元警察官としてユーチューブのチャンネル登録者1万人を達成した理由

ユーチューブ、チャンネル登録者1万人

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

本格的にYouTubeを開始してついにチャンネル登録者様が1万人を突破いたしました。元警察官としてYouTubeで警察官採用試験対策を始めたときは自分以外に誰も同じことをしていなかったので、最初は手探りで恐る恐る始めたのを覚えています。

ユーチューブのチャンネル登録者1万人を達成して思うこと

そして皆様のお陰で当初の目標にしていたチャンネル登録者1万人を達成することができました。今回の記事では

  1. 僕がなぜYouTubeやブログを始めたのか
  2. なぜチャンネル登録者1万人を目指したのか
  3. 1万人を達成するまでのルール

の3点を説明します。

元警察官としてYouTubeを始めた理由

まず僕がなぜYouTubeを始めたのか。それは僕が警察官を退職したときは警察官の立場がとても低かったからです。警察官採用試験に落ちると「警察官の試験にすら合格できないのか」と偏見を受けることも多いですし、警察官になっても「警察はパワハラばかり」「警察は軍隊みたいな組織」「ノルマばかりで仕事も楽しくない」とデマが溢れています。

【関連記事】警察学校の訓練は厳しい?教官は怖い?

さらに警察官をクビになった話というブログが大流行した結果、警察官を夢見る人が夢を摘まれる結果になったのです。ここで僕は世間の偏見をなくそうとYouTubeを始めました。

簡単に言うと警察官は楽しいよということを説明したかったのです。

警察試験、対策

ユーチューブはこちらをクリック

 

警察官をクビになった話がもたらした悪影響

僕が警察官を退職した当時、元警察官はヤフー知恵袋にデマを書くかブログに誇張した情報を書いて注目を集める人ばかりで、警察官志望者が警察のことを検索しても余計に不安になるだけという悪循環に陥っていました。

今でこそ元警察官が試験のアドバイスをして添削するという流れがブログやYouTubeで確立されていますが、当時は警察官を早期に辞めた人が警察を叩き、その結果受験者も減るという負のスパイラルに陥っていたのです。

チャンネル登録者1万人を目指した理由

そして次に僕がなぜYouTubeでチャンネル登録者1万人を目指したのか。それは僕のYouTubeやブログを見てくれている方を勇気づけたかったのです。僕みたいにアラフォーのおっさんでも顔出しせずに、しかも動画内容も公務員試験や政治や社会問題だけという不利な条件でも達成できることを証明したかったんですね。

 

僕はいつも説明しているように公務員試験に限らず採用試験には分析が必要です。ただ僕がいくら分析が必要だと伝えても説得力がないですよね?なぜなら分析力って数値化できないから。警察官採用試験受験者がよく面接官で勘違いする熱意や正義感のアピールと同じように、言葉ではなくて数字で証明しなければ社会では信用されないのです。

つまり、僕がYouTubeでチャンネル登録者1万人を突破すれば何よりの証明になると気付いたのです。そして達成するために僕は人間心理やYouTubeを徹底的に研究しました。

警察官採用試験の合格率と倍率について

どうすれば視聴者の方に楽しんでもらえるか、分かりやすいか、YouTubeからも評価されるか。

声質やトーン・話すスピードも研究して、難しい言葉を分かりやすい言葉に言い換えて子供から大人まで通用する内容に心がけました。

ユーチューブって①顔出し②流行っている動画の真似をすることの2点が認知度と人気を上げる方法で、ゼロから作り上げるのはかなり大変です。(動物系の動画やドッキリ系の動画など似ているものがほとんどでしょう?)

困難だからこそ達成する価値がある

困難だからこそ挑戦する価値があると思いました。僕がいつも説明しているのは『正しい努力をすれば結果は出る』ということ。これは文字で説明しても実証しなければ恐らく信用されないだろうと思い、そこで元警察官が試験対策をするというこれまで誰もやっていなかった動画配信を始めました。

僕が元警察官で、警察官時代は普通の警察官に出来ないような仕事を沢山して、警察官を退職して今度は人事課の採用担当として働いて、今までの経験を生かして多くの警察官志望者を合格に導いている。ただそれも口だけでは証明にならないと思って目に見える成果としてYouTubeでチャンネル登録者1万人を目指しました。

【関連記事】警察試験の入退室の間に面接官が重視することと不合格になる仕組み

 

そして何よりも悩む方にエールを送りたかったんです。頑張れば夢は叶うと間違った方法で勉強する受験生が多い中、正しい努力をすれば必ず目標は達成できると身をもって応援したかったんです。

ユーチューブってチャンネル登録者が増えても実は収益は変わりません。ユーチューブを配信している本人には収入も増えないので夢ってそんなにないですが、視聴者には夢を与えられたり悩みを解決することもできます。つまり使い方によっては社会貢献できるんです。つまり似てるんですよね、警察官の仕事に。

目標を達成するまでのルール

そして僕がチャンネル登録者を1万人達成するまでのルールが2個ありました。それは

  1. 人の真似をしない
  2. 人と群れない

この2点です。チャンネル登録者を1万人達成しても二番煎じと思われたら意味がないと思ったんです。分析が大事と言いながら人の真似をして達成しても説得力が全くないでしょう?目標を達成するためにも独自の分析と研究で結果を生むというプロセス(過程)にこだわったのです。

 

人と群れてコラボ動画を配信するのも趣旨に反すると思って孤独に目標を達成することにもこだわりました。公務員試験と同じですよね。

公務員試験って孤独なレースをたった1人で走り続けるんです。ゴールがあるかどうかも分からないレースを1人で走るのは本当に不安です。友人や仲間がいるといっても結局戦うのは自分自身ですから。僕自身も3年間の公務員浪人生活で世間から隔絶(かくぜつ)されたような孤独感と敗北感を常に感じてたった1人で走り続けました。

警察官採用試験、身辺調査

その僕がチャンネル登録者を増やすためにだれかとつるんで楽しそうに動画配信していたら動画を作る意味がないと思いました。受験生の気持ちを理解しているならば同じ条件で戦ってみようと思いました。

群れない、つるまない、真似しない。この3つを胸に秘めて動画を作り続けたのです。

【関連記事】「警察官になりたいけど無理ですか?」って諦めるの早くない?

 

そして1万人を達成して思ったのはここまで来れたのは僕のチャンネルを見てくれている皆様のお陰です。僕の努力なんて本当に微々たるもので、動画を見ていただいている方の励ましや応援、時にはご指摘をいただき、その全てを自分なりに反映しました。

朝、出勤前に早く起きて動画を作って会社に行く生活は正直きついこともありました。無機質なカメラに向かって話し続けて「あれ?俺は何をやってるの?」みたいに孤独を感じてね。

でも動画を出したら色々な人の悩みが解決できて、レンズの向こうにいる多くの人とつながることができて生きていることが実感できました。だからこの目標に挑戦させていただいて本当に感謝しています。

チャンネル登録者1万人

受講生の方にいただきました

 

チャンネル登録者が1万人以上のチャンネルは国内でも3パーセント以下と言われており、その中でも顔出しせず公務員試験対策をホワイトボードだけで講義するという不利な条件で達成できたのは講義チャンネルで僕だけであり、これまで伝えてきた分析がいかに大切かを証明できたかと思います。

元警察官として、現役の人事課の面接官として自分が学んだことや知ったことが誰かの悩みを解決できるのは本当に嬉しく思います。これからもこのブログ「リクストリーム」から多くの合格者を輩出できるように精一杯努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(追記)

現在、ユーチューブチャンネル登録者数2万人を突破することができました。本当にありがとうございます!

 

続けて【警察官採用試験の難易度と合格率(倍率)を公開します】の記事へ

2 件のコメント

  • はじめまして、兵庫県警を視野にいれているものです。
    実は運動部未経験なのですが、そこは動画を見ましたが、兵庫県警は運動部、特に野球部や空手部の採用に力をいれているようで不安です。
    説明会で野球部の人に県警桃太郎興味あるか?と採用担当者が話しかけている程です。
    大丈夫ですか?

    • 野球が上手い人だけを集めていると組織として成り立たないので、野球が出来て警察官として素質がある人は有利になる程度に考えてください。
      大阪府警もアスリートが有利になると言われていますが高段者も不合格になっている現状にあります。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。