警察官採用試験の面接でなぜか不合格になる原因

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。

今回は講座受講生の大久保さん(18歳・仮名)をご紹介します。

大久保さんは高校在学中に警察官を目指し受験しましたが、残念ながら合格することはできませんでした。

そして高校を卒業したあとも公務員浪人として無職の道を選択し、警察官採用試験の勉強を続けました。

女性警察官採用試験の勉強

大久保さんは学生時代、生徒会長として活躍されたので『優秀な人を求める警察組織の試験ではプラスになるのでは?』と思われそうですが、最初の面接では不採用になったのです。

夢を追いかけた大久保さんは結果的にどうなったのか。

今回の記事をご覧いただければ警察官採用試験の面接で不合格になる理由が分かると思います。

警察官採用試験の面接でなぜか不合格になる原因

実は本番試験前に講座の中で、大久保さんの模擬面接を見て僕はハッキリと伝えました。

『これが大久保さんの本気ならば最終合格はハッキリ言って厳しいですよ』と。

僕は現役の人事で採用担当をしているからこそ、『この人は不採用になるな』という人は分かります。

だからこそ、受講生の方には改善点を本音で伝えるようにしています。

たとえ嫌われても良いから本音で伝えなければ無駄な努力を続けてしまう可能性も高いのです。

大久保さんは生徒会長であったことや部活内容をアピールするのみで、警察官という仕事自体をほとんど理解できていないことや自己分析が全く出来ていなかったのです。

つまり、アピールポイントは沢山あるのに熱意だけで乗り切ろうとしていたのです。

若い大久保さんに本音で言うと傷つくかなと心配でしたが、大久保さんからはこのような返事がありました。

大久保さん

桜井さんから率直な意見を頂けて、自分自身、面接に対して甘く考えすぎていたことに気がつきました。

「前回は、固くなりすぎていてダメだったから、今回はもう少し雰囲気を和らげて面接を受ければ、大丈夫だろう」
という事だけを重視し、それ以前の問題に目を向けようとしていませんでした。

今のまま、面接に向かっていたら前回と同じ過ちを犯し、桜井さんや家族に応援して頂いて、やっと掴んだチャンスを棒にふるってしまう所でした。
桜井さんに面接を見て頂けて本当に良かったです。

努力不足の私に、率直なご意見をくださり、本当にありがとうございました。
残りの限られた時間の中で、より一層気を引き締めて、努力して参ります。

まだ10代の若者からこんな言葉が聞けるとは思ってもおらず、思わず胸が熱くなりました。

高校を卒業して無職。焦りや不安に押しつぶされそうなのに、不満や泣き言も言わず、自分の不幸を他人のせいにしない。

この子は強いなと思いました。

そのあと、何度もエントリーシートや志望動機などを添削した結果、大久保さんは最終合格することができたのです。

その大久保さんに、今回このような質問をしてみました。

1これまでの受験歴を分かりやすく教えてください。

2合格した今、これまでを振り返って思うこと。苦しかった思い出や辛かったことなど

3なぜ警察官を目指そうと思ったのか。本音で。

4生徒会長まで務めていたので就職に有利なはずが、なぜこれまで不合格になっていたと思うか?

5そこまで努力できた警察官の魅力とは何か?

6私の講座を受講した理由と受講してみて感じた率直な感想

7私の講座を受講した中できつかったことや苦しかった指導、悔しかったことなど

8将来はどのような警察官になりたいか。明確なビジョンや理想について

9面接試験を受ける前に注意したこと、意識したこと

10私の動画やブログ記事で特にお薦めするものがあればその内容とその理由

11警察官になったらやってみたいこと。

12ヤフー知恵袋やSNS等で警察官採用試験に対する情報について合格した今『これはデマだ』と分かったこと

13自分のアピールポイントは何だと思うか。

14逆に自分自身の嫌いなところ、コンプレックスは何か。

15警察官採用試験に何度も不合格になっている方へ伝えたいこと

16今回の合格の決め手は何だと思うか。

17今回受験者へのエールなど何でもご自由にご意見ください。

そしてこちらが大久保さんからの直筆のお手紙です。

警察官になるにはどうすればよいのか? 警察官になる方法 警察官採用試験の合格のコツ 短期間で警察官になる方法 警察官採用試験の面接で不合格になる原因

そして、こちらは大久保さんが警察官採用試験の論作文練習で使用した手書きの原稿用紙と面接対策用のノートです。

警察官採用試験の作文試験 警察官の面接対策

いつも言っていますが、合格する人はここまでやっています。

警察官になりたいという気持ちは熱意ではないのです。

圧倒的な努力こそが熱意です。

そして大久保さんの言う通り、正しい努力は報われるのです。

剣道や柔道など資格を取得し、加点要素を狙っても不合格になる原はそこにあります。

試練を乗り越えて見事、合格された大久保さんに心からお祝い申し上げます。

警察学校に入校したとき、現場に配属されたときに何かご相談があればいつでもご連絡ください。

2 件のコメント

  •  大久保さんの熱意、凄く伝わりました。私も33年前の高校生の時、警察官採用試験を受験しましたが、不合格。
    消防士は2度受験するも2次試験で不合格となり、その後は警備会社の警備員として32年間勤めてます。
     私の伜は、私が警察官を志していた事を知っており、高校3年の時警察官Bを受験、独学で合格し現在2年目です。

    • ありがとうございます!
      息子様は意志を受け継いで警察官になられたのですね。
      親子揃って安全安心を守るお仕事に就かれているのは素晴らしいことだと思います。
      これから寒くなる季節。くれぐれもご自愛ください。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。