ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。
新年から縁起の良い合格発表をさせていただきます。
今回の合格者は神奈川県警です。
神奈川県警の二次試験情報(面接、体力試験、質問内容、雰囲気)の記事はこちら
神奈川県警の女性警察官に採用
しかも倍率が高い女性警察官なので喜びもひとしおです。
今回も合格者からのアドバイスとして面接対策や二次試験のコツをお聞きしたので参考にしてください。
神奈川県警の面接対策
私が面接対策として行ったのは2つだけです。
1つは、想定質問に対して話たいことを箇条書きでピックアップすることです。
文章で作ってしまうと、当日、暗唱発表会のようになってしまうし、そうならなくとも、上手く話せすぎてしまうので、用意してない質問に対しての回答との間に差が生じてしまいます。
実際、私が前職で就活生と面談した際にそのようなことがあり、聞く方としてはあまり気持ちのいいものではなかったです。
2つめは、入退室の練習です。
今までは警視庁しか受験経験がなかったため警察官独特の??ドアの開閉所作がなっていないと指摘をうけたからです。
(民間ではよっぽど雑でない限りそんなことは見ません。)
ドアの開閉から挨拶から名乗って着席までで、だいたい決まると言っても過言でないとOBの方から脅されて(笑)ここは真剣にやりました。
本番で心がけていたことは、こちらも基本的には2点。
1つは、ハキハキと大きな声で話すこと。
これに関しては、面接中、ハキハキしてていいね〜〜と面接官の方に言ってもらえたので、きちんとできたのかなと思います。
それともう一つは一問一答を意識すること。
私の場合、前職が営業職というのもあり、論理的に相手を納得させる話方は得意であるものの、それは商談ベースでのことなので、こと面接でそれを発揮してしまうと話が長くなってしまうのが難点でした。
警視庁の敗因はここだと思っていますし、OBの方にもそう言われました。
なので、聞かれたことに関する答えだけ、上記に挙げたピックアップしたことを端的に話すようにし、「これも説明した方が伝わりやすいかな?」などという余計な感情は捨てました(笑)それは聞かれたら答えればいいこと。
あとは、警察官だからとかでなく、普通に民間の面接本にもあるような、
・おうむ返しはしない。例、あなたの長所は? →はい、私の長所は〜〜
・難しい言葉を使わない
・新聞を読む
などというような、基本的なことを意識したかと思います。
私は既卒ですので、当然、
・なぜ仕事を辞めてまで警察官なのか、
・なぜ新卒で警察官にならなかったのか
というような類のことはきかれます。
このような質問はネガティヴな感覚を持つ方も多いと思います。
ですが、前職を適当にやってきたわけではないので、挫折、苦悩、も味わったし、それは対外的にだけではなく、社内でも、新卒から入って、後輩ができて、部下を持って、、、と沢山の経験をしました。
そんな自分だからこそ、というところを過去、現在、未来のフェーズでしっかりアピールしました。新卒と差別化できる唯一のポイントだとも思うので、逆に有利だとさえ私は思います。
面接が終わっての感覚としてはやはり私としては話し足りない…(笑)
しかし、桜井様のブログにもありましたように、会話のキャッチボールというのは円滑に行われていたかと思います。
非常に和やかな雰囲気で進み、後半は笑いも生まれ、とても気持ちよく終われたかなと思います。
質問項目に関してはブログに過去投稿がありましたので割愛しますが、最後に、あなたが面接官だったら自分を採用しますか?と聞かれ、さらにその理由を問われたので、ここぞとばかりに選手宣誓ばりの自己PRをして、勝手に、よしっっっ!!って思ってました(笑)
下手に、質問ありますか?とか要望は?とか聞かれるより、とてもスッキリした気持ちで面接を締めくくることができました(笑)
いかがでしょうか?
倍率の高い女性警察官採用試験でもコツさえつかめば既卒でも合格できるのです。
そして最後になりましたがこの度は合格おめでとうございます。
地域住民に愛される強くて優しい女性警察官としてご活躍されることを心から祈念しております。
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