警察官になれるのか不安になった時は

警察官になりたい、不安

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

この記事を読んでいる方の中で警察官採用試験を何度受けても不合格になる人も多いでしょう。

僕もそうでした。

 

僕は10回受けて9回不合格。

何が辛いって記念受験じゃないから毎回が全力なんです。

だから落ちたらまた願書を貰って受験票を書いて一次試験の勉強して。

警察官になれるのか不安になった時は

すごろくでいうとフリダシからスタートなんです。

しかも年をとるから余計に不安になります。

 

このままでいいの?

同級生は働いてるけど合格できなかったらどうすんの?って。

 

早く警察官になりたい。

誰よりも自分が向いているのに。

強い気持ちは変わりません。

 

でも面接で不合格になると自信がなくなるんです。

自分が警察官に向いていないと完全否定されている気持ちになるんです。

警察官になれるのか不安になったときは

僕は警察官になれるのか不安になった時は鏡を見て自分の顔を見て何回も言ってました。

「俺は警察官なんだ。警察官だ。警察官なんだ。」って。

 

『警察官になりたい』んじゃない。

『警察官なんだ』って思いこんでいました。

警察官になりたい、なんて言うと夢が夢で終わりそうで怖かったんです。

警察官の制服姿で働く姿を想像する

あとはいつも想像していました。

警察官として働く姿。

それもかなり具体的に。

 

僕は何故か交番の台所で拳銃のホルスターを右手で触るシーンをいつも思い描いていました。

そして「な、警察官になっただろ?」と一人でニコッとするワンシーンをずっと思い描いていたんです。

警察官に慣れるのか不安

この具体的にイメージするって大切で引き寄せる効果があるんです。

僕は幽霊や心霊現象は否定しますが見えない力は信じています。

何故なら僕のイメージと全く同じ台所がある交番で勤務になったんです。

 

僕はその交番で一人のとき、こっそりとやりました。

「警察官になっただろ?」と言って、ホルスターをポンと叩いたんです。

大きな拳銃がプルンと揺れて太ももに当たり、「夢を叶えたなあ」と実感しました。

 

 

イメージと全く同じシーンにいる自分って不思議でした。

でも勉強だけじゃなくて、こういうイメージトレーニングも大事だと思うんです。

白バイ隊員になりたい、刑事になりたい

警察官になったら何がしたいか。

刑事になりたい、白バイ隊員になりたい、色々とあると思います。

 

でも面接では絶対に言えないような小さな小さな夢。

これがあると夢が現実化しやすいと僕は思うのです。

警察官になりたいって夢はあっても仕事内容が分からないでしょう?

白バイ隊員にりたいって言ってもバイクの重み、交通切符の書き方、追尾方法、何も分からないから本当に夢の話なんです。

そして夢、夢ってボンヤリしたままだと人の夢って書いて「儚い」(はかない)と漢字のとおりに夢から醒めて終わってしまうんです。

警察官、なりたい

具体的に想像してみる

僕はそれが怖くてとにかく具体的に考えました。

だから刑事が夢ならばポールスミスのスーツを着て仕事帰りは行きつけのバーのあの席でマティーニを注文しようとか、とにかく思考を具現化させてください。

【関連記事】刑事になる方法と難易度の秘密

身辺調査などデマに踊らされない

小さい頃から夢を持てって言われて、ようやく警察官になる夢を見つけた。

でも警察官は仕事が不透明で、ネットでもデマばかり。

 

合わせて読みたい記事

 

もしかしたら自分が落ちるのは身辺調査?年齢?職歴?過去の通院歴?

色々と不安になります。

 

更にもし警察官になっても警察学校はパワハラが酷いと噂も聞くし、自分が通用するのか心配になるんです。

でも実際は警察って皆さんが想像する以上に優しい組織です。

そして警察官の仕事は分からなくて当たり前です。

ただ面接用に警察の仕事をできるだけ研究するのは就職試験を受ける社会人としての常識なんです。

 

まだ見ぬ警察官の世界は想像したら不安で一杯になります。

でも夢を早く叶えるトレーニングとして、自分の大切な夢を具現化する練習を始めてみませんか?

続けて【警察官採用試験の難易度と合格率(倍率)を公開します】の記事へ

2 件のコメント

  • この記事を読んで、とても勇気がわいてきました。私は○○とか□□とか、苦手なことも多かったりして、どうしよう…って不安な時にデマ等を見ると、あぁ、やっぱりあきらめた方がいいのだろうな、私なんかに警察官という責任の重い仕事がつとまるわけないよね、っていつも感じてたけど、本当かどうかもわからない情報を簡単に信じて、自分の一度しかない、100年もないであろう人生の中で、何年間も、ほとんど毎日の大半の時間を使う仕事を、真実なのかどうなのかもわからないネットの情報を鵜呑みにしてはいけないなと、とても考えさせられました。
     私はまだ、10代前半で試験も受けたことがないので、とても不安ですが、それならなおさら、諦めるのはもったいないですよね。
    大切なことに早く気づかせてくれてありがとうございます。

    10年後に、絶対に警察官になっているために、今からできることを頑張って探していこうと思います!
    一日一日を大切に、卒業式でも言われたのですが、本当にそうですね。10年後のことを考えると、今の何気ない毎日が、未来を、自分を、作っているんですからね!

      私は、絶対に警察官になります!
      この記事を読んで、そう決意しました!
      そしてそのために、努力しようと思いま  す!大切なことに気づかせてくれて本当  にありがとうございます!
      
      がんばります!
      
      ありがとうございました!

    • 自分の人生は一度きりです。
      全力で挑めば必ず何か得るものがあります。
      警察官になったときはまたご連絡下さい。
      応援していますね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。