警察官になれない人の特徴とは?【採用の事実を公開】

警察官になれない人

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

今回は警察官になれない人の特徴というテーマでお話します。

巷では『〇〇な人は警察官になれない』という様々な噂が流れています。

検索しては不安になり、夢を諦めそうになる人も多いでしょう。

その噂は果たして本当なのか。実例を挙げて証明します。

この記事をご覧いただければ、どのような人が警察官に向いているのか、面接で不合格になる理由などが分かるはずです。

警察官になれない人の特徴とは?

これまでツイッターやヤフー知恵袋で『30代の女性は警察官になれない』と当然のように語られてきましたが、僕の講座から30代の女性が何人も合格してデマだと実証しました。

では元警察官の再受験はどうなのか。

例えば早期退職した元警察官がもう一度、警察官採用試験を受験したら?

昔から『警察官を退職したら再合格するのは難しい』と言われています。

警察官になれるのか悩む

それならば数か月で警察官を早期退職した場合、もう二度と警察官になれないのか?

その過酷な挑戦に挑んだのが、講座受講生の津村さん(男性・仮名)です。

津村さんは7年間も警察官採用試験を受験し、苦労の甲斐もあり一度は千葉県警に採用されました。

ただ、どうしても大阪府警で働きたいという夢を諦めきれず2ヵ月で警察官を退職しました。

警察学校で退職したら警察官になれない?

津村さんが警察官採用試験を再受験しようと決意してヤフー知恵袋を見たらこのような情報が載っていたそうです。

『警察官を退職した人はもう一度警察官になることは不可能です。』

『警察学校で辞めた人は、なおさら合格など出来ません』

そして不安な気持ち一杯の中で、有名な元警察官コメンテーターに相談するとこのように言われました。

『無理だよ、諦めた方が良い』

警察官になれない人の特徴

警察学校で退職した人でも警察官になれる?

この元警察官の方はテレビでも有名なコメンテーターですし、階級だって警部以上です。

その方に『警察学校で辞めた元警察官は再受験しても合格は無理だよ』と言われたら、普通の人は諦めてしまうと思います。

津村さんはこの悔しさをバネにして努力しました。

でも、僕はこのコメンテーターの方を非難するつもりはありません。

この方は長い警察人生の中で、『たった2か月で警察官を辞めた人が再受験しても合格するのは不可能だろう』と判断されたのでしょうから、嘘ではないのです。

注意したいのは、嘘ではないけれど事実ではないということです。

世の中にはこのように本人の主観が溢れており、それを信用して夢を諦めてしまう人も実際います。

もちろん僕だって主観で話すことはありますから、前から言っているように『情報の取捨選択が大切』なのです。

『警察官になれない人』が大阪府警と兵庫県警に合格

津村さんはヤフー知恵袋で『警察官になれない』と言われ、有名な元警察官にも『諦めたほうが良い』と言われました。

それでも諦めることなく挑戦した結果、大阪府警と兵庫県警にダブル合格することができました。

そこで見事に最終合格した津村さんへ、このような質問をしてみました。

1これまでの受験歴を分かりやすく教えてください。
(何年間受験して、どこの自治体を二次試験で〇回不合格になったかなど)

2合格した今、これまでを振り返って思うこと。苦しかった思い出や辛かったことなど

3元警察官として、警察の魅力とは

4自分のアピールポイントについて、最初考えていたことと講座を受講したあとに何か違いはあったか?

5今回、この部分を改善しなければ合格できなかったという点は何かあったか?その点にどうやって気付けたのか?

6私の講座を受講した理由と受講してみて感じた率直な感想

7私の講座を受講した中できつかったことや苦しかった指導、悔しかったことなど

8警察官を退職したあとはどのような仕事(アルバイト)をしていたか?仕事中、どのような気持ちで働いていたか?

9面接試験を受ける前に注意したこと、意識したこと

10なぜそこまで警察という仕事にこだわって受験を続けたのか

11元警察官として、警察官志望者に伝えたい警察の仕事の魅力
(警察はサービス残業が多い、休日でも呼び出しが多い、ノルマがきついなど世間の噂との比較など)

12私の動画やブログ記事で特にお薦めするものがあればその内容とその理由

13ヤフー知恵袋やSNS等で警察官採用試験に対する情報について合格した今『これはデマだ』と分かったこと

14自分のアピールポイントは何か。

15その逆に自分自身の嫌いなところ、コンプレックスは何か。

16警察官採用試験に何度も不合格になっている方へ伝えたいこと

17今回の合格の決め手は何だと思うか。

18今回受験者へのエールなど何でもご自由にご意見ください。

そして、こちらが津村さんから頂いた直筆のお手紙です。

津村さんが必死で正しい努力を続けたのが伝わりますよね?

そして、こちらは津村さんが受験のときに使用していた筋トレマシンと勉強グッズです。

筋トレを努力したから警察官採用試験に合格したのではないことは理解しておいてください。

津村さんは勉強や筋トレだけでなく講座の中で徹底的に志望動機や退職理由を磨き上げたのです。

参考よくある講座のご質問は→こちら

警察官になれない人はどんな特徴がある?

では、警察官になれない人はどのような特徴があるのか。

体力がない?学歴がない?根性がない?頭が悪い?

そんなものは関係ないです。

警察官になれない人の特徴は、自分で自分の可能性を積極的に閉ざしてしまう人です。

『○○という情報を見たのですが、私は本当に警察官になれないのでしょうか?』というご相談をよくいただきますが、悩んでいる方は津村さんのケースを自分に置き換えて考えてみてください。

もし、津村さんが『有名な元警察官に無理って言われたから諦めよう』とリタイアしていたら、そこで終了でした。

同様のことは多くあると思います。特に今はネットで何でも検索できるからこそ、自分にマイナスな情報を排除することが大切です。

諦める理由探しをするため、ヤフー知恵袋に相談していませんか?

その情報を信じて夢を諦めて、いつか後悔しませんか?

自分で自分の夢に終止符を打ち、新たなスタートを進むのはとても良いことです。

そうではなく、デマや他人の主観を信用して夢を諦めることは何よりも避けるべきことなのです。

自分の夢は自分で守るという強い意志。

この強い気持ちを大切にして、警察官になるという夢を叶えてください。

続けてこちらの記事へ→『警察の面接で不利になる〇〇』を知っていますか?

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ABOUTこの記事をかいた人

・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。