警察官になるために必要なことや条件、面接試験で不合格になる原因

ブログ管理人の元警察官・桜井陸です。講座受講生の長谷川さん(女性・仮称)が警察官採用試験に合格し、直筆のお手紙をいただいたのでご紹介します。今回の記事を読んでいただければ警察官になるために必要なことや条件、何を言えばマイナス評価になるのか注意するべき点がよく分かると思います。

警察官になるために必要なことや条件、面接試験で不合格になる原因

長谷川さんは大学時代に警察官採用試験を2回受験しましたが不合格、そして民間企業からの内定を受けていなかったので事実上、無職として大学を卒業しました。フリーター・職歴なしという要素が重なり不安も大きかったと思いますが見事合格されました。

警察官になるためには何が必要なのか、警察官として採用されるためには何をしたらいけないのかくわしいアドバイスと直筆のお手紙でいただいたので是非ご覧ください。ちなみに長谷川さんには以下の質問にお答えいただきました。

①合格した今、これまで試験に落ちていた理由は何だと思うか。
②私の講座に入って何が変わったか。何を学んだことが合格につながったか。
③私の講座を受講した感想(苦しかったことやタメになったことなど何でも)
④公務員浪人を経験して合格した今、同じように公務員浪人しながら警察官を目指す受験生に伝えたいこと
⑤ヤフー知恵袋などのデマについて
⑥今回の合格の決め手になったこと
⑦公務員浪人しながら夢を目指すモチベーションの保ち方
⑧二次試験時のメイクや髪形、服装について女性目線でのアドバイス
⑨不合格だった頃の自分に会えるとすれば、今ならどのようなアドバイスをするか
⑩その他、警察官受験生へのメッセージ

警察官採用試験に合格するために必要なこと

長谷川さん

このノートは四字熟語の読みを見てひたすら何ページも書き続けたものです。

私が受験した自治体は漢字や四字熟語、ことわざなどの問題が多く毎日の勉強の中で必ず最初に行っていました。

警察官に向いている性格や適性について

長谷川さんのお手紙に書いてあるとおり、最初は厳しく指導しました。焦って考えをまとめないまま回答する癖や相手の質問意図が理解できず意味不明な発言をすることが多かったので、考え方のひとつひとつを直したのです。

【関連記事】講座についてよくいただくご質問について

つまり警察官に求められる資質や適性に合わせて発言内容や考え方を改善しました。最初は『正義』というものにこだわるあまりに矛盾した発言も多く、固定観念に縛られて不自然な回答をすることが多かったので長谷川さんが本来持っている長所やアピールポイントを引き出す指導を続けました。

僕は警察官に向いている性格や適性というものは無いと思っています。勿論全くないとは言いませんが、警察官を辞めたあとSNSでデマを流して注目を集めようとする人がいるのを見ると、求められるのは正義感あふれる真面目な人物ではなく求められる人物像に合わせて面接でどのようにアピールするかが合否を分けるポイントになると考えています。

警察官になるには条件がある?

警察官として採用されるためには何をすれば良いのか。何か条件が必要なのか。考え出すと深みにはまり、時には『自分には警察官なんてなれるわけがない』と後ろ向きな気持ちになることもあるかもしれません。特に面接を何度受けても不合格になった経験がある人だと尚更でしょう。

警察官採用試験、身辺調査

ここで大切なことは警察官として働く人物に何が求められているのかをきちんと考えることです。やみくもに勉強するあまり『警察官には何か資格があれば有利なのかもしれない。』と考えて剣道や柔道の資格を取ったりTOEICの勉強をする人も中にはいますが、それは本質から外れています。

受験前にするべきことは警察官として求められている人材を研究し、自分自身の経験やアピールポイントや長所を当てはめる作業こそが本来の面接対策なのです。

警察官になりたい気持ちや熱意をアピールすることが面接ではありません。面接に行けば面接官はきっと理解してくれると勘違いして面接対策もほとんどせず、行き当たりばったりの面接を受けて玉砕する人をこれまで多く見てきました。

そして、なぜかそういう人ほど

 

受験者

今回は本音を話したし熱意も伝えたから手応えもあって合格できると思ったけど、不合格になったのは自分に適性がないからだと思います。

 

という発言をされることが多いのですが、長谷川さんのお手紙を読んでいただければこの誤りに気付きますよね?本音や熱意を話すことが面接ではないからです。

警察官になるためにしてはいけないこと

警察官になろうと決めたとき、してはいけないことの代表的な行為はネット情報の情報を鵜呑みにすることです。ヤフー知恵袋でもデマが混在しており、心細い時ほど人は不安になる情報を信用してしまうのでデマや作り話を簡単に信じ込んでしまうのです。

以前、ツイッターで『20代後半の女性が警察官になることは不可能』という趣旨のデマが流されて多くの女性受験者から相談のメールをいただきましたが、このように30代女性が合格しました。→【30代女性でも合格できた理由】の記事へ

僕が配信する情報も含めてネットに掲載されている全ての情報は取捨選択する必要があります。真偽だけでなく合う、合わないというものも当然あるので自分にとって有益な情報だけを集める工夫は必須になります。

以前この記事でお話ししたように僕も公務員浪人時代、元警察官から言われたことで夢を諦めそうになったことがあります。だからこそ理解して欲しいのです。警察官を目指しているからこそ、他人の情報を鵜呑みにせず冷静に考える判断力が必要であることを。

面接試験で不合格になる原因

警察官になるなら何が必要なのか。それは徹底した自己分析と警察の業務研究です。僕は講座で模擬面接も指導しているのですが、指摘事項の多いものの中に『警察の仕事を理解してください』というものがあります。これはどういうことかというと、警察の仕事を全く理解しないまま受験する人が意外に多いということなのです。

 

面接前

受験者

そうか、警察官の仕事は正義感があれば良いのか。自分は曲がったことが嫌いだし子供が好きだから生活安全課で子供に防犯を教える仕事をしよう。志望動機や行きたい部署もそれにすれば大丈夫だろう。

 

面接当日

面接官

それでは生活安全課を志望するにあたって本県の生活安全部が抱える問題点を1つでも良いので答えてください

受験者
何それ?警察の面接って熱意があればいいんじゃないの?

 

これは実際によくある話です。ネットで軽く調べた情報だけを基に志望動機や将来のビジョンを固めて面接に臨み玉砕する人が後を絶ちません。民間企業の就活でもとりあえずエントリーボタンをクリックして、オファーを貰った企業をとりあえず受験したものの不採用の山になる人はこのパターンが多いのではないでしょうか?

自分が受験する組織について何も研究していない人は意外と多いのです。面接は熱意や夢という感情を表現する場ではなく自分の何がこの組織に適合しているのかを説明する場です。

公務員試験、面接官

今までこんなに努力したんだから評価してもらえるだろうというのは自己満足だけの世界で、評価されるのは努力量ではなく今まで努力したことを分かりやすく伝える能力なのです。

僕自身も3年間公務員浪人しましたが、『ここまで努力したんだから真剣さを評価してくれるに違いない』という甘い期待をしていましたが面接でバッサリと不合格になった経験があります。今なら不合格になって当然なのですが、苦しい受験生活を続けるうちに努力→熱意→信用性という意味不明な方程式が出来上がってしまい、面接練習もそこそこに面接本番に挑んでしまったのです。

そして僕と同じ失敗をしている警察試験の受験者が多いことに気付き、驚きました。このミスは意外と陥りやすいのです。特に警察官採用試験は面接重視だからこそ面接対策が重要になるのですね。

警察の面接に落ちる理由とは?

長谷川さんは今回、合格するにあたってハローワークの就職支援課(新卒支援)を利用して論作文などを添削してもらったのですが、添削内容を見ると失礼ながら『う~ん』と感じるものでした。なぜかというと警察の仕事を全く理解せず公務員としての意見だけを述べているからです。

 

長谷川さんが職員さんに添削してもらった論作文を載せて正誤を解説できれば一目瞭然なのですが、プライバシーの関係でもちろん公開は出来ないにしても『業務研究が全く出来ていない志望動機』を面接で説明しようとしていた危険性はここまで読んでいただければ理解していただけると思います。

そして何よりも驚いたのは面接試験におけるタブーを志望動機に盛り込んで添削されたことなのです。極端に言えば『小学生時代に万引きして警察官に補導された経験がある。その時に自分を叱って真剣に更生しようとしてくれた警察官の姿を見て反省すると共に警察の仕事に魅力を感じたから志望した。』という内容を面接用資料として渡されたのです。(内容は改変しています)

 

長谷川さん本人も『職員さんに見てもらったので大丈夫と思うのですが、不安なので確認してもらえますか?』と面接本番の数週間前に提出してきたので、慌てて全て修正したのですが志望動機にはマイナス要素を絶対に含ませないようにしてください。

ここで言いたいことはハローワークの職員さん全体が信用できないという意味では当然ないです。言ってはいけないことや言うべきことを理解していなければ気付かないうちにこのミスを犯してしまうということなのです。

面接で注意するべきこと

上で説明した長谷川さんの志望動機ですが、どこが誤っているのか分からない人は注意してください。面接でも気付かないうちにマイナスになる発言やNGワードを話している可能性があります。それもあるからこそ、面接では冗舌(じょうぜつ)になるべきではないのです。

面接では緊張と不安から余計なことをつい話してしまうことがあります。試験が終わってから『なんであの発言をしてしまったんだろう…』と後悔したことがある人も多いでしょう。

だからこそ、面接練習をするときは『何を話してはいけないのか』をしっかりと理解してください。長谷川さんが添削依頼をしたハローワークの職員さんはこれまで公務員試験の対策をしてこられた方です。それでも考えられないようなミスをしてしまうのです。

情報の取捨選択は就職・転職において最も重要だと言っても過言ではありません。それが分かっていても人間は不安や経験不足から、時として誤った情報をそのまま信じてしまうことがあるのです。

何度も言うように職員さんに相談することが悪いのではなく、職員さんの説明全てを鵜呑みにすることが誤りだということを理解してください。色々な人に相談してその中で出てきたアドバイスや意見、情報を集約して自分に合った志望動機や自己PRを面接で説明すれば良いのです。

警察官の採用面接で不合格になる人の特徴

警察官に必要なことは相手の情報を全て鵜呑みにすることなく、自分の考えを持ち正しく判断する能力です。一般常識を持ち合わせて社会情勢にアンテナを張り、何が正しくて何が誤りなのかを瞬時に判断することが求められる場面も現場では起こり得ます。

だから面接では試験官から『体力作り以外で何か取り組んでいることはありますか?』と質問されるのです。警察官に体力だけが必要だと思っていたら大間違いで法律知識がなければ一生、平巡査です。仕事に興味もなく曖昧な知識だけを持ち、年数だけを重ねて仕事が出来ない警察官を作らないためにも面接では人間性を見ています。

例えば警視庁の採用ページを見てみると『先輩の試験対策』というページに現役警察官からの二次試験アドバイスとして下記コメントが載せられているように体力以外の資質も警察官に求められていることが分かります。

体力試験に関しては、ふだんからトレーニングをしていたことから自信があったので特別な対策はしませんでした。面接試験に関しては、まず自己分析をしっかりとした上でイメージトレーニングを重ね、質問事項を想定して自室の鏡の前で一人練習していました。また、新聞を読む癖も付けました。(世田谷警察署 知能犯捜査係)

勉強だけではなく、私生活の中において面接で話題にできるような、人と違う「自分だけの特別な体験」をしておくことです。私はブラスバンドや演劇美術、絵を描く活動などに参加しました。
(福生警察署 強行犯捜査係)

出典:警視庁ホームページ

まとめ

長谷川さんのお手紙の中に『面接や論文はこれでもかというくらい練習しましょう』という一文がありますが、これが合格した理由の全てを物語っています。熱意や夢を語るのは二の次で、最優先事項はとにかく練習です。

そして練習を重ねる内に何を話せばマイナス印象を与えて、どういった人材が求められているのかが分からなくなり悩むことがあるかもしれません。

そういう時はネットだけでなく色々な場所に足を運び、色々な人に相談して意見を聞いてみてください。僕は公務員浪人時代に知り合いの現役警察官や交番の警察OB、予備校の講師など色々な人と話して自分の考えをまとめました。正しい努力は費やした時間量ではなく成功するために費やした時間の質で決まるので、警察官になるために勉強している方はこの点について意識して試験対策に取り組んでみてください。

続けて警察官を目指しているけれど自信がない方への記事へ↓

警察官を目指しているけれど自信がない方へ

40 件のコメント

  • 前に警察官は親孝行の気持ちが大切と聞いたことがあります。漠然とそうなんだーと思いましたが、これはなぜなのか答えがわかりません。なぜ、警察官は?なのか。その特殊な仕事ゆえになのか。
    なぜだと思いますか?

    • 一番身近でお世話になった親にすら感謝できない人が警察官として社会、市民に貢献できることはないからです。
      貢献とは感謝の気持ちなので常に周りの人に感謝して謙虚な気持ちで生活したいですね。

      • ありがとうございました。勉強になりました。確かに、人に感謝をできず、文句ばかりいうひとが見返りを求めず、誰かのために貢献することはできないと思います。警察、いや公務員全般にいえることなのかなとも思いました?。
        これは警察組織時代の上司の教えなのでしょうか?
        警察でそう教わるといいますか。

        • 警察官として働く前からそのように考えていましたし、実際に働いても常に感謝していました。
          感謝する気持ちは誰かに教わるものではないので、警察官として働ける喜びを享受することが貢献につながると思います。

  • 面接を受けてきたのですが、退室の時にドアを閉める際、1人の面接官がこちらを見ていませんでした。
    評価するに値しないという合図なのでしょうか?

    • それは合否関係なく気にし過ぎでしょう。余りにも神経質になるのは宜しくないので、もう少し気持ちに余裕を持った方が良いと思いますよ。

  • 大阪府警がエントリーシートで感謝の気持ちを述べなさいというお題があるのは何故でしょうか?

      • 回答ありがとうございます!
        感謝の気持ちを述べなさいで、思想がわかりますか?
        人間関係は、家族の仲などわかる気がしますが、この両者が採用の何に関係するのでしょうか?

        • 何に対して感謝をする人物なのか、どのような人間関係を築いてきたのか等が分かりやすい質問だと思います。
          それらは採用というより働いてからの人間関係形成に大きな影響を及ぼすので、人となりを理解する上でも重要な要因になるでしょう。

  • 都道府県警にあるホームページの警察官の経歴やTwitterなどで採用呼びかけの際、警察官の経歴を載せていると思います。この際、ほとんどが県大会、全国大会出場、何かしらの大会出場と載せています。これって、わざとそういう人を選抜して載せているのでしょうか?
    それとも、そういう人を優先に採用しているなら、平凡な学生時代を送ってきたひとは採用される可能性が低いと言えますよね?

    • わざと載せるというよりもモデルケースとして紹介しているだけです。その方が採用の幅も広がるでしょうし受験する人も求められる人材が分かりやすいと思います。
      余り穿った見方をせず意図をそのまま受け取った方が楽だと思いますよ。

      • 学生生活で、大会出場実績がないため、採用されにくいのかなと思いました。

        • 周りの警察官で何らかの大会に出た人に会ったことは殆どないので、気にしなくて大丈夫です。更に言うとスポーツ大会出場者でも不採用になっているので有利・不利にするのは受験者次第でしょう。

  • 桜井さま今晩は。
    現在結果待ちのものです。
    大学のキャリコンで復習をしたものを見てもらったのですが、最近気になるニュースで警察のことを言うべきとご指摘を受けました。実際自分の答えは、警察以外のものでした。
    警察の面接では、最近気になるニュースに警察に関わることを言わなければならないと桜井さまも思いますか?
    どんなニュースが気になるのか、その理由は何なのか、ここからその人物像を見るのではないのでしょうか。
    いろんな意見があります。キャリコンの中にも、その職種に関連したことをあえて言う必要はなく、磁場の素直な気持ちを言うべきとご指導してくださる方ももちろんおります、

    • 警察が関わることというよりも、政治や宗教などの思想に直結しないニュースを話すとなれば大体警察がどこかで関与しているでしょうから、自然と志望動機等に結びつくと思いますよ。

      • お聞きしたいのはそこの、結びつけないといけないのでしょうか?
        例えば、オリンピックやコロナの話題をあげて、警察に関連しないような理由だとだめなのかというところが気になります。

        • 警察に結びつかないといけないというよりも、社会情勢として結びつかないことは少ないように思いますが、偏った回答でなければ問題はありません。
          どのようなニュースにご興味をお持ちなのか分かりませんが、ニュースを見て感じたことを一般的な意見として回答出来れば良いと思います。

  • 質問、移させていただきました。

    私は21歳の女です。19歳の頃、警察官になりたいと思う出来事があり、それと同時期に体を痛めてしまいました。警察官になるのに体が壊れていてはいけない、警察官になることを見据えて療養と試験勉強をするために前にしていた仕事を辞めました。そこから長野県警を3回、警視庁を1回、計4回、約3年をかけて警察官の試験を受けています。面接にいけることはありますし、体力検査も基準は全て越えています。…が全て不合格です。

    警察官になりたいと思ったきっかけは、私の友人が性犯罪に遭い犯人は未だに逮捕されていないとのことでその犯人を逮捕したいからです。
    面接でこの様に言っているのですが、これは自分視点でものを言っているので印象が悪いでしょうか?
    この様な事件に遭う人を一人でも減らしたいからです。など言った方がよいのでしょうか?

    また、今、仕事をしていないので、フリーター兼就活生ごときが警察官になるには厳しいのでしょうか。その点も印象が悪く落とされているのでは…と他にも色々と考えてしまいます。

    何回も落ちているので、その度にものすごく悲しいです。
    何かアドバイスをお願いします。

    • 志望動機を本心で話せば合格するのかというと就職試験はそうではなく、総合的に判断されます。
      例えば恋愛でも好きな気持ちを相手に本音で告白すれば成功するかといえばそうではないでしょう?

      なぜ不合格になったのか面接を俯瞰的に思い出して考えてみてください。不合格になるには何らかの原因があります。
      私も3年間公務員浪人を経て合格しましたが、不合格には原因があったのは確かで改善したからこそ合格に結びついたのは間違いありません。

      面接に落ちるというのは全てを否定されたわけではないので、自虐的にならず前向きに自分自身と向き合ってみて下さい。

      • 志望動機を本心で話せば合格するのかというと就職試験はそうではなく、総合的に判断されます。
        例えば恋愛でも好きな気持ちを相手に本音で告白すれば成功するかといえばそうではないでしょう?

        なぜ不合格になったのか面接を俯瞰的に思い出して考えてみてください。不合格になるには何らかの原因があります。
        私も3年間公務員浪人を経て合格しましたが、不合格には原因があったのは確かで改善したからこそ合格に結びついたのは間違いありません。

        面接に落ちるというのは全てを否定されたわけではないので、自虐的にならず前向きに自分自身と向き合ってみて下さい。

  • お世話になります。
    地元県外受験をするものです。理由としては、相手女性の両親との話し合いの結果です。(地元就職したため)
    こういった内容は面接では伏せるべきですか? それだけが理由ではないのですが、大元はそこにあります。
    宜しくお願いします。

    • それは志望動機というよりも受験に至る経緯なので、なぜ警察官になろうと思ったのかという部分について深堀りしてみてください。

      • ありがとうございます。

        なんでまた、○県に引っ越してきたんですか?
        と質問された場合は、上記のことを言っても大丈夫なでしょうか。

        • それは言い方次第だと思います。『結婚するに際し妻の実家に近い〇〇県に引っ越すことになったからです』などと普通に回答する分には何ら問題ありません。

  • 性格検査は正直に答えた方がいいのでしょうか?
    例えば、クヨクヨさない、リーダーを任される、
    警察官なら、はい、がこのましいと考えます。
    けど、実際の性格はクヨクヨします。
    面接官は人を見抜くプロといいますか。

  • はじめまして。突然の質問失礼します。
    面接のNGワードについてお伺いします。
    警察官採用率試験にて、面接まで進めましたが、不合格でした。落ちた原因は、色々考えられるのですが、気になっていることがあります。
    ①父親のDVで警察にお世話になっていること(昨年の4月から)
    ②そのことを面接で話したこと(志望する課とその理由を聞かれたため)
    このことが、NGワードだったのでしょうか?
    何度も警察官採用試験に落ちているため、誰かに相談したいのですが、相談する相手がいません。突然の質問と長文申し訳ありません。よろしくお願いします。

    • 志望動機として話すべき内容ではないので、採用する立場になって考えてみる必要があります。
      例えば大阪府警では『貴方の感謝する人にどのような言葉をかけたいですか?その理由についても答えて下さい』と質問されましたが、その意味はなぜなのか。警察は何を求めて何を敬遠しているのか。その点を踏まえて再考してみて下さい。

      • 返信ありがとうございます。
        再度、質問申し訳ありません。父親の件は身辺調査に引っかかリますか?

        • 『身辺調査』とはそもそもどこから出てきたのかを考えてみて下さい。そして私がこれまでブログやユーチューブで何を伝えてきたのかをもう一度よく見てみて下さい。

          • 返信ありがとうございます。
            面接対策を改善します。桜井様のアドバイスをもとに、不合格要因を探します。ブログとYou Tubeをもう一度見ます。突然の相談に対応していただきありがとうございました。

  • こんにちは、はじめまして。
    私は数年前から今年で6回目の警察行政職の採用試験を受験しています。
    その内3回は一次不通過、その後3年連続で一次通過し2回は最終不合格、そして今現在最終の結果待ちです。
    その最終不合格の2回ともランクが最低ランクですが、やはり何か問題があるのでしょうか?

    • 問題というのが身辺調査というよくあるデマのことでしたらここでは何も言及できませんが、不合格になることについて面接内容等ならば何らかの問題はあると思います。

      もし不合格になった原因が自分の能力や対策不足ではなく身内や交通違反など過去や周りに起因したものだとお考えならば、その部分が間違っています。そして面接等で不合格になった原因が何も分からないならば、その点が大きな不合格要素になっています。
      面接で落ちる場合はほとんどが面接中のミスです。何が失敗だったのかを思い出して、周りの人にも相談して改善点を一つでも発見してみて下さい。

  • コメント失礼致します。
    今年の九月高卒で警察官採用試験を受ける公務員専門学生の女子です。
    私は父から幼少期児童虐待を受けて育ち、自殺を試みる気持ちや非行に走る気持ちを身に染みて感じており、同じような境遇の方々を精神的にも救いたいという理由で警察官という職業を目指しております。(現在はこのような経験を前向きに捉えており、一つのキャリアだと考えています)
    私の通っている公務員専門学校で志望動機を見てもらった際、あまり児童虐待のことを言い過ぎるとマイナスな印象になりかねない。と言われこの志望動機から警察官に落ちるんじゃないかという不安があります。この面接内容で落とされることはあるのでしょうか?
    私の友人に去年の採用試験の際、児童虐待のことを打ち明け最終合格をもらっている方がいるのですが、伝え方次第ということでしょうか??
    まだ一次も受けていないのですが、大変不安なためご質問失礼致します。よろしくお願いいたします。

    • 児童虐待に限らず、マイナスなことを自ら曝露することで有利になることはありません。ご友人が合格されたとのことですが、その方はその志望動機を話したから合格できたのではなく『その志望動機でも合格できた』という考え方の方が良いと思います。
      特別な人を参考にするのではなく、一般的に考えてマイナスな印象を与えないよう面接対策をしてください。

      • 返信ありがとうございます。
        もう一度自分が伝えたいことをとるか合格をとるか真剣に見つめ直したいと思います。
        貴重なご意見ありがとうございました。

  • 三次の面接に行ってきました。面接でなんで自ら隊志望なの?自ら隊に向いている性格はなんだと思うと聞かれました。私は○○県全体の安心安全を守りたいです。そして自動車警ら隊に向いている性格はコミュニケーション能力が高いところだ思う。と答えました。そして釣りなどで先に釣り場にいる初対面の人などと仲良くなれるからです。と答えると面接官が警察官の仕事のはそんなに甘くないぞと言われました。面接官がニコニコしていて調子に乗ってしまって軽はずみなことを言ってしまった。と反省しています。
    これは結構悪印象ですよね?

    • 面接お疲れ様でした。
      その面接官の真意は分かりかねますが、好印象になることは無いと思います。
      下の動画で説明したとおりの内容ですが、それだけで不採用になることは無いと思いますので、良い結果を信じて待ちましょう。
      こちらの動画をぜひご覧ください↓
      『ニコニコ笑う面接官に要注意!』
      https://youtu.be/afl8_DAaF8o

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ・就職氷河期時代、3年間の公務員浪人を経て警察官採用試験に合格。 採用後は同期内最速で刑事課に引き抜かれ、代表的な出世コースに乗る。 刑事部長褒賞、地域部長褒賞、交通部長褒賞、署長褒賞など受賞歴多数。(賞状はプロフィールページに掲載) ・初任科、初任補修科を経て地域課(地域第3係)へ初任配属。 ・初任配置先の交番が高級住宅街で事件・事故の発生が毎日0件という平和な勤務地であったため、仕事が覚えられずに焦る→最多忙な交番へ異動希望を出す。 ・異動先の交番は歓楽街のど真ん中にあり、深夜でも大きな事件が発生する『不夜城』として警察24時でも頻繁に紹介される勤務先であった。 深夜2時に『10対15の喧嘩発生』という意味不明な無線を聞き、戦慄が走った思い出。 ・交番勤務時代は老若男女問わず地域住民が交番に訪れ、幹部から「行列のできる交番」と揶揄される。 ・警察官になり昇任試験に合格し、自分のやりたかった仕事も完遂して燃え尽き症候群に陥り退職。 (ちなみにプロフィール写真は巡査部長に昇進したあと、退職前に記念撮影したものです。) ・転職したとき、アラフォーながらGAFAからオファーを貰う。 ・警察官退職後は大手企業(ホワイト500認定企業)の人事課に転職、採用担当として活躍。DODAやリクナビ、エン転職など各媒体を駆使して採用率を大幅に向上させる。 ・現在も人事課で採用担当として勤務し、現役大学生からシルバー世代まで幅広く面接を行っている。 ・人事課では採用以外にも、優良子育てサポート企業として『プラチナくるみん』認定取得のために会社を構造改革中。 ・所定外労働(残業時間)を削減するため全部署の労働時間を常に可視化するツールを導入し、大幅に削減させたことから労働基準監督署の監督官から賞賛される。 ・『警察官になる前に学んだ知識』と『警察官として働いた間に蓄えた経験』『実際に人事課で勤務した経験』をミックスさせた警察官採用試験対策は1年で数十名の合格者を輩出。 ・顔出しなしの講義YouTube動画で異例のチャンネル登録者20,000人突破。 ・ツイッターは1日1回のツイート、フォロー0人でフォロワー1,000人突破。 ・40代、既婚、大阪市居住。 ・2017年から警察官採用試験対策を開始。合格実績としてプロボクサーや現役自衛隊員、転職歴多数者、元警察官、フリーター、工場勤務者など様々な経歴を持つ受験者を合格に導く。 ①『30代の女性は警察官になれない』というネット上のデマを払拭するため、30代の女性受験者を集めて合格に導いた実績 ②テレビに出演する有名な元警察官(警部級)のコメンテーターから『君は警察官にはなれないよ』と言われた受験者を合格に導いた実績 この①と②の実績を公表してネットに大きな反響を与える。 当サイトの情報をコピーペースト等して二次利用することは固く禁じておりますが、リンクはフリーですので参考になる記事がございましたらご自由にリンクを貼ってください。