警察官になりたいのに志望動機が見つからない理由

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ブロブ管理人の元警察官・桜井陸です。

警察官を目指している皆さんの中で、警察官になりたいのにいざ志望動機を書こうとすると悩んでしまうという方はいませんか?

今回はそのような警察官になりたいのに志望理由で悩んでいる方に向けて記事を書きますね。

警察官になりたいのに志望動機で悩む理由

警察官志望者からいただくお悩みのひとつに「警察官になりたいのに志望動機が書けません」というものがあります。

少し驚くかもしれませんが、これは意外と多い悩みなのです。

その原因として警察官になりたい気持ちが先行し過ぎて仕事をしっかりと調べられていないということが挙げられます。

警察官になるためには仕事を知るべき?

警察官になってとにかく治安が守りたい。

警察官は正義の味方だから子供やお年寄りが住みやすい街づくりにしたい。

パトカーや白バイに乗りたい。

刑事ドラマに憧れたから。

 

警察官を目指す人のきっかけは様々です。

中には公務員で安定しているとか制服がカッコいいからという理由を持って受験する人もいるでしょう。

でも困るのは志望動機ですよね。

空白の志望動機欄を見て途方に暮れる経験をした方も多いのではないでしょうか?

警察官採用試験の面接は何が必要なのか?

よくネットで「警察官採用試験は圧迫面接だから答え方を見ている。どんな答えでも答え方を堂々としていれば落ちることはない」という噂が流れていますがあれは大きな誤りです。

なぜかというと僕が答えを誤って面接で落とされたからです。

面接官の求める答えとは正反対の答えを言ったとき、面接官は驚くような顔をして「もうこの受験者と話しても時間の無駄だな」というような表情で切り捨てられた瞬間を今でも覚えています。

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面接会場が凍り付くように静まって、学校で教師から大勢が見ている前で説教されたときのように景色がグラグラと歪んだような錯覚。

今の答えは間違いだからもう一度やらせてくださいと懇願したかったです。

面接では答えの内容と態度の両方を見ていると悟った瞬間でした。

警察官になりたいなら何を言えば正解なのか?

それでは警察官採用試験の面接で何を言えば正解なのか。

それは志望動機を相手の求める答えにできるだけ近づける作業が必要なのです。

志望動機は千差万別ですが警察という組織はひとつです。

 

つまりひとつの組織に合わせた志望動機を練りこんで作り上げる必要があります。

例えば「白バイに乗りたいから警察官を目指しました」と答えるとします。

そうすると面接官はきっと

なら白バイに乗れなかったらどうするの?

白バイに乗れないと警察官を辞めるの?

と聞いてくるでしょう。

こう聞かれたらどう答えますか?

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ここで口ごもったり、「白バイ隊員になれるまで何でも努力します」と答えてしまったりするとほぼアウトです。

面接官は「この受験者は警察のことを何にも調べてない奴だな」と評価シートの欄をかなり低くマークするでしょう。

正解はありませんが最低限でも「白バイに乗れなくても警察官として働き地域に貢献したい理由」を話せなければ社会人としてまだ未熟者と烙印を押されてしまうのです。

警察官になるなら熱意さえあれば合格する?

「面接で熱意を伝えたのに不合格になりました。身辺調査が問題なのでしょうか?」という相談もよくいただきます。

これは実はほぼ100%間違いで、志望動機を添削すると驚くようなことが書いてある場合が多いのです。

なぜそんなことを面接で言ってしまうんだろう?それを言えば落ちるのは当然なのに…。

でもそれが分からずに試験を受け続けてしまうのが公務員浪人の恐ろしいところなのです。

公務員試験の面接は足切り

YouTubeやブログでも何回も説明しているように公務員試験は足切りです。

面接でも言ってはいけないことを言うと一発で落とされます。

それが分からない受験生がどれほど多いことか。

僕は1年間の間、多くの受験生の志望動機を添削していて気付かされました。

頭を抱える面接官

この話は今度YouTubeかブログで説明しますが、僕が警察官採用試験を受験したときに面接室のドアの隙間から面接官が頭を抱えて悩む姿を偶然見たのです。

この光景は僕にとって衝撃だったと共に他の受験者に差をつける大きなアドバンテージ(優位)となりました。

たったの一瞬でしたがこの時に悟ったのです。

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そうか。

警察官に向いていない受験者ばかりなのか、と。

 

考えてみれば僕も1年前に二次試験を受けたとき、面接官にとんでもないことを発言して面接官の表情が一瞬で曇ったんですね。

でも帰り道では「正直に話したから受かっているんじゃないかな」と楽観的に思っていました。

結果はもちろん不合格でしたが、当時は不合格になった理由も分からず途方に暮れたものです。

警察官採用試験の受験会場の裏事情

でもこの面接官が頭を抱える姿を見て僕は一瞬で悟りました。

受験会場に来ている警察官志望者のほとんどは1年前の自分みたいに話にならないレベルの人ばかりなんだと。

そしてこれは僕が試験に合格した確信に変わったのですが、なんと僕より前の受験番号の人たちは軒並み不合格でした。

つまり頭を抱えていた面接官は採点基準にすら達しない受験生を相手にして途方に暮れていたのですね。

警察官になるなら自己分析は欠かせない

面接官が悩む光景を見ることができたのは本当に偶然でしたが、もし1年前の僕ならその全く意味が分からなかったでしょう。

一度は手痛い失敗をしたからこそ『言ってはいけないタブー』と『言う必要のあるアピール』を見極められたのです。

警察官になるのに志望動機で悩む人のほとんどは警察の仕事を正しく理解できておらず、自分自身についても分析できていないことが多いです。

警察官になりたい理由を理論的に説明

志望動機で悩む人はなぜ警察官になりたいのかを考えるのではなく、なぜ警察官になりたいと思ったのかを考えてみて下さい。

そして警察官になって何がしたいのか、自分の何が生かせるのかをパズルのように当てはめていけば自分だけの志望動機が完成します。

面接会場に来ている人は誰しもが警察官になりたいから来ているわけで、そこで熱意をアピールしても当然意味はありません。

それよりも警察官になりたい理由と警察官になって何がしてみたいかを理路整然と説明できる受験者の方が魅力的にうつるのは明白ですよね。

今回は多くの警察官志望者を悩ませる志望動機について説明しました。

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・3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に採用、代表的な出世コースに乗る。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民の相談者が絶え間なく幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 現在は民間企業の人事部で採用担当として活躍中。 30代、既婚、大阪市居住。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。