、面接で見られる『熱意』というのは警察官になりたいという気持ちではなく『求める人物像に合わせた人間性の証明』なのだと私も思います。

身辺調査が不安だったとのことですが、交通違反等に対する直接的な質問はありましたか?また私のブログや動画で特に試験で役立った記事や、受験生に勧めたいものがあれば合格者の立場で教えてください。

大槻さん
違反歴についての質問は一切ありませんでした。受験生時代、基本的には桜井さんの動画を中心に拝見していました。桜井さんのブログや動画に関してはすべてが役に立ったと考えています。試験対策はもちろんですが、「孤独のグルメを体験できる交番飯とは?」などのように警察官となった自分を想像できる動画もお勧めです(笑)。
個人的には「努力と失敗が成功を生むと思うな・刑事課長の名言」のユーチューブ動画が印象に強く残っており、今も繰り返し見直しています。
桜井
なかなかマニアックな動画もチェックして頂いているのですね(笑)それではヤフー知恵袋などネットに流れる情報と現実は何が違っていたか教えて頂けますか?
大槻さん

間違いなく言えることは、身辺調査については気にすることないということです。
それを理由に夢を、受験をあきらめないでほしいということです。
人は様々な経験や目的により、様々な情報を世の中に発信します。
不安を感じることは多いかもしれません。情報の取捨選択を行い、惑わされないようにしてください。

桜井

情報の取捨選択。正に私がこれまで伝えてきた内容ですね。では最後に受験生へのアドバイスやエールをお願いします。

大槻さん

今回私が合格できたのは非常に幸運だったからであると感じています。家族や職場の仲間など、一緒に勉強し課題を乗り越えられる人が身近にいたからです。もちろん自己学習などの努力は必須ですが、もっと周りの人間に頼ってください。笑われても、無理だろといわれても、応援してくれる人は必ずいるはずです。
桜井さんも言われていますが、感謝の気持ちを大切にして前向きに落ち着いて課題に取り組んで下さい。ありがとうございました。

大槻さんは苦しい状況の中、1人で戦うのではなく色々な人に相談し、頼り、悩みを解決して合格されました。警察官になるからといって無理に過酷な状況に自分を置いて追い込む必要は全くないのです。

こちらが大槻さんからいただいた合格証書です。ひとりだけで勝ち取った合格ではないと思うと、何だか重みを感じますよね。

大槻さんが素晴らしい警察官としてご活躍されることを心から祈念しています。

警察官採用試験の合格通知書

続けてこの記事へ→【警察の身辺調査を公開 3親等に〇〇〇がいると警察官になれない?】

8 件のコメント

  • こんにちは。今回の内容とは関係のない事ですが、質問があるので、よろしくお願いします。
    私は、警察官Aの試験を先日受けたのですが、もし合格した場合、大学の在学証明書等は提出すると思うのですが、それより前の高校の調査書(成績とか欠席日数と聞いてある紙)も提出または警察側から調査されたりしますか?私は、高校の頃少し普通の人よりも欠席日数が多かったので不安です

  • こんにちは。今回の内容とは関係のない事ですが、質問があるので、よろしくお願いします。
    私は、警察官Aの試験を先日受けたのですが、もし合格した場合、大学の在学証明書等は提出すると思うのですが、それより前の高校の調査書(成績とか欠席日数と聞いてある紙)も提出または警察側から調査されたりしますか?私は、高校の頃少し普通の人よりも欠席日数が多かったので不安です

  • こんにちは。私は先日、警察官Aの一次試験を受けました。そこで質問なのですが、まし採用試験合格した場合、大学の成績表とかは提出するのはもちろん、それより以前の高校の成績とか欠席日数とかが書いてある調査書も提出または警察側から調査されたりしますか?私は、一般の人よりも高校生の頃、欠席日数が多かったので心配です

    • 大卒の場合はあくまでも大学の資料を提出するので、そこまで気にする必要はありません。
      もし気になるならば採用側に確認してみて下さい。

  • コメント失礼します。
    公務員浪人をしている人が面接される場合、現役で受験してる人と求められるところで違うところはありますか?

    • もちろんあります。求められるというよりも質問される内容が異なります。
      それが何なのか分からないというならば面接でも他の質問に上手く答えられておらず、チグハグな回答になっている可能性が高いので面接対策の中で答えを見つけてみて下さい。

  • 初めまして。
    18歳時に窃盗(落ちていた財布を盗んだ)で家庭裁判所にお世話になったことがあるのですが、合格する可能性はありますか?
    また、県によっては問答無用に不合格になることはありますか?

    • 落ちていたものを横領するのは窃盗ではなく占離かなと思いますが、判断するのは自治体の採用側です。
      もちろん有利にはなりませんが合否は誰にも分かりません。
      受験して手応えを確認するのも一手でしょうし、数年後に後悔しない選択をしてください。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。