警視庁に採用される前に知っておこう【給料・マイカー・旅行】

前回の記事に引き続き、今回は警視庁警察官の休日やマイカー、外泊、旅行事情について説明します。

前回の記事→警視庁に採用される前に知っておこう【仕事内容・勤務時間・休日】

警視庁の採用試験を受ける前に知りたい【休日・マイカー・旅行】

警視庁の給料

次に給与面です。

警視庁の給与は全国最高水準と言っていいでしょう。
同年代の中では年収もかなり貰ってる方になるかと思います。
(夜勤があったり、危険が伴ったりするのでそれぐらいもらっていていいとは思いますが。)

そして、他の46道府県と違う点があり、休日出勤手当が出ます。
祝日(年末年始含)に勤務したときにその手当がつくので、当番勤務が当たればそれでかなりの額もらえます。

警視庁公式ホームページ

また、超過勤務手当もあります。
満額は出ませんが、専務のほうが優先的に出るようになるので専務は満額に近い額の超過勤務手当が出ます。
地域の係員は請求額の6割から7割といったところです。

警察官の給料や年収・ボーナスを公表します

 

ここまで給料は高い水準でいい点ばかり書きましたが、支出も多いです。
とにかく都会はお金が掛かります。

まず、移動のほとんどが電車かバスです。
それだけで数百円、数千円がなくなります。
そして売っているものも高いですし、様々な娯楽が揃ってるので誘惑も多く、お金を使ってしまいがちです。

ですので相対的に見ても警視庁と地方だからといってさほど差はないのかなと思います。

警視庁の警察官の住宅事情

また、東京は地価が高いので単身寮か家族住宅でなければ地方出身者が都内に家を買う人はあまり見ません。
実際に地価の安い千葉や埼玉、茨城に家を買って通っている人が数多くいます。
(ちなみに神奈川は東京と比べ地価は多少安いぐらいなので、実家があること、特別住みたい理由などがなければあまり好まれません)

夫婦そろって警察官だったり、世帯収入が1千万円超えているような家庭であれば都内の一等地や港区、豊洲や月島のタワーマンションに住むこともできると思いますし、実際にそういう方はいます。

家にどれだけお金を使うかは個人差があるのでその人次第というところです。(東京に家を買うこともできなくはないです)

大都会の中心で夜景を眺め優雅に暮らす、とはいかないことが多いですね笑

警視庁の福利厚生や休日手当

また、警視庁信用組合といった金融機関があり、かなりの低金利でお金を借りたりできるので家や車といった大きな買い物のときもお世話になっている人は多いです。

他に実感としては給与面や休日手当が厚かったりといったところです。

そんな優良な点がありますが、遅れていると思われる点もあります。
拾得物の管理や交番の勤務表などがパソコンになったのはここ5.6年くらいでそれまでは紙の勤務表に手書きで書いていましたので、割と最近までアナログでした。

遺失物の届け出も千葉県は電話でも受理できるようですが、警視庁は署か交番で直接でないと受理はしていません。

自治体による違いは少なからずありますね。

首都圏の人であれば警視庁はいい組織だと思いますが、地方の人はよく考えて警視庁か地元か決めて頂きたいところです。

警視庁の警官がマイカーを持つのは難しい理由

地方出身者に限りませんが車やバイクが好きな人には知っていてほしいことです。
独身のうちや若いうちに東京で車やバイクを持つことはかなり難しいです。

実際必要ないほど交通網が発達していますので普段の生活は困りませんが、そういうことを抜きにしても車やバイクが好きな人は乗りたいですよね。

普段の生活だけでも多くのお金がかかるのに、高額な駐車場代や維持費等で自家用車までお金をかけられません。

地方では車がないことは死活問題ですから、車を持つことは普通だと思いますが、東京では贅沢品になってしまうので持つことが難しいのが現実です。

さらに、所属に保有届を出さないといけませんから上司の許可がないと持てないことも持ちづらい理由の1つです。

私も学生時代は運転が好きで地元でよく車やバイクに乗っていましたが、上京後はそうはいかずストレスがたまりました。

車やバイクが好きな人はよく考えてほしいところです。

新人警察官は独身寮に入る

そして、実家から近い署に配属されても基本、警視庁では新人は寮に入ることになっています。
私が配属されたばかりの頃は悪しき風習が残っていたので

そしてマイカーの購入が厳しいのは独身寮に住む警察官だけですね。
賃貸や持ち家の人はそこまで縛りはないと思います。(金銭面のやり繰りが苦手な人はその限りではありませんが)

寮員の心得は昇任試験の為の勉学に励むことと貯蓄の励行ですので自家用車の購入となるとそれに反してしまいますからね。

私も地域のときに車の購入を担当上司に相談しましたがあっさり却下されてしまいました。
内勤に入ってからは担当上司が車好きだったこともありむしろ購入を勧められ、昨年購入しました。

寮員としてはかなり異例でしたが、金銭感覚が普通、むしろケチなぐらいでしたから武田なら車を買ってもお金のやり繰りで困ることはないだろうということで許可が出ました。

レンタカーではなく自分の車を乗り回せるのはとても楽しいですね。

外泊や他府県への旅行は許可が必要?

休日の外出については日帰りであれば制限はありません。東京からだと隣接県はすぐに出れますからね。
スノボで軽井沢や新潟へ日帰りで行くような人もいました。
関東甲信越ぐらいであれば特に必要ないかと思います。

外泊を伴うようであれば決裁が必要です。
その決裁も約1年ほど前からオンライン決裁になり以前より楽にはなりました。

もちろん、決裁を出さずに外泊をすることもやろうと思えばできますがバレたら始末書ものです笑

ただ、バレる可能性はかなり低いので、私も映画のオールナイト上映に行ったりして無断外泊を何度かしていましたね笑

警察官は外泊の申請が必要な理由

外泊も申請を出せばなんてことはありません。
外泊してることを上が把握してるので大きな事案が入っても呼び出されることはないです。
(呼び出されて大事な予定がパーになるようなこともありませんので安心です。)

また、申請を却下されることもよほどのことがない限りありません。(多忙な時期は長期の外泊は避けるのが普通です)

昔と違い、今は休暇をどんどん取るように言われてますので旅行する職員もたくさんいます。(それでも最低限しか取らない人もいますが)
警視庁を考えてる方は参考にして頂ければと思います。

警視庁は休みが取れるのか?

やはり日本の首都である東京を管轄する警察組織でありネームバリューもあります。ドラマや漫画でも警視庁を題材とするものはよく見るかと思います。

約43000人の職員数、10の機動隊、100以上の警察署を抱えており、さらに他にも地域部の自ら隊は4隊、交通部の交機隊は10隊あります。
そして、東京の人口が約1300万人、そして隣接県からも多くの人が東京に通勤通学で集まります。

それだけの人々を対応できる分の人員を確保しているので組織としてはかなり大きいですね。
国単位のイベントがあれば特機招集があり、所轄からも多数警備に割り当てられますが、代わりがたくさんいますので休みやすいのも魅力ですね。

私のような地方(大阪)出身者もたくさんいますので幹部もよく帰省を促してくれます。
やはり親孝行は仕事より大切だと考えている幹部が多いのかなと思います。

勤務では迷い子の検索のため警察犬を要請することも少なくありませんし、水死体の事案があれば水上艇が速やかに動きます。
とにかく、使えるものはどんどん使えといったところでしょうか。

また、各係細かく別れて業務分担がなされているので仕事がしやすい点もいいかと思います。
管轄が狭いので地理を覚えるのも早いですし、現場臨場もすぐに向かえます。
事案対応も必要があれば所属の専務に、さらに必要なら本部の専務に応援要請して、組織で対応しますので安心ですね。

続けてこちらの記事へ→【警視庁に現役合格できた試験対策の秘訣】

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。